北海道「知床」峰浜小学校の鮭稚魚飼育観察ブログ日記

13年間の鮭稚魚飼育観察は閉校により2013年に終了。貴重な記録として残しています。コメント等は現在も受け付けています。

秋の川ふか場の場長さんに聞きました

2006年03月31日 | 2005 さけのしいくについて
 そろそろ浮上してきた鮭が増えてきたので、今後の飼育について秋の川ふか場の場長さんにお電話でお伺いしました。毎年のことになりますので、記録として書いておきます。


Q:浮上している鮭が増えてきました。暗幕をはずしてもいいでしょうか?

A:いいですよ。まだかくれている鮭もいると思うけど、明るくしたら浮上してきます。


Q:5月15日に放流を予定していますが、水温はこのままでいいでしょうか?

A:あとから来た鮭は、高めの温度設定(促進:そくしん)にしていましたね。最初からいた鮭と同じ6度に下げましょう。5月15日ごろには体重が0.8グラムから0.9グラムになって、体長5センチメートルぐらいのちょうどいい(適正:てきせい)大きさになりますよ。


Q:もうえさをあげてもいいですか?

A:浮上が始まってからしばらくたちますね?もう、あげてもいいですよ。底にしずんだえさも食べるので、石は取りのぞいて下さい。


Q:えさはどのくらいの量をあげたらいいですか?

A:一日にえさをあげる量をもとめるしきがあります。一つの水そうに稚魚が600ひき、最初からいる鮭の体重がおよそ0.4グラムとすると、かけ算をして240グラムになります。
 そのおよそ2.5パーセントから3パーセントの量をあたえるので、3パーセントとすると7.2グラムのえさを与えることになります。

 (体重)×(水そうの稚魚の数)×0.03=一日にあたえるえさの量


Q:2種類のえさ(小粒と大粒)があるのですが、ちがいは何ですか?

A;小粒の物はえさのやりはじめに与えます。どんどん食べるようになると、大粒の物を与えます。えさが底にしずんでからも食べるようになりますよ。大粒の物は、くだいてえさを食べる練習をするためです。ふか場では最初から大粒の物をあたえていますよ。



 おうかがいした内容は以上です。飼育5年目になりますが、まだまだ知らないことがたくさんありますね。子ども達からも飼育についての疑問などを、場長さんに聞いて、調べられるといいなぁと思っています。場長さんありがとうございました。

(どんこう列車)

 明日から新年度。開設からこのブログ日記を担当してきましたが、今日が最後の日になりました。4月からはBUZZ先生の担当になります。5月15日の放流式まで、引き続きよろしくお願いします。

水槽の掃除をしたよ☆

2006年03月01日 | 2005 さけのしいくについて
今日、中学年と高学年で水槽の掃除をしました。
ぼくは外で一人で水を管理していました。
「すこし寒いな」と思っていました。    チャッピー
 
私は、左の水槽の死んでしまった仔魚を取る作業をしていました。
石のかげにかくれたりした仔魚を取るのがとても大変でした。
手が冷たかったけれど、最後までがんばりました。
水かえをしました。きれいになったので、きっと喜んでいると思います。
これからもぐんぐん大きくなるといいな♪   みかん姫
                            ☆チャッピー&チャッパ☆

3月1日 おそうじおそうじランランラン♪

2006年03月01日 | 2005 さけのしいくについて
今日の5時間目に、中高学年で、サケの水槽のそうじをしました。ホースをつないで水を出すチーム、バスポンプで水をぬくチーム、死んでしまった仔魚や卵をとり除くチームに分かれて、一生けん命がんばりました☆死んでしまったさけを網ですくっておはかにうめて、手をあわせた。死んでしまった仔魚は、だいたい10匹でした。水槽がきれいになって喜んでくれているといいな。5月の放流式まで、これからもそうじやブログなどがんばりたいです。 (チップ&デール)コスモス・sima

ハルニレの時間

2006年03月01日 | 2005 さけのしいくについて
今日は、ハルニレの時間にサケの水そうを中学年と高学年とでそうじをしました。まず、私たちのチームは、チーム峰山中とチップ&デールといっしょに死んだサケや卵のからを取りました。他のサケたちをおどろかせないようにやりました。水そうの中に手を入れたりととても大変でした。そして、、、、最後にサケのお墓を作って優しくうめました。
         どんホグ

おそうじおそうじ♪

2006年03月01日 | 2005 さけのしいくについて
今日は、し魚の水槽そうじをしました。なので2回投稿することにしました。もちろんみんなもやっています。まず、中学年と高学年でそうじをしました。ニレの木チームは、ポンプを水槽にいれて水を半分くらいまで水を吸い取って新しい水をホースでいれました。はじめに右をして左をしました。他のチームは、水槽に入っているからやしぎょの死んでしまったのをとっていました。ブログにコメント下さい☆
ニレの木チーム(アミティー、ミッチーマウス)

水槽の掃除

2006年03月01日 | 2005 さけのしいくについて
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今日は、中高学年のみんなで水槽の掃除をしました。
私達のチームは、死んだ鮭を取り除きました。
右の水槽は、ふ化したばかりで、殻がたくさんありました。
手が、とても冷たく痛くなってしまいました。
でも手がつめたくても、がんばりました。
たんぽぽ「もうやだなと思ったけど、もうすぐで高学年に
なるので、頑張らなきゃと思った♪」
そら「死んだ鮭が中にあったままじゃ可哀想だから
とってあげた☆★」
くろ「鮭の仔魚は、とても小さいけれど、同じ生き物だから、
やっぱりきれいなところに住みたいと思ってがんばった♪」
BUZZ「鮭の天国は、川の中かな?海の中かな?」
今日は、水槽がとてもきれいになってうれしかったです(≧u≦)
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飼育環境について

2006年01月28日 | 2005 さけのしいくについて
峰浜小学校では鮭稚魚飼育を二つの水そうで行っています。
げんかん前のろうかに置いているので、冬は水をあたため、春は冷やすために、クーラーを使っています。

水そうは157リットル 大きさは900×450×450 これを2台。
クーラーはREI-SEA RZ-250Yを2台。

水はポンプでくみあげ、ろかしてじゅんかんさせて使っています。

(どんこう列車)

秋の川ふ化場から,場長さんと職員の方がいらっしゃいました

2006年01月25日 | 2005 さけのしいくについて
 斜里岳のふもとにある秋の川ふか場から職員の方が2名来て下さいました。いつもお世話になっている場長さんと技官さんです。

 仔魚が死んでしまった原因は、はっきりとはわからないそうです。
 右側の水そうと敷いていた砂利の消毒作業をして下さいました。
 消毒に使うのはうがい薬でおなじみの『イソジン』です。魚用の消毒液なので,普通のものと少し成分が違うようです。
 
 右側の水そうの仔魚が死んでしまったので、来週の火曜日に来運(らいうん)のふか場にある、別の発眼卵をいただけることになりました。12月に採卵した一番遅い卵だそうです。今度は大切に育てていきたいですね。
 
 写真はふか場の方が『イソジン』で消毒してくださっている様子です。消毒のにおいがツーンとしています。
(どんこう列車)