岡山市内にある「ジャズ喫茶JORDAN」で開催された、ジャズ講座「ジプシー・スイング~ジャンゴへの道~」で講師を務められた、テル・ミヤタこと山本俊さんにジャズ講座で紹介された、初期ジャンゴを支えたフェレ三兄弟の長男バロ・フェレの貴重な音源を収めたCDを頂きました。
バロ・フェレはギタリストとしては完璧な技術と独自の即興スタイルを持っていたが、本物の極道で、戦後20年投獄され、出所後にこのアルバムを録音したそうである。
このアルバムはモダン・ジプシージャズの最高傑作と言われているそうです。
バロ・フェレは孤独の中、ジャンゴのような名声を得ることもなく死んだ。
ジプシージャズ・ギタリストといえば、ジャンゴ・ラインハルトが有名ですが、こんな素晴らしいギタリストもいたのですね。
大変、興味深く、ためになるジャズ講座でした。