MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジの日記・・(楽問のすすめ・・)

2013年02月13日 | JAZZ
楽問(がくもん)とは・・
学問(がくもん)とは、もともと好奇心と遊び心の溢れる最高の道楽だそうです・・
年を重ね、定年を迎え、有り余る時間ができるいまだからこそ、楽問(道楽としての学問)を堪能し、楽しむべきと、リタイア後の有意義な時間の過ごし方について、様々な記事に出会う事ができる・・
小生が、現在準備中の完全リタイア後に備えた「私の隠れ家」も「楽問の間」にするつもりです・・。

さて、小生と同世代の筆者が昔懐かしいジャズ喫茶の事や、LPレコードの楽しみ方について楽問している面白い記事があったので、紹介します・・

(オトナの楽問/LPレコード)
・禁欲的ジャズ喫茶の楽しみ・・
ジャズ喫茶は、犯すべからざるリスニング・マナーがありました。
・いかに珈琲が不味くても騒ぎ立ててはいけない・・美味しい珈琲が飲みたければ珈琲専門店へ行くべし・・。JAZZ以外は無関心といった風情を保つべし。
・副流煙(ふくりゅうえん)に目くじらを立ててはいけない・・嫌煙家は歌声喫茶に行くべし。
・地震・雷・火事・ゴジラ来襲でもない限り、大声で喋ってはいけない。
・2時間以上ねばってはいけない。延長する場合は新たな注文をすべし。

といったものだったんですが、何とまぁ、我がままな客商売。しかし、当時のジャズ喫茶は魅力にあふれていました。
まず、薄暗い店内に入ると高級スピーカーの重低音が全身を包んでくれる。
店のマスターが目線で座れるテーブルを教えてくれる(これって、ジャズ喫茶のオヤジと親しいってこと。ジャズファンの夢だったんですねぇ)。
店のリクエストノートに聴きたいLPレコード名を書き込む。
珈琲はブラックを注文・・。
香り高きピー缶(紺色の缶に入った両切りショートピース)を取り出し、最初の一本を燻らす。
雑誌「スイング・ジャーナル」で植草甚一の記事を読んだり、足先でフォー・ビートを刻みながらの数10分・・・。
カウンターのLPレコードのジャケットが取り替えられる・・。
私のリクエスト曲!「おっ、この曲をリクエストした奴は?」と、やられたとばかりに他の客たちが辺りを見回す・・ちょっとした優越感。
とまぁ、今思えば青臭く、くすぐったい想い出でもあります。

・郷愁のLPレコードジャケット・・
私にはどうにもCDのあのコンパクトさが物足りない・・30センチ角のLPジャケットに郷愁を感じてしまうんです。
ジャズのLPレコードの魅力は、音盤のみならずプラスそのジャケットデザインにあると。
鮮やかなブルーバックとモヒカン刈りのシルエットのコントラスト「サキソフォン・コロッサス(Sonny Rollins)」、荒れたビルの壁面に手描き風のレタリングの「グルーヴィー(Red Garland)」・・・等など・・。
う~む、やはり、JAZZ・LPレコード・ジャケットには郷愁を感じる・・。

どうですか・・・面白い記事でしょう・・
小生と同世代の”JAZZ好きのオヤジさん”達なら多くの皆さんが思い当たるのではないでしょうか・・

さて、この週末は完全リタイア後に備え、ただ今、準備中の「私の隠れ家」に閉じこもり、懐かしのアナログレコードを引っ張り出して、聴いてみますか・・。




SONNY ROLLINS(Ts)、TOMMY FLANAGAN(P)、DOUG WATKINS(Bs)、MAX ROACH(Ds)


Red Garland(P)、 Paul Chambers(Bs)、 Art Taylor (Ds)


Kenny Burrell(G)、 Stanley Turrentine(Ts)、 Major Holley, Jr.(Bs)、 Bill English(Ds)、 Ray Barretto (congas)
コメント
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