ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

ドイツ ベルリン紀行4 

2014-12-31 23:43:00 | 世界の囲碁 World GO

今年も残すところ後1時間

自分の中で、今年一番大きかった出来事は、ドイツベルリンの大使杯囲碁大会へ行ったことでした。

今まで海外へ一人で行ったことはなかったけど、初めての一人旅がまさかドイツになるとは

思ってもみませんでした。

前のベルリン紀行3から、大分更新期間が空いてしまいましたので

写真を中心にダイジェストでお送りします。

10月11日土曜日 あいにくの雨

でもそんな時こそ碁、これは世界共通。

11日12日は第9回の大使杯囲碁大会 一般の部。

たくさんの人が集まりました。

ちょっとした空き時間に打った、一局の碁

なんとこれは15路盤です。ベルリンではこの他に7路、11路盤も使われていました。

ご飯は

手作りでとても美味しかったです。

11日大会の後は、参加されてた方のブラジリアンティーショップに行きました。

奪い合えば足りない

分け合えば余る

持ち寄れば笑顔 

と書いてあります。なんでもここでかのマテ茶を作ってるそうで

世の中広いようで狭い、狭いようで広い。

夜はサッカーが見れるバーへ。

このお店、碁盤もあります。

ゴールするまで、白は石を取ってはいけない、という特別ルールで一局打ちました。

翌12日はドイツ囲碁界のレジェンドとお話する機会を頂きまして、貴重なものを拝見しました。

囲碁に関する浮世絵、コピーではなく本物です。

ドイツにて、英語で浮世絵の講義を受ける日本人(私)の巻き。

その光景がそのまま浮世絵になりそうです。

旅をしてみて、自分が日本について知らないことがたくさんあることを、知りました。

夜はコンサートへ

ドイツのホール、なんか洒落てるように見える、旅のせいかな?

駅にもアートが!浮世絵を大切にする心と、駅の壁にこんな風にアートしちゃうってのが

なんか共通する所があるように感じました。

さて、書いてる間に今年も秒読みです。

皆様 良いお年をお迎え下さい

 

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17日放送の竜星戦

2014-12-31 17:42:12 | テレビ

17日に平本弥星六段との対局、竜星戦の放送がありました。

私の白番でした。

白が当たったので普通の布石を打とうと思っていたら・・・

一手目5の5に打たれ、びっくりしました。

そしてこうなりました。

1図

左辺はスペースシャトルみたいですね、続いて数手後

2図

4つの5の5を全て打たれるという珍局です。

35路盤ぐらいだったら5の5を4つ打つと丁度良さそうだな、とか変なことがアタマをよぎりました。

棋譜は竜星戦のHPでご覧になれます。

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もうすぐ今年もおわっちゃうよ

2014-12-30 22:09:18 | 手合

ご無沙汰してました。

12月は食あたりになり、

治った直後から対局が続き、

そして本作りの締め切りに迫られて、

ブログがあまり更新出来ませんでした。反省しております。

作ってる本ですが、来年の3月か4月頃に出せる予定です。お楽しみに。

さて、12月18日に打った棋聖戦の予選。

相手は鈴木伸二四段。私の黒番。


棋譜再生

棋聖戦はシステムが変わりましたね。

記念すべき1局目、全棋士気合が入るところだと思います。

私は、最近試してるギャラクシースタイルで1手目8-8に打ちましたが

この碁は完封されて完敗でした。

局後の検討では、黒79が敗因ということになりました。

白中押し勝ち

 

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明日

2014-12-16 23:23:11 | テレビ

明日17日水曜日20時から、竜星戦の放送があります。

平本弥星六段との対局です。

ご覧ください。

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帰郷

2014-12-05 11:11:11 | 手合

昨日は碁聖戦の予選で井上初枝二段と対局しました。

私の白番。 最近隅から打った記憶がありません。

しかし、白番でのこのような布石は、黒で試みるより大分勇気が必要です。

院生時代はよく白で7-7を打っていましたが、15年ぶりくらいに、白番初手7-7でした。

なんか故郷に帰った気がします。

このような布石が通常布石に比べて良いかどうかは分かりませんが、

少なくとも自分の精神状態は、このような布石を打ってる時の方が良い気がします。

 


棋譜再生

214手完 白中押し勝ち

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呉清源先生

2014-12-03 15:03:05 | 世界の囲碁 World GO

先日、呉清源先生が亡くなったと聞き、今までに感じたことのない、不思議な気持ちになりました。

子供の頃、一番たくさん並べたのは、間違いなく「呉清源全集」だと思います。

そんな呉先生は雲の上の存在で、生きる伝説でした。

そして先日行ったドイツでも、大会の度に掛け軸が飾られます。

ドイツの囲碁界でも大変尊敬されていて、運営の方が

「呉先生は今年100歳を迎えられたので中央に飾りました」

と仰っていました。

亡くなられて、「悲しい」という気持ちはもちろんありますが、

100歳、天寿を全うされた人生だったのではないか

という思いと、鮮烈な呉先生の碁の印象が入り混じり

自分の中で経験したことのない気持ちが湧き起こりました。

呉先生は常々

「碁は調和である」

と仰っていましたが、

現代社会に生きる私たちは今

本当の調和とはなんだろうか?と考える時期に来てる。

そんな気がします。

合掌

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