ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

四方山話 無量大数の彼方へ

2016-09-23 23:34:21 | 囲碁&雑学

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こんにちは。

ついに暗号から始まってしまいましたか、このブログは。

今日は一つ打ち合わせがありまして、そこで思い出した話を一つ。

みなさん、囲碁は無限だと思いますか?それとも有限?幽玄?

人間には無限に感じられますが、盤の大きさが決まってる以上、一応は有限なのでしょう。

とはいえその数は宇宙にある原子の数より多いとか諸説ありますが・・・

囲碁の合法的に可能な局面数は

 

 

 

2081681993819799846994786333448627702865224538845305484256394 5682092741961273801537852564845169851964390725991601562812854 6089888314427129715319317557736620397247064840935    通り

 

 

だそうです

単純に考えれば、一つの交点に黒があるか白があるか何もないかの3通りが361個ですので3の361乗ですが、

ルール上合法というのは抜き後には石を置けませんし、回転形や鏡のような対称形もあり結構計算が難しそう・・・

それが上記の数字になるそうですが、無量大数より遥かに大きいのでなんて読んだら良いか分かりませんね

171桁あります。

まあこれは形が何通りかというだけで、手順を含めて何通りか考えると、これよりも更に遥かに大きな数字になりますね。

しかしもはや人間には大きすぎてどっちでもあまり変わりませんw

とはいえ何故かこれを知って感傷に浸ってる自分がいます・・・年かな・・・

コメント
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