ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

5路ワールド

2012-05-25 05:25:25 | 小路盤

おはようございます

最近の流行といえば、「どうぶつしょうぎ」!「よんろのご」そしてごろごろ

そうなんです。今年4月から、NHK囲碁講座のテキストで「5路ワールド」という5路盤のコーナーを連載しています。

5路盤、これがやってみると意外に広いのです。色んな種類の問題が作れます。

そうそう、そして天元があるのが、個人的に好みです。

5路盤は福井正明九段の問題集が2冊あり、これは時代を10年先に行く名著です。

昔、これを見て5路盤の様な狭い盤で、こんな事が出来るのかととても驚きました。

自分で作ってみたいと、その時思いましたが

いくらなんでも範囲が限定されているので問題がかぶってしまうと、頭の片隅にしまいました。

それが、張栩棋聖の4路盤を見せられて・・・

5路にもまだまだ未知の世界があるんじゃないかと思いました。

19路、13路、9路、そして、4路、5路、6路、7路

近頃色んな数の盤が出てきましたが、なんで5路なのかというと・・・

5路盤の打つ場所は5×5=25です。

自分の誕生日が5月25日なので、5路盤を見てるとなんだか故郷に帰った気分になるのです。

あ、今日が誕生日だったか・・・・

今年もよろしくお願いします

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パワーアップ詰碁400・・・とカミングアウト

2012-05-24 11:52:25 | 詰碁

先日発売された、私の初めての詰碁集「パワーアップ詰碁400」ですが、

今度、電子書籍になります

詳しくは明日(25日)発行の囲碁人をご覧下さい。

それと、第1刷であったいくつかの間違いを修正いたしました。

重版のときに直そうと思ってましたが、電子書籍で早く直りホッと一安心。

それにしても、間違いないと思って発売して、指摘されるというのは

恥ずかしながら、ホント冷や汗物でした。

完璧な仕事が出来るようになりたい今日この頃です

 

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金環日食

2012-05-21 19:06:22 | 季節の話題

皆様、ご覧になりましたか?

金環日食。

天気が心配されましたが

実は私、晴れ男でしてこういったときは、だいたい大丈夫です。

この素晴らしさを言葉で表現するのは、ちょっと難しいですが・・・

太陽があって、地球があって、月があって、自分がいて、

それらがそれぞれのリズムで運行しており、それが調和してこのような瞬間に立ち会えるという事は

やっぱり奇跡なんじゃないかなと。

この奇跡が必然なのか偶然なのか?

そんな事まで考えてしまうのは職業柄やむをえない所でしょうか。

これが起こる事を300年以上前に読みきった安井算哲(渋川春海)とは一体どんな人だったのでしょうか・・・

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手合い

2012-05-18 10:15:32 | 手合

昨日は手合いでした。

王座戦の予選で王唯任五段と対局しました。

最近、真ん中から打ってる事についてよく声をかけられますが、

いつも真ん中から打つわけでもなく、隅から打つこともあります。

真ん中から打つというのは、いわば無重力空間に身を投げ出すようなもので、

筋力を維持するために膨大なエネルギーが要るのです。

というわけで、昨日は隅から打ちました。私の黒番。

【棋譜再生】

239手完 黒中押し勝ち。 残り黒1時間52分 白1分

 

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本因坊戦第1局

2012-05-16 21:12:09 | 囲碁

今日はパンダネットで本因坊戦の解説をしました。

137手と短手数で井山挑戦者が勝利しました。

黒1(85手目)の三々からの華麗な読み筋が印象に残りました。

明日は自分の手合いです。

王唯任五段と対局します。

目の前の一局に集中するのが、近頃の自分のテーマです。

がんばります。

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本因坊戦

2012-05-15 11:26:11 | 囲碁

本因坊戦が始まりました。

今年は棋士制度が出来て400年ということで、色んなメモリアルな事がありますね。

ニコニコ動画で、ついに完全生中継が見れるようになりました。

これは楽しみです。実はこの記事もニコニコしながら書いてたりして・・・

そういえば明日私も解説をします。パンダネットで。

幽玄の間、ニコニコ、パンダネット等々、沢山観戦ツールがありますが、これらを見比べてみるのも面白いかも!

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ラ・フォル・ジュルネ

2012-05-06 05:55:55 | 音楽

に、昨日行ってきました。

毎年ゴールデンウィークにやってる、クラシック音楽のお祭りです。

初めてこれに行った時は、まずその規模に驚きました。

二回目に行った時はいつか、囲碁でもこれぐらいの規模でイベントできないかなー

と思いました。本読んだら、動員数のべ100万人って

マジか~  まあそれはそれとして。

昨日は純粋に音楽を楽しんできましたとさ。

特に楽しみなのがピアノのマスタークラス。見てきました。聴いてきました。

今年のテーマはロシア音楽だったので、

ラフマニノフかな~と思ってたらスクリャービンでした。

神秘的なスクリャービンの響きが好きなので、これは実は嬉しい誤算でした。

そのマスタークラスで印象に残ったのが

「先の音ばっかり考えてるんじゃない?」

という先生の指摘。

あえて碁に例えれば、中盤の勝負所なのに、序盤で打った手を後悔してたり、

20手先を読んでるつもりが、勝手読みで3手目から間違ってたり…

きっと何の分野でも、共通する感覚というのはどこかにあって、

今に集中するのが大事だなと、改めて思いました。

それにしてもスクリャービンは聴けば聴くほど好きになる不思議な音ですね…

まさに今、最も地球と近くなるというスーパームーンのようです…

 

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星への帰還

2012-05-04 11:44:00 | 手合

久しぶりに昨日は手合いでした。

宇宙人みたいに中央から打ったり、旅にでたりしていましたが、

ひとまず星に帰ってきました。

【棋譜再生】 相手は黄孟正九段。私の黒。

そう。1手目は星。

195手完。黒中押し勝ち。残り黒90分 白73分。

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発陽論

2012-05-02 10:44:00 | 詰碁

昨日はとても面白いことがありました。

なんでも、ドイツから発陽論を研究してる方がいらっしゃるということで、

それを拝見致しました。

発陽論というのを簡単に説明いたしますと、ようするに詰碁集ですね。

資料を読むと、1713年版本とあります。来年は300周年か

著者は名人因碩です。もうすぐ映画になる天地明察の渋川春海と同時代の人です。

長く井上家(碁の家元)秘伝とされ、古今の詰碁集で最も難しいとされているのがこの発陽論です。

その発陽論の中でも一番難しいのがこの問題。

思えば、この問題を見て衝撃を受けたのが小学生のとき(たぶん9才か10才)

以来これを超える問題を目指して、今まで二千題近く問題を創りましたが、

未だこの境地には程遠く、こんなのどうやって創ったんだと   う~む偉大だ・・・・・・

そういえば入段直前に、発陽論ばっかり研究していた時期があったのを思い出しました。

緑星や院生の控室でこの問題をあれこれ調べていたなあ・・・

明日は手合いです。

相手は黄孟正九段です。

黄先生は私の院生時代の院生師範であり、

この発陽論も約10年ぶりに研究して、これは初心に帰りなさいと言われてるようで・・・

悔いのない碁を打ちたいと思います。

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