図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

青森市民図書館のこころ(第二話)

2006-02-06 | 図書館見学

 青森市民図書館のフロアは3層になっており、フロア配置は、
・6階(AV・YAライブラリー)

・7階(ポピュラーライブラリー、児童ライブラリー、新聞・雑誌コーナー、体の不自由な方へのサービスコーナー)   
   雪とくらしの情報コーナー    
   コインロッカー(冷蔵機能付き含む)

・8階専門ライブラリー   
   専門ライブラリー    
   郷土・あおもりコーナー    
   ビジネス資料コーナー    
   海外資料コーナー    
   アートコーナー   
   CD-ROM検索ルーム    
   コインロッカーとなっています。
この3フロアの移動が簡単にできるよう図書館専用エレベーターも設置されています。

 
(左の写真は専用エレベーター、右の写真はコーナー案内看板)

 今回は7階、8階を中心にご紹介しますが、私図書館屋が気になったのが児童コーナーです。よく手が入って
いる、という印象なのです。 

       

                  (写真は特集コーナーと展示資料に貼られたポップ) 
 
 それも単に展示するだけでなく、写真のように小さな紙に職員がコメントを書いて貼ってあったりします。書店ではよく見かけるポップですが、この図書館では割とまめに貼ってあるし、特集コーナー以外でもあちこちで本の紹介がされています。また、子どもたちに「登場人物に手紙をかこう」という募集し、投稿された手紙は別の場所で本と一緒に展示されています。 

   

  什器も凝っていて曲線をポイントで使い、絵本も面出しができるよう後ろにフレームが付いています。また、本の紹介コーナーなどは職員の手作りですし、看板関係も大半が職員の手によるもののようです。

    

  そしてなぜか児童コーナー入口にはセンダックの「かいじゅうたちのいるところ」人形が・・・。

かいじゅうたちのいるところ かいじゅうたちのいるところ

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 海外資料コーナーでは英語、中国語、韓国語など言語別に分けて置かれており、上部が展示スペース、下部が収納スペースとなっています。   また専門書のコーナーにも曲面書架が使われており、使い勝手は不明ですが、広い館内のアクセントにはなっているようです。

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