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ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

箱根関所跡 二

2018-01-15 | 旅 他
関所跡に入ります

画像が切れていますが「御制札場(ごせいさつば)」


そこに掛けられた「高札(こうさつ)」
関所を通る旅人はこの高札を見上げて
取り調べ内容を知ることになった   ということです。

1 出る(江戸方面から西へ向かう)、入り(京都方面から江戸へ向かう)人全て笠や頭巾を取ること
2 駕籠などに乗って通る人は戸を開けて中を見せる
3 江戸から京都方面に向かう女性はつぶさに証文と照合すること
(人質として江戸に住まわせていた大名の妻子など女性が無断で国元へ帰らないよう取りしまった)
これは庶民の女性も対象にされていたようです
4 刀などで傷を負った者、死人、不審者も証文がないと通行できなかった
5 公家や大名の行列は事前に通行の旨を知らせておけば当日は一切の取り調べはない
不審者が紛れ込んでいた場合は厳重に取り調べる 

背後には芦ノ湖が広がります


風が強かったこの日は海賊船なども運休中でした


大番所と言う建物の前に置かれた長柄建て
ご紋は上がり藤に大


足軽番所前には捕り物道具を建てた三つ道具建てが置かれています




長く急な階段の上に建つ遠見番所


杉木立の合い間からのぞく富士山に
江戸時代の人たちも感動したのではないでしょうか
無事関所を通過出来たらのことですが・・・



コメント (6)
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