棕櫚の木は以前の家の隣の玄関先に大きな木が立っており
花房から花粉でしょうか
毎日家の庭まで舞い散ってきていました
そんな棕櫚を若奥さんはひどく嫌っていて
先の尖っている葉はよくない とか・・・
よく話していたことを思い出します
今日、出先でふと見たそこには棕櫚の木が4,5本立っていて
1本の木がたくさん実をつけていました
棕櫚の実は初めて見たような気がします
写真では白っぽく見えますが
現地で見たときは濃紺?のような色合いの実でした
光の加減もあったのかも知れませんが~~
こんな実がなるの? と 思い検索したところ
やっぱり生るんですねぇ
その実を乾燥させたものは薬用とされるそうです
そればかりか
葉・花・皮・根 などいずれも高血圧の治療薬とされるとのこと
棕櫚にこのような薬効のあることも知りませんでした
○○も歩けばなんとやら
用足し先で何気なく見た棕櫚、しかも実が生っていなければ
特別見上げることなどなかっただろう木に教えてもらいました
出かけるときは軽い読み物を持って出ますが
最近は買いためてあったサスペンスばかり
でも内田康夫の旅情ミステリーは
現地の事を詳しく調べて書かれているので
旅先と本の舞台が同じ所の場合
読んでから行くと結構勉強になります
題名の 『 蜃気楼 』 は
富山湾の春から初夏にかけて発生する現象ですが
富山の配置薬業のことが学べました
信州の実家で物ごころついた頃から
富山のお薬屋さん と呼んで馴染んできました
薬箱にそっといれておいてくださる紙風船が楽しみでした
東京へ来てからもその方の紹介で
住まいの地域を担当しているお薬屋さんを紹介していただき
ずっと配置薬のお世話になっていたので
懐かしく思いながら一気に読み進めています
あと一息!!!