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ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

上高地に想う

2016-10-06 | 山行
すっかり観光地化してしまった上高地ですが、
山は変わらずに厳しく、時に優しくむかえてくれます。
もう厳しさに耐えて山に登れる時代は過ぎてしまったけれど
山の原点が上高地であった事を思い出します。

近くに住んでいても両親につれて行ってもらった事はありませんでした。
村の駐在所のおまわりさんが兄と話仲間であったことから
上高地派出所の宿直の時に  一緒に行くか  と誘って下さり
山岳部の仲間と一緒にお世話になった時が上高地に入った最初でした、
当時高校二年生。時は晩秋でした。
派出所のキッチンで夕食の用意をしている時、電話が入り・・
どこかで遭難死者が出たとの事で、おまわりさんは検視にかけつけなくてはならなくなり、
私たちは帝国ホテルの管理人 木村のおやじさん に預けられ、一晩木村小屋にお世話になりました。
そんなことでもなければ木村のおやじさんに会うこともなかったことでしょう。
翌日は、おまわりさんが 明神池まで案内してくださいました。

今考えると、あれって・・・?仕事中だったのでは?
派出所にずっといなくてはならなかったのでは?
でも当時のお巡りさんの仕事はそのくらいのんびりしたものだったのだろうか。

そんな事を思い出します。
娘時代の上高地は山の通過点でしかなく、河童橋で穂高を眺める・・・
そんなことはあまりなかったように思います。
齢と共に自分も変わっていくものだということ、
変わらざるを得ないものだと感じるようになりました。

釜トンネルの先に新上高地トンネルができました。
そこを抜けると穂高が目に入って来ます。
    

上高地の山は穂高?


好みはそれぞれでしょうが
私は明神岳の岩峰が好き。それと霞沢も!!




梓川右岸に沿い岳沢分岐へむかいます。
 


続きます
コメント (6)
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