紅葉が見送ってくれた。

紅葉が部分的に始まっていた。来年もまたこの地を訪問することになると思うが、来年は、会いたいものだ。

あこがれの、ハチクマ。

１羽のタカも飛ばなかった、翌日。サシバやハチクマが、川の流れのように、西へ西へと、わたり流れるのを、期待していたのだが、サシバは見られなかった（それらしき１羽だけは、遠くを飛んだようだが）。そしてハチクマは、朝から夕方まで１日待ったが、４０羽ほどかな。

ハチクマ、バックは、ほとんど雲の白。

残念だけれど、ほとんど雲に覆われていた。この時はそれでも雲が薄かったようで、ほんのり青い空だ。

ハチクマ、２羽が並んだ。

１度だけ、１０羽足らずだが、群れて上空を飛んでくれた。

ハチクマの背中。

背中から撮れる機会は少ない。見ることのできたハチクマは４０羽ほど。そのうちカメラで追うことができたのは、１０羽足らずだ。背中を見せてくれたのは、このときだけだ。

１年ぶりの、ハチクマ。

１年に１度の、この日を待っていたのだが、飛んでくれたのは、２日目の数１０羽だけ。

それでも飛んでくれた、ハチクマ。

何時間も待って、やっと飛んでくれたハチクマ。

絶望の白い雲。

期待していた、タカの渡りは、白い雲にさえぎられてしまった。

白い雲で覆われていた、山々。

タカの飛ぶ山々は、白い雲で覆われていた。