みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

手話でいきいきセミナー「新型コロナ対策会議~もしもホテル療養と言われたら~」

2021年04月17日 16時10分23秒 | 日記
今、まん延防止等重点措置の中、
みみサポみやぎでは、
手話でいきいきセミナー①
「新型コロナ対策会議~もしもホテル療養と言われたら~」を開催しました。
もちろん、ソーシャルディスタンスで定員を設けた対策の上です。
もし感染し、宿泊療養施設に入ることになった場合
慌てずに準備し、安心して過ごせるようにと
計画を立てました。

講師に、みみサポみやぎ次長の庄子陽子氏。
始まる前から講師と参加者が
コロナに関する情報交換をしていました。

まず、宮城県の現状
(罹患者数の推移、陽性者の内訳、指標)について
グラフ形式でお話していただきました。

その後本題のホテル療養の基本4つの内容を
1.移動の仕方
2.説明の受け方
3.毎日の過ごし方
4.緊急時の連絡の仕方
お話していただきました。
その内容に関して
ろう者に必要な対応は何か
沢山の意見をいただきました。
・コミュニケーションボード(指差し)
・筆談
・説明カード
・遠隔手話通訳のタブレット
・わかりやすい説明の絵や写真入りの資料
・手話ができる職員
・手話動画
・呼び出しボタンなどの日常生活用具
・テレビはあらかじめ字幕設定を。
等々、あっという間の対策会議の時間でした。


苦しい時など緊急事態が起きたら、というところでは、
いろいろ方法はあると思いますが、
「緊急呼び出しボタンを使う」とか、
「部屋の電話から電話をして、受話器をたたくだけで職員が来てくれるというルールを作る」ことが出ました。


とにかく感染しないことが一番ですね!

会議をしながら、
もっと聴覚障害について啓発しなくちゃ!と思った中村でした。
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