みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

気仙沼市みみサポサロン開催

2024年01月27日 13時53分33秒 | 日記

一週間前の19日金曜日に大和町みみサポサロンでも黒川地域行政事務組合
消防本部指令課の方のご協力をお願いし、「練習しよう!NET119」を開催しました。
https://blog.goo.ne.jp/mimisuppomiyagi/e/ca4302316e1fa5b63d96795475c3d8a2

昨日の26日金曜日は気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部通信指令課の
お二人にご協力をいただき、「火事の備え・避難の備え(防災講話)」を開催。

前半は「火災の備え,通報の方法について」
後半は「避難時のチェックポイント、消火器の使い方、煙体験」

まずは前半。
この季節、うんと寒くなりストーブなどを使うことも多くなりました。
また、空気も乾燥しているので火災が発生する件数が多くなっているとのこと。

気仙沼あたりで最近、多い火災原因は放火や放火の疑いがあるのとガスコンロからの
火災。
放火はとんでもないことです。
(家の周りには簡単に燃えやすいものを置かないように。)

ガスコンロの火災は、油をたっぷり入れたフライパンで天ぷらなどを作る時。
その場を離れると火災が発生します。
また少量の油でも大丈夫かと思われがちですが、すぐに大きな火災になってしまいます。
ちょっとでも離れる時は火を消すように!

万が一火災が発生したら?
なんとなく聞くのが、濡れた布をかける、マヨネーズを容器ごと油にいれる。
これ大間違い。とんでもなく効果はありません。
水をかけるのもぜったいダメです!

ではどうするか。確実なのは消火器です。
家庭用の消火器はラベルのところに住宅用消火器と表示された消火器がおすすめ。

消火器はホームセンター等で販売してます。
ただし、消防署のほうから販売してません。
このため「消防署の方から来ました」などと言うは悪質な訪問販売勧誘ですから、
応じないように!

119番通報方法について。
聴覚障害の場合、固定電話の通話が聞こえなくても「痛い!」「火事!」と一方的に
話しするだけでも救急車、消防車は来ます。
固定電話の番号から住所がわかるからです。

FAX119番。
あらかじめ住所と氏名を書いておき、のちに具合が悪い時は悪いところを書いてFAX。
火事のときは「火事!」と。
救急車が来るときはできれば保険証やお薬手帳も準備してください。

(講話にはありませんが、みみサポみやぎから「緊急・災害用お願いカード」は便利です。
ぜひ活用してください。)
http://www.mimisuppo-miyagi.org/data/%E2%98%85onegaicard-A4.pdf

いずれも、救急車を呼ぶときには玄関のカギをあける。
火事の時はすぐ逃げる。

近くに誰かいれば協力することも大事です。

ここまで、通信指令課の方がゆっくりと丁寧に講話していただいたので大変わかりやすく、
手話通訳を見ているろうの方からも質問や意見がありました。
かなり有意義な講話でした。

次に「避難時のチェックポイント、消火器の使い方、煙体験」とレポートしたいところですが、
長々となってしまいますので、29日月曜日、庄子にバトンタッチします。

消火器の使い方で誤って手話通訳者にかけてしまった松本でした。

ごめんなさい・・・。

今日のみみサポみやぎ花壇

 

 

コメント
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