おばさんそれはだめでしょう～

今回の旅行で最年長と思われる二人の女性。
オーバー７０。

気持ちが良いと言うよりも、気持ちが悪くなるほどの食欲。
これだからこの年になっても元気に旅行ができるのだろう。

キャメロンでの昼食時、最後の最後まで。
そして、私達が食べ残したものにまで手を伸ばして食べに食べたおばさん二人。

私は体重維持中なので勿論沢山食べるつもりもなかったが、昨日よりも更に道がきついと言われていたので麺は試食程度とし、後は水分、塩分補給の意味でスープのみを飲んだ。

食べたらすぐに出発。
私は既に薬を飲み、バスに乗ると速攻横になった。

バスは。。。右へ左へと揺れ、とても寝られたもんじゃないが、体を起こすと薬を飲んでいても気分が悪くなる。

どのくらい時間が経ったのだろうか。。。
通路を挟んで隣では良い調子で相棒が爆睡している。

その後ろをふと見ると、ビニール袋を持ったこの旅行一番高齢のおばさんが気分悪そうにしている。

その時ガイドさんに気分が悪いと言えば良いのに。。。

しばらくすると、相棒が
「ガイドさん！！後ろで吐いてる！！」と物凄い勢いで訴えた。

バスは直ぐに止まりしばし休憩となった。

後ろの年配の女性が
「私は大丈夫だけどあんなの見たら気持ちが悪くなっちゃった」と言っていた。

そして一番の被害者は相棒。
リクライニングしていたのでその隙間からもろに吐いているのを目撃してしまったのだ。

それからというもの相棒はそのおばさんが近くに来ただけで冷や汗が出て食事が喉を通らなくなってしまった。

全部吐き切ったおばさんはすっきりしたようにバスに戻ったが、相棒曰く吐いた物をあけてビニール袋をバスに持ち帰ったと言うではないか。

バスを降りてから今後の事もあるのでおばさんに大丈夫ですか？と声をかけてから
「吐く前に言わなくちゃ。バスの中で吐くのはダメですよ～他の人も気分悪くなっちゃいますからね」と言うと、
「今まで気持ち悪くなったことがないから。ナスカに行った時も気持ち悪くならなかったのに」と
言ったのにはちょっと驚いた。

何故、「そうですね。今度気分が悪くなったらそうするわと言えないのか」。。。

その後も懲りずに食事をガツガツ食べていたが、私だったらこんな事があったのだからもしかしたら又気分悪くなるかもしれないからと食事は軽めに食べるだろう。

相棒はその後もおばさんが近くに来ると気分が悪くなるようで結局帰るまで食事をちゃんと食べることはなかった。

この暑いのに食べられなかったと言う事もあるのだろう。
帰ってから二日間寝込んだとメールが来た。笑

最も私が体重の増加をかなり気にしているので相棒も自分の体重が増加することを気にしてあまり食べないようにしていた事も今回具合が悪くなった要因かもしれない。

私が体重維持を意識するのは股関節の為。
見た目を気にして食事制限している訳ではない事を相棒にも理解して欲しい。