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STEREO誌付録 スキャンスピークのスピーカー製作記2

2014-01-05 23:12:30 | インポート

前回のMOOKバックロードホーンは満足できなかったのでオリジナルの箱を作ることにしました。

周波数特性をみると2000Hz以上での特性の乱れがあり、音圧も高くなりこのままでは低音が不足と、ピークでのクセがとても出そうです。

また口径5センチにしては巨大な直径25ミリのボイスコイルはまるで憧れのデナウディオ(現在はMAX)のウーファーをミニチュアにしたのかと思わせます。

ということで思い切ってウーファー的な利用をしてみることにしました。

ただ低域は十分に伸ばしたい、でもバスレフのチューニングを下げ過ぎたら、低音の量感が不足しそう。

ダブルバスレフは少し弱々しい。

口径が小さくエンクロージャーの容量も少なくてすむなら、スピーカーは2本使いで、箱も2つ、チューニングもずらしてスタガードバスレフでいってみることにしました。

図面はこちら 

Photo_2


手書きできたないです、上は容量2.3リットル チューニング70Hz、下は1.9リットル チューニングは110Hzくらいに設定しました。

ツイーターは家に転がっていたARTオーディオのドームツイーター25HP-03を使用することにしました、クロスオーバーは低域限界までと考えられる2500Hz、12dbクロスでいきます。

作成工程です

P1040184

P1040187_2


写真のとおり2つの独立した箱に、だいぶ長さの違うダクトがついているのがわかると思います

P1040200

ネットワークです箱が小さいのでアッテネーターが固定できず、宙ぶらりんです、ダクトには吸音材を挿入して低音の量感をコントロールしています。

P1040197

P1040198


これで完成、期せずしてボイスコイル25ミリトリオです

仕上げはホームセンターの198円ラッカーで白色5回塗り。マスキングにて青色を塗装

JBL またはラックスキット風の仕上げでいきました。

高域は4db程度の絞込みでまずまずといったバランスになりました。







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