ドイツへの道<5> 相手チームの戦力分析

＜'知彼知己なら百戦百勝'　クウェート・サウジはスピード卓越・・・ウズベクは体力に優れる＞

韓国が韓日ワールドカップで4強まで上ることができたのは、ヒディング監督の主導の元、綿密な戦力分析が大きく起因したからだ。韓国選手たちは16強まで同組だったポーランド・アメリカ・ポルトガルの長短所を試合前から見通し、把握していた。
2006年ドイツワールドカップアジア最終予選を控えたボンフレール号も敵を知る為に日夜動いている。昨年12月9日にクウェート・サウジアラビア・ウズベキスタンと同じ組になると決まった後、韓国は情報収集が可能な全てのチャンネルを開いている。

すでにボンフレール監督と이춘석(イ・チュンソク)コーチ、서현옥(ソ・ヒョノク)技術委員などが、신승순(シン・スンスン)大韓サッカー協会ビデオ分析官と一緒にガルフカップ(昨年12月・カタールドーハ)を訪れ、クウェートとサウジの戦力を一度視察した。試合を録画し、コーチングスタッフたちは選手別長短所を几帳面にチェックして記録に残した。また、協会代表チーム支援部は相手チームのアジア2次予選の試合テープを求めている。ガルフカップを視察した関係者たちの評価を総合してみると'甘く見るチームではないが、弱点はあるので勝算はある。'という言葉に要約される。
ボンフレール監督は水曜日(5日)記者会見で'クウェートはカウンターが好き。サウジは体力に優れ、そしてウズベクはヨーロッパ式サッカーを駆使している。' と評価した。相手チームのカラーは大体把握したが細かい分析はもう少し必要な状況だ。

서현옥(ソ・ヒョノク)技術委員は'サウジとクウェートは左サイドの攻撃に優れ、一方右サイドでは守備で虚点を見せた'と分析した。そして'サウジとクウェート全ての攻撃陣の足が速く、瞬間スピードが良いが守備陣は後半に急激に体力が落ちる弱点を露出した'と付け加えた。これ以外に直接試合を見ることができなかったウズベクは、力と体力を先に立たせたダークホースと見ている。
中東の強豪サウジとクウェートは過去を見ても易しい相手ではない。そして去る97年以降争ったことがないウズベクは未知のチームだ。自信感を持つことは良いが、油断は禁物だ。
＜2005.01.06.12:02＠sports chosun＞

ドイツへの道<4> 若い血

＜海外組たちと無限の競争・・・反乱の主人公　夢を見る＞

問：'若い血'とは？
答：2002年韓日ワールドカップに出場していない80年代に生まれた韓国サッカー選手で、昨年アテネオリンピックで8強進出を導いた主役たち。

年が明け、'若い血'たちの大反撃が始まった。海外組たちとのレギュラー争いも本格派されている。
やはり、始まりは昨年12/19に行ったドイツ戦(3-1勝)。バラックやカーンなど世界的な選手で構成された電車軍団を相手にした若い血たちの闘志のすごさは、全世界を驚愕させた。
もちろん、ボンフレール監督も驚いた。これまでボンフレール監督は若い血たちに対して確信がなかった。2006年ドイツワールドカップ2次予選で頭角を現し始めたが、彼らに多くの機会を与えなかった。
しかし、ドイツ戦をきっかけにボンフレール監督は新しく目を開いた。そして来月9日、ソウルで開かれる最終予選第1戦クウェート戦ではそれまでの先入観を捨て、海外組たちと無限の競争をさせると宣言した。

ボンフレール監督は'海外組たちは各国のリーグ戦で、若い血たちは私と一緒にアメリカで、猛訓練をすることになるでしょう。(答えに)正解はない。全てが一緒に集まる2月初め。ここで優れた選手をレギュラーに抜擢する。'と強調した。
初めて若い血に機会が来た。したがって、来たる8日から始まるアメリカでの訓練は彼らの未来が決定する運命の舞台となる。
それだけに、この訓練に臨む若い血たちの覚悟はすごい。

김동진(キム・ドンジン/서울ソウル)は、'機会を得た。サッカー人生を全て賭けても絶対にレギュラーを確保できるようにする。'と話した。김두현(キム・ドゥヒョン/수원水原)も'自信はある。ミッドフィルダー要員は豊富だが、ベスト11中の1席は自分が押さえる。'と、強い自信感を表した。その他、남궁도(ナムグン・ド/전북全北)・ 최성국(チェ・ソングク/울산蔚山)・ 김영광(キム・ヨングァン/전남全南)・ 오범석(オ・ボムソク/포항浦項)なども刀を磨いていることは同じだ。
とにかく、2005年韓国サッカーの話の種は若い血だ。果たして誰が反乱の主人公になるのか。
＜2005.01.04.11:55＠sports chosun＞

ドイツへの道<3> 海外組

＜国内組とレギュラー争い1本勝負・昨年の不振脱出・・・'ワールドカップ魂生かす'意思＞

海外組が歯を食いしばった。昨年、2006年ドイツワールドカップアジア地区2次予選で、A代表チームに見えた不振のアザを背負った海外組太極戦士たちが、最終予選では2度また同じ間違いを犯さないという覚悟を見せている。
海外組たちの特別な意欲は昨年12/19に戦ったドイツとの親善試合で国内組たちが見せた意欲から始まった。
アテネオリンピック代表チーム出身の選手たちが主軸になった'新しい'A代表チームはこの試合で、勢いに乗っていたドイツを迎え、3-1の快勝を収めた。
試合内容でも国内組たちが見せた闘志と活躍は、これまでA代表チームの気の抜けた試合に比べ、確かに熱くなった。

所属チームの試合日程によって代表チームに選出されなかった海外組たちもヨーロッパと日本の地域で中継された試合場面を見た。そして感じた。2年前、ワールドカップで自分たちがつけた魂が'若い血'たちにそのまま受け継がれ、その中でうごめいているという事実を。
ここからは競争だ。すでに実力の検証を受けている海外組たちだが、挑戦してくる'ニューフェイス'の強い勢いに正面対決で勝つという覚悟を見せている。

이천수(イ・チョンス)は'レギュラー争いは当然だ。そして勝つ自信がある。'と自信感を見せた。박지성(パク・チソン)と 이영표(イ・ヨンピョ)もやはり'後輩たちの成長を歓迎する。前向きな競争を通してもっと全力で戦うことが高まると良いと思う'と、明らかにした。
国内組たちの挑戦で、その間、落ちていた'気持ち'がもっと堅くなったということだ。

特に海外組と国内組の対決で目を引くのは、ボンフレール監督就任以降にAマッチ10試合で8ゴールを記録した이동국(イ・ドングク)と'ワールドカップの英雄'안정환(アン・ジョンファン)のストライカー争いだ。2トップで出て、シナジー効果を出すことができなかったこの2人は、そのうち1人は最終予選ではベンチを守らなければならない可能性が大きい。
最終予選はすなわち、本戦のリハーサルだ。最終予選で出場することができなければ、結局、本戦でもベンチの世話係りだ。
自尊心をかけた海外組と国内組の間の熾烈なレギュラー争いとこれによる'強い韓国サッカー'の復活をファンたちは期待している。
＜2005.01.03.11:57＠sports chosun＞

ドイツへの道<2> ボンフレール号'サバイバル戦争'開始

＜7日・ドイツ行スタート　冬季休暇を返上しロサンゼルスで最終予選を控えて'玉石選り分けること'＞

ボンフレール号が新年初頭から緊迫に戻る。仕方ない。夢の祭典である2006年ドイツワールドカップに行く為には1秒たりとも惜しい。
太極戦士たちも冬季休暇を返上して7日、坡州NFC(ナショナルトレーニングセンター)に集結する。そして翌日、訓練地となるアメリカ・ロサンゼルスに向かう。話の種は'サバイバル戦争'だ。

この訓練には純粋な国内組太極戦士21名が参加する。ボンフレール号の皇太子이동국(イ・ドングク/광주光州)を含め、남궁도(ナムグン・ド/전북全北)・ 최성국(チェ・ソングク/울산蔚山)・ 김동진(キム・ドンジン/FC서울FCソウル)・ 김두현(キム・ドゥヒョン/수원水原)・ 오범석(オ・ボムソク/포항浦項)などが、海外組とのレギュラー争いを控えて火花が散る生存競争を広げる。ボンフレール監督も続けて'アメリカでの訓練期間は玉石を選り分けること'と明言した。

ボンフレール監督はアメリカでの訓練期間中に行う、コロンビア(16日午前9時・以下韓国時間)、パラグアイ(20日昼12時)、スウェーデン(23日昼12時30分)などの評価試合を通じてこれらの技量を確認する計画だ。
アメリカでの訓練を終え28日帰国するが、代表チームには休息がない。坡州NFCで目前に迫った最終予選第1戦クウェート戦(2/9午後8時)に備える。
クウェート戦に先立ち、海外組が全員合流して行うエジプトとの評価戦(2月4日)でベストイレブンが選ばれる。

3月はドイツワールドカップ最終予選通過を見極めることができる月となる。サウジアラビア(25日AWAY)と、ウズベキスタン(30日HOME)と相次いで試合を行うからだ。
4,5月には最終予選の予定がない。しかしながら1ラウンドで示された問題点を補う為に、各所属チームに協力を願い、Kリーグ運営に差し支えのない範囲で訓練と練習試合を推進する計画だ。

6月は'運命の月'。事実上、ワールドカップ最終予選進出チームが決定する。韓国はウズベキスタン(3日)、クウェート(8日)とAWAYで試合を行う。そして8月17日にはソウルでサウジと最終予選の最終戦を戦う。
一方、韓国はサウジとの最終戦に先立ち8月初め、東アジア選手権大会に出場する。
＜2005.01.02.18:23＠sports chosun＞

ドイツへの道<1> 'ハンサム'安貞桓-李東國

2006年ドイツワールドカップ最終予選の年が明けた。
アジア地区は8ヶ国が4.5枚の本戦行きチケットを取る為に、来月から熾烈な競争を広げる。
サウジアラビア・クウェート・ウズベキスタンとA組に入った韓国は6回連続本戦進出という目標を立て、来る8日、アメリカ現地訓練を皮切りに仕上げに入って行く。6回連続本戦進出はブラジル・アルゼンチン・ドイツ・イタリア・スペイン・イングランド・メキシコ・ベルギーなど、世界的には8ヶ国だけが成し得た夢の記録。
ついにその神話創造が始まる。
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『2006年ワールドカップ本戦進出は私たちが責任を負う。』
夜明けを知らせるニワトリのように今年の韓国サッカー界は韓国サッカーの2人のスターが開く。
'オルチャンストライカー'안정환(安貞桓/アン・ジョンファン＠29・横浜)と이동국(李東國/イ・ドングク＠26・光州)。
ハンサムな外見やボールを扱う腕前も'芸術'だ。この2人の足に2006年ドイツワールドカップ本戦進出がかかっている。
この2人は懇意な先輩後輩の仲だ。だが、グランドでは一寸の譲歩もない競争者でもある。
むしろ、このように火花が散る競争で韓国のサッカーは楽しくなる。競争が力の上昇につながるからだ。
またこれらは、悽絶な戦地で勝利する為に今日も餌を執拗に啄むニワトリのように少しの間もボールを置いたままにしていない。

안정환(アン・ジョンファン)は2002年韓日ワールドカップを通して技量の確証を受けた'最高のストライカー'。しかし、昨年11月17日ドイツワールドカップアジア地区2次予選・モルジブ戦(2-0勝)の時、右足腓骨を骨折し、現在リハビリ中だ。
負傷したことで、肉体的に苦痛にさせるだけでなく、最終予選に向けた意気込みも曲げることのないように調整している。
안정환(アン・ジョンファン)は来月9日、最終予選初戦となるクウェート戦で必ずグランドを踏むと汗を流している。

悲運のスター이동국(イ・ドングク)は3年待った。2002年韓日ワールドカップ最終エントリーで脱落、悔し涙を飲んだ이동국(イ・ドングク)は今度の大会でその恨みを解くと堅く意気込んでいる。
この3年間切歯腐心*、グランドで'刀'を磨いた이동국(イ・ドングク)は昨年'ボンフレール号'が発進した後、最高の8ゴールを叩き出し、代表チームの'皇太子'に躍り出た。
特に昨年12/19に行ったドイツ戦(3-1勝)では、世界最高の守護神オリバーカーンも驚愕したゴールを記録しそれ以降、自信感も空を突いた。
이동국(イ・ドングク)は'ワールドカップの舞台は一生の夢'と言いながら'難しい機会を得るというだけに、今回は必ず夢を掴む'と話した。

寒さを忘れたまま1つの目標に向けて走っている안정환(アン・ジョンファン)と이동국(イ・ドングク)。
'顔の価値？'をまともにするこの人たちがいて、韓国サッカーは心強い。
*切歯腐心＝歯ぎしりをして悔しがること
＜2004.12.31.11:13＠sports chosun＞

いーやーだーー（＞＜）

水原　曹秉局・高宗秀を渡して金南一　迎入＠goodday1/12

どうやら、水原と全南の間で2対1のトレードが慣行されるらしい・・・。
しかも、仮にも（仮？）名前が売れてる3人ですよ・・。
조병국(曹秉局/チョ・ビョングク24)・고종수(高宗秀/コ・ジョンス27)対김남일(金南一/キム・ナミル28)の交換トレードですか。

まったくもって、よくわかりません。
しかも、秉局は怪我の治療の為代表を辞退。
24日から日本（横浜）で手術（治療？）らしく、2ヶ月くらいは復帰できなさそう。
（注：秉局が行っちゃうのがヤダって言ってるわけではなく。です。）

宗秀も、「故郷が全羅道・麗水だから、地元に帰って・・・」
なんて書いてありましたけど、そういうくくりにしてしまうのもかなりどうかと思いますが。

んで。全南・・・若いDFいるぢゃないのー！A代表の。
まだ足りないというわけ？？

それにしても。南一・・・負けないからね。絶対（キッパリ）。

併せて、손대호(ソン・デホ)選手の全南への金銭トレードも行われるようです。
・・・こんなにDF出しちゃってどうなることやら。