goo blog サービス終了のお知らせ 

心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~冬の向日葵~

2016-01-04 | パソコン画
    

 向日葵が泣いている

 季節を忘れ
 季節に閉ざされ
 季節を追いかけたけど
 どこにも 仲間がいなくなり
 雑技にまみれ 雑草にも巻かれて
 ひとりぼっちで

 僅かばかりの 陽だまりには
 光も射さず 寒風に分捕られて
 もう 行き場所もない

 冬に咲いた 向日葵
 風のなか 花弁に緑葉も
 誰を待って 咲いたのか
 いまは 分らない

 太陽も背を向け
 季節に撹乱されながら 
 山里の春を待つには
 遠過ぎて 

 向日葵が泣いている

 いつか
 元の居場所に戻りたいと
 黄色の花びら 震わせながら

 たった1本だけが 残された


 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~だからと言って~

2015-12-29 | パソコン画
    

 
 だからと言って

 いっぱいいっぱい 頑張っても

 誰も褒めてはくれないのに

 バタバタして 今年を乗りきる

 
 ”年末に大掃除”なんて 誰が決めたの

 あっちやこっち

 あそこもここも

 動きたくないと言いながら

 手と足 それに口まで動かして
 
 手抜きでも いい加減でも 適当でも

 やらなくては 終わらない

 
 あっ痛い どこもかしこも筋肉痛

 頭の先から 足先までも コリコリ ガッチガチ 

 それでも

 張り切ってしまい 

 日頃、きちと出来てないからそのツケよ! なんて

 言われてしまっても 無視 無駄 無関心

 静観が出来ないのが 主婦たるゆえんだから


 そう、だからと言って~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~ひとりの空間に~

2015-12-19 | パソコン画
     


 誰もいない

 ひとりだけの

 部屋にある 空間

 
 そこは
 
 空想と現実の狭間

 優しさと したたかさ

 揺れている 戸惑い 

 想像できない 仮想できる

 わたしが 私に反応する場で

 不思議な それでいて

 頑な世界

 
 北向きの窓から

 日射しは入らないけど

 雲間のない空と 山肌がみえ

 出窓のカーテンは

 風を呼びながら 揺れて見せる 

 
 少しの間

 時間に止まり

 ひといき

 何もない 何も求めない 空間に

 漂っている 

 漂っていたい

 

  
  

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~そこに、曲がり角~

2015-12-17 | パソコン画
  


 そこに

 曲がり角がある

 突き当ると どうにもならない壁

 角があるから 曲がってみる

 何があるのか 

 何が待っているのか

 わからないけど 曲がってみる

 
 角がなければ

 きっと

 このままで

 歩くのに.....




  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~枯れ葉~

2015-12-13 | パソコン画
    
 
 どこまで飛んでいくのか

 飛ばされて舞い

 舞ったら 飛ばされて

 風の調べも

 風の声も

 聴いてはいない 枯れ葉

 樹木に囲まれた 湖畔

 僅かな日射しが残る 湖水

 舞い落ちて 浮かび やがては沈んでいく

 
 引き返すことも

 つき進むことも

 出来ないまま  

 夢場所を探しては 彷徨い

 寒風にさらされたなら

 行き場を失ってしまう 

 
 いつしか 舞い戻ることがあっても

 枯葉は枯れ葉で....終わる
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~雨模様~

2015-12-10 | パソコン画
    

 もう

 いつからか雨

 まるで霧のような か細い糸が流れて

 雨音が聴こえてくる

 しとしと しんしん しずしず


 いいえ

 音など 声など聴こえない

 何も聴いてはいない 雨空

 灰色のあつい雲を 蹴散らしたいだけ

 僅かな日射しを取り戻したいだけ

 ただそれだけなのに

 いつまでも止みそうにない


 雨って不思議

 気持ちまでも変えて 引きづっていく

 宥めておきたい 今朝の気分

 予報どうりで つまらない雨模様は

 どこまで続くのか


 いつもだと ホッとして見上げる空

 何かしら言葉をかけて 喧嘩してみたい

 何故って

 お出掛けするから.....
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~小さなしあわせ~

2015-12-02 | パソコン画
   

 今朝の空
 
 まだ明けないで 真っ黒なのに

 星が 無数の星が 

 散りばめられた宝石のように 

 煌めいて 光を放っている



 何度も見てきただろうに 忘れていた贈り物

 ホッとひと息ついて 空を仰ぐと

 「ベランダから覘かないで

 寒くても 外に出なさいよ!」

 誰かに言われそうで.....

 
 いいや 

 私がわたしに言いたい

 まだ日の出も 朝焼けも始まっていない

 だけど

 こんなにも魅せる 星の輝きに

 ひととき 

 忘れられたり 想い出したりで 癒されて

 
 明日も その次の日も 

 この空に 出逢えたなら それが 

 ”小さなしあわせ”

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~もう12月がやって来た~

2015-12-01 | パソコン画
  

 もう12月

 12月がやって来た 

 とうとう師走に突入

 
 早すぎ

 まだまだ

 何故だか

 どうして

 嫌だぞ

 何て言葉をいっぱい並べても

 表現できないほど12月が 早く来て困る

 12月になる前にして置きたかったこと

 やらなければいけないこと

 山ほどあったのに 何も出来ないまま過ぎた

 無計画 無責任で すべては自己責任だけど 

 だから

 どうしても

 絶対に

 まだ来てほしくなかった


 もう12月
 
 どうしても返せない 後戻りできないから

 まあ いいや

 どうにかなるさ! 






コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~朝のひととき~

2015-11-30 | パソコン画

    

 まだ

 真っ黒で何も見えない窓を

 そっと手で拭いながら

 夜が明けるのを待っていて

 
 この窓を 開ければ

 寒気が流れ込み お部屋の空気が一変して

 目覚めの 珈琲が覚めてしまうだろうか

 若い頃に流行ったサウンド カセットで聴きながら 

 何て考えてしまう


 風も吹かない

 何の音も聴こえない 硝子窓の

 滴り落ちる露を内から 拭いながらの 

 僅かな時間 朝のひととき 

 
 窓の外では

 庭のモミジや欅 

 吹き溜まりに 枯葉が落ちて

 花を咲かせている 草花たちは

 摘んで欲しいとばかりに 花壇で競って

 まだ咲いているだろう

 
 いつのまにか 明けてきた空

 薄雲に隠れて 蒼くて広い

 近所の窓明りも チラチラ 灯って

 
 ああ.....始まった 私だけの朝が

 ”今日は何から始めようか”

  
 
 
 

 

 
 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~何故か心に~

2015-11-21 | パソコン画
   


 心って面白い

 あれだけ波打っていたときは

 さんざん言葉があふれたのに
 
 思いっきり 言葉で返したのに

 穏やかな波打ち際に 戻ってしまうと 

 何も出て来ない

 
 夕日の海なんてもういいや

 沈む太陽なんて みなくていい

 潮風が吹いても
 
 ゆっくり打ち返す 海に

 彷徨っているのは 波花で

 どうして欲しいのか

 何を言いたいのか

 問いただしてしまう 心に

 ただ 怒っているだけ

 
 何故か..... 



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~落ち葉よ~

2015-11-18 | パソコン画

     

 どこからか
 風の音が聞こえ
 どこへ向かうのか
 あてもなく彷徨う 落ち葉
 クルクル ひらひら パサパサ
 落ちては 舞いながら
 舞いながら 落ちる
 
 踏まれて
 飛ばされて
 雨に濡れ
 風に吹かれ
 また 飛んで
 
 湖面に浮かんでは 沈み
 流されては しがみつく

 落ちてしまえば
 枯葉の戯言で
 戻れないことも
 忘れられることも
 わかっているけど
 どうにもできない

 鮮やかな緑の衣に
 想いを託して
 吹き溜まりに 望みをつないで
 季節の風に夢みても
 もう誰も 相手にはしない

 わかっているのか
 落ち葉よ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~枯葉が舞う~

2015-11-09 | パソコン画
   

 枯葉が舞う
 舞いながら 何を想う

 青葉のころ
 風に乗りたくて
 風を待って 夢を見た
 大空の彼方 宇宙船のように
 飛んでいき 舞い落ちる

 枯葉が舞う
 舞いながら 何を想う

 生茂る 森のなか
 公園にある湖水の辺り
 人里離れた小高い丘
 どこへ行きたいのか 
 どこへ向かうのか
 わからない 
 
 いつだったか 
 大樹の衣でいた頃
 蒼いミドリ葉で輝いて 居座っていた
 吹いても 吹いても 小枝や幹と
 逞しく着飾った姿を さりげなく見せて
 多くの仲間たちと 競いあっていた 

 枯葉が舞う
 舞いながら 何を想う 

 舞いながら 飛ばされて
 舞いながら どこへ向かう
 風に吹かれて どこへ行く
 風に乗ったら そこが夢処  

 枯葉が舞う
  
 

   
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風と歩く~

2015-10-18 | パソコン画

     

  風が吹いて

  風が通り抜ける

 いつも通る 散歩道

 呼んでもないのに

 待ってもいないのに

 あたりまえのように 通り過ぎて

 ふと、立ち止まってしまう


 足元で蔓延る雑草

 名もわからない 野草が混ざり 

 背いっぱいに 紫や黄色の花を咲かせて

 両脇でススキの 束になった穂が

 コスモスは散らばったまま 花びらが揺れて

 山里の秋を告げるのか

 
 風が吹いている 

 涼風が終わると やがて寒風の季節

 野原に続く山道 樹木のなか

 風を感じて

 風を受けながら

 風と歩く
 
 

 
 

 




 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風が吹いて~

2015-10-16 | パソコン画
        

 風が

 透きとおった風が 吹いている

 ざわめきのなか

 揺らしながら

 囁きながら

 音も立てずに しのび寄る

 どこへ向かうのか

 どこに行きたいのか

 わからないから 窓を開けられない


 いつか木立の陰で

 樹木や湖水に 

 気ままで

 思いつくままに

 そよいで まわっていたのは

 気まぐれ それとも.....

 
 風が吹いている

 心に抱かれながら

 窓を開けるのを 

 きっと 待っている



 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~クレパスの世界、あか色~

2015-10-13 | パソコン画
   

 いっぱい 飛び跳ねて
 出番を待っている クレパス
 テーブルに並べて 何を描こうか?

 空もいい 青空が
 虹もステキだ 夢がある 
 林檎とみかん 網籠に入れて飾ったら
 それとも 笑っているピエロ人形
 窓から見える花壇は 小花が色とりどり咲いて
 並んで競っているよ 綺麗に!

 クレパス やっと買った36色 
 何故か ワクワクして
 ”にらめっこ”しながら
 あれこれ考えても 決まらない
 う~んと 溜息ついて
 「何を描こうか」
 
 とてつもなく
 どうにもならないような
 表現しにくい 色があって
 こころに 残ったまま
 クルクルまわしながら ひきつけられているのに 
 どうにもできない 出せない色
 真赤な夕日 幻想的な”あか色”

 赤でもない 朱 紅 真っ赤 あか
 いいえオレンジや薄い紫 ベージュ 黒
 あれこれ混ざった 色をつくりたくて
 重ねて 合わせて 混ぜて 
 だけど 躓いていた

 幼い頃から 憧れて
 忘れられなかった 自然の雄大さ 優雅さ ときめき 
 吸い込まれそうになった記憶 ひらめき 想い出しながら
 辿りつけるか 夕焼け 茜空 雲間 果てしなく広がる空

 クレパスが呼んでいるけど
 ”あか”が見つからないけど さがしながら
 描いてみたい 戻れるだろうか  
 あの頃に.....
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする