心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

何かへの・・・想い

2021-06-16 | 

     



何かを伝えたいのに 言葉が出ない

何かに話しかけたいのに 誰もいない

何かを探しているのに 見つからない

何かに縋って曝け出したのに どうにも出来ない

何かを求めているのに 言えるはずがない

何か僅かな思いに 答えられない

何かを決めつけないで 掴めない

だから きっと 虚想のなかに居るのだろう 

そう 想いたい・・・・



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散歩道に咲く花

2021-06-13 | 

      

もう コスモスが咲いて
まだ 秋風も吹かないのに
散歩道で 誰を待ってか
揺れている

何を そんなに急いで
咲いているのか わからない
紫陽花も アイリスも 向日葵も
梅雨空を眺めながら 不思議そう

あぜ道は 
花の綿毛か飛び交い 
草花を白く覆って 包んで
名もなき花 集まり 
雑草に塗れ 季節の彩り 
いっぱいに 散りばめられ

何処まで行こうか!
薄雲の広がる 雨模様の天
歩きながら 野花とお喋り
田園には 散らばるように
白やピンクの花びらの コスモスが
居場所をみつけ 得意顔で

そう 風に吹かれて
いま 飛んで 飛ばされ
いつでも 何処でも 
好きなように 咲いて
みんな 待っていてくれる  

ほら もうすぐ 
空色が変わるから 何もかも
動き出しているよう だけど~
 
  
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いま、この時~

2021-06-09 | 

       

いつの間にか 
緑の野辺が あぜ道が 遠くの山並みが
初夏の香りに包まれて
彩り豊かに 新緑を置き去りにして
思い思いの 微妙なまでの変身で
独特の色彩を醸し出している

そうだよね
少しずつ 少しずつ
今の季節を そっと受け入れ
変わろうとして いいえ
変わって行く
移ろう季節の中 自分だけのカラーを
創りだそうと それぞれが私色に
染まって…

雨も風も雲も 何よりも空も
流れゆく景色の色を 確かめながら
何かを変えて 今を
いまらしく 見守る

緑の輝き
野花の囁き
木々の叫び
小鳥の鳴き声
野山の息吹

何もかもが いまを
この時に 息づいて
辺り一面を イキイキさせて
包んでしまう この時季

優しさに溢れて~

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少しだけ、心の話し

2021-06-05 | 粘土細工
      

 
 少しだけ ココロを
 休ませたいときがある

 少しだけ 気持ちを
 労りたいときがある

 少しだけ 横を向いて
 知らん顔をしたいときがある

 少しだけ 誰にも知らさず
 旅に出たいときがある

 少しだけ 風に吹かれて
 野辺に座り眠りたいときがある

 少しだけ ”ちょっと”と言って
 ”しばらく”に置き換えたいときがある

 少しだけ 上を向いたら
 窓辺に光が届いて 眩しいときがある

 少しだけ 泣いてみる
 だけど泣けない 高ぶるときがある

 少しだけ 後ろを向く
 何となく納得し終ることがある

 少しだけ 少しってどれだけか
 真剣になって 測ってみたいときがある

 少しだけ 何となくで
 終りたいからか 言葉を濁すときがある

 少しだけ いつまでもって 
 どう言う意味か 考えているときがある

 少しだけ 少しだけでないから
 何かを真剣に問うときがある

 少しだけ 何かの感情を
 色で表せたいと思うことがある

 少しだけ 何かに縋れば
 ”落ちつくかも”と逃げていることがある

 少しだけ ココロのままに
 コロコロ動かして 回すときがある

 少しだけ 止めを刺して
 窓を開ければいいのに 鍵をすることがある

 少しだけ 心を詠う
 そんな価値も値打もないと 振り向くことがある

 少しだけ 少しだけ
 愚痴ってみたら落ちつくことがある

 少しだけ 弱みを見せず
 強さも見せず乗りきりたいと 進むときがある

 少しだけ 下らない
 言わせて貰いたいと言えないときがある

 少しだけ 少しだけと
 言い過ぎたから もう終わりにしたい

 少しだけ ココロを
 休ませたいときがある
 だから…
 心でココロを持て遊ばないで!
 

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もう、いまは六月で~

2021-06-03 | 粘土細工
         


 
 六月になれば…

 何かが変わり
 何をしょう
 何が出来て
 どうなるから
 どうしょう

 六月になれば…

 何を求めて
 何に縋る
 何に希望があり
 どうなるから
 どうしょう

 六月になれば…
 紫陽花は鮮やかで華やかに 瑞々しく
 欅は堂々として大樹の貫録で 逞しく
 緑の野はいつまでも青く 神々しく
 山並みの向こうに流れる雲は 清々しく
 だけど いつものように いつもと同じ景色

 六月になれば…
 何かが変わり
 何かが始まる
 とめどもなく不安定な 状況に
 ついていけない 何かが
 叫んでいる 嘆いている 喚いている

 六月になれば…
 雨模様の天を眺め 
 何かを待って
 何に期待するのか

 ”いつも”はあっても
 いつもの中は 私にしかわからない
 馬鹿げた答えを 気持ちに聴いてみる

 もう いまは六月で~
 
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いま、陽射しのなかで~

2021-06-01 | 
        


眩しほどの 陽射しのなかで
緑が艶やかに 輝くなかで
薄雲のたなびく 碧空のなかで
僅かな風に揺れる 梢のなかで

何をしょう
何が出来る

いっぱい いっぱい
思い出を溜めた 自然は
何とも雄大で優しい

木々に声を掛けて
木の葉を揺すって
草花とお喋り
野道を走ったら
小高い丘に登る

だけど いま
閉鎖された空間に
居るようで
何処へも
誰とも
何も 出来ない
大空や 雲や 風のなか

何をしょう
何が出来る

いま コロナ禍に居て
どうにもならないけど
もがいている 焦っている
何かを確かめ 何かを追いかけ
明日を探している

あの山並みの向こう
何が待つのか 
野は答えてくれないから
いまはただ 季節の中で
精いっぱい 輝くだけで~

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