・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
詩などの紹介をしたい
・友達づくり
何を語ろう
何を描こう
この白いページは何も言わない
なのに いっぱい いっぱい
埋めたいことがある
心の奥の そのまた奥の 底のほう~
秘めごとの溜まり場
やっと気づいたから
そっと解放してみる
こんな日には~
何処かで 飛び交って
いつの間にか 止まっている
言葉 ことば 詞 ことの葉 コトバ・・・
慌てたふりで 机に向かい
何を書こうか?
ずっと遠い昔
何処に心があるのか
探したことがあったような 気がして
自分に聴いている
何処だろう
だけど 今頃になって
また 探し始めているのは
何故か?
そう きっと
見つからなかったから…
何て 言っても
信じないだろうけど
知らないふりして 探し物
残したかったもの
見せたくないけど いつか見て欲しいもの
秘めているもの
爆発させたいもの
溜めて 留めて 隠しておきたいもの
色々 いっぱいあるけど
心 ココロ こころ…って
不思議で 不可解で 宇宙的で
解らない 解りにくい 解らせない
そう言うものかな?
そっと 誰かが呟いて
解ったふりして 逃げている
何故だか 風のなか
何処へ行こうと
何処へ行っても
風が吹く
雑木林に囲まれた小池も
里山の裾野にある野道も
白い灯台のある小さな港も
窓辺に広がる 紫陽花の咲く庭も
のんびりそよぎながら
激しく駆け抜けながら
ゆっくり追いかけながら
待ちぼうけのように止まりながら
何処からか
何処までも
吹いている
だから
風は何だろう
どんな時も
どんな所でも
何かを語り 見せて 悟らせ 気づかせる
不思議な友達のよう…かな?
風のなか
風と共にある
風と一緒に 風に乗ったら 風に吹かれて
何を語ろう~
何を言いたい
何を書こう
何を伝えて
如何したいのか
海原にいて
野辺にいて
山裾にいて
深い森のなか
どこにいても
どこであっても
そこは誰も知らない 拠り所
そこは誰も行けない 心の留場
長年の気づきと
溜め置いたものと
認めたくないものと
我慢の言葉と
いまの気持ち
いいえ
ほんの少しだけ 解って欲しい
ほんの少しだけ 解ろうとして欲しい
自分が自分に言い聞かせて
宥めたいことがある
慰めでも 癒しでもない
kokorononakano hitorigoto…
何処からか 青葉の梢を
揺する風が吹いて
緑の香りを運んでくる
眩しいほどの 光の屑や光の波
揺すり 揺すられながら
木々の合い間で踊らされ
草木や野花が風のなかで
仲良く 遊んでいる
何時までいるのか
何処へ行くのか
風は 踊りながら
優しく 等しく 楽しく
みんなと一緒に 野原を駆け巡り
風を吹かせて~
何処へ行くのか
何処まで行くのか
風は赴くまま
風は気まぐれ
何処へ行こうと
何処まで行こうと
いつでも 何処でも
いまを 楽しませる
書けない
描けない…
そっと 白いページを開いて
何かを伝えようと
書き始めたけど 何も書けない
言葉を探しても
気持ちに問うても
今はまだ 行き着かない
伝えられない
伝えきれない
心の窓を開けてみようと
四角い空を見上げている
いつもの 何でもない風景が
手招きしているようにも想えるけど
行き場所のない 空間で
ただ 向き合っている
気持ちを宥め
心を休め
いまを 通り過ぎて行く
”想いのままでいい”
誰かが そう言っているよう
若葉色のカーテン 開けたり 閉めたり
繰り返してしまう
庭の欅や木斛の緑のなか
六月の空は眩しすぎて~