心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

雨と戯れよう

2022-10-08 | 
       


何時まで降るのか
窓辺のガラス戸を濡らしながら
降り続く 今朝の雨

遥か山並の向うまで
曇り空が覆い 何もかも
隠してしまったようで
近くの建物も 小池も 樹木も 畦道も
まるで霧に包まれているよう~

風も雲も陽も空も…吐く息すらも
何処へ 消えたのか
追い掛けてはいけないけど
風の流れ 雨の雫 梢の揺すり 木々の声
何もかもが雨のなかで
待っている

草花の囁きや小鳥のさえずり
木の葉や木の実の轟き
空の呼び声や流れる雲の行方
何処までも広がる 空の彩り
少しずつ 少しずつ 塗り替えて欲しい

天を仰ぐ!
どうにも出来ない この時空
そっと 諦めたふりで
雨と戯れようか…?




 
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風に吹かれて~

2022-10-05 | 
     

  風に吹かれて
   何処かへ 行きたい

  何処からか 優しい風が
   吹いているようで
    さがしながら 何処へ行こう

  山も 森も 川辺も 里も 町でも
    何処でもいいから 風に乗る
      風に乗ったら 何を求め
        何を追いかけよう

   いまさら 何がある
     いまなら 間に合う
       なんで ”いま” 
         問うて…いる

     風のなかで いつも繰り返しながら
       風に吹かれて 風と生きて~
       

       
       

       
     
       
      
       

  
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散歩道の花たち

2022-10-02 | 

       

 
 いつもの散歩道を
 どことなく 歩いて行く

 薄いベージュの彼岸花
 赤色の仲間を差し置いて
 いつの間にか 大きな輪なかで
 私が一番と”ドヤ顔”
 繊細で いまにも折れそうなのに
 秋風に吹かれ 揺れながら
 必死に自己アピールしているようで
 「綺麗に咲いたね…」と
 つい 声をかけてしまう

 蒼い・・・ それでも澄み切った大空
 薄雲がぽっかりと幾つも浮かび 
 遠くの山並みまで 続いているから
 追い掛けて行きたくなる
 ススキやコスモスや小菊 それに
 名もなき草花がいっぱい咲いて
 野辺は賑やか! 精一杯に輝いたら
 訪れる人を待っているのか

 「もっと歩こう!」
 何て言いながら 季節を楽しんで~
 

 


 
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不思議な彼岸花よ!

2022-10-01 | 
      

 
 何処から来たのか
  何処へでも咲いて
    どのようにも映り 
     どのようにも捉えられる
      不思議な彼岸花よ!
 
 真っ赤で紅のような花びら
 まるで線香花火のように繊細だけど 
 激しさを隠して 恐れられてもいる
 すぐに折れてしまいそうな弱さと 
 惑わす怪しい雰囲気があり  
 見方によっては変わってしまう

  野辺に咲いて
  野花や草木と一緒になって
  雑草に塗れていても
  独自の主張しているようで 鮮やか 
  季節を彩り 季節に映えるから 
  誰もが忘れない 忘れられない

   散歩道を歩きながら 空を仰ぐ
   山や樹や雲や風や陽・・・心まで
   何もかも取り込んで 包み込む
    秋色のなかに居る~

 
 

  

  
 
 
 
 

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