秋風にコスモスが揺れて～

　　　　　　　　　　　

　　
　　ゆらゆら　ゆらり　ゆら････
　　秋風に吹かれ　野辺で咲いた　
　　薄桃や白色のコスモスの花
　　仲間と一緒になって　辺り一面　
　　埋め尽くすように　広がり　
　　揺れながら　お喋りしているよう

　　碧空を仰ぎ
　　眩しいほどの陽射しとそよぐ風
　　梢の合い間　雲の流れに
　　逆らうように　追いかけ
　　何かを求めて　光の屑を　
　　揺れながら　さがしているよう

　　風のなかで　何を話すのか
　　季節を彩るように　咲誇り
　　精いっぱい　楽しませてくれる
　　繊細で素朴な花びら　野に映え
　　揺れながら　待っているよう
　　
　　ゆらゆら　ゆらゆら　揺れて～　　　
　　さあ～　会いに来たよ！　
　　　　
　　　　
　　
　　　　

　　
　　
　　
　　
　　
　　
　　

　

　　

　

　

不思議のなかで～

　　　　　
　
　何故だか　”不思議”

　言葉だろうか
　空間だろうか
　空気感だろうか
　得体の知れない無力だろうか
　追いかけられない力だろうか
　どこにもない新鮮さだろうか
　掴めない未知のものだろうか
　あいまいにしたい　都合のいい単語だろうか
　
　見つけたいのに　見つからない
　探したいのに　探せない
　とどかない　とどけられない
　気になるけど　気にしてない
　わからない　わかりたくない
　
　不思議の　言葉　間　感覚　単語　気持ち　心････世界

　いま　不思議のなかにいて
　答えのない　答え
　捜して…いる～

　

いつも、パソコンと格闘～

　　　　　　　　　　　

　
　　どうにかしたいのに
　　どうにもならない
　　
　　中々起動出来ず　応答が遅くて　
　　いつも　しばらく待たされて
　　諦めかけたら　反応するけど
　　いつまでたっても　同じことの繰り返し
　　止まるの　動くの
　　動かないの　止まるの
　　パソコンと格闘してしまう
　　
　　いったい何のことだろう
　　そう　私のパソコン
　　どうしたい　どうも出来ない
　　だから　この際　新しいものと変えようか
　　それしか　方法がない　
　　イライラしてしまう
　　このままだと～

　　ネットも　ワードも　エクセルも、音楽も
　　全て　スローだから　もう諦めて
　　とっくに保証期間も　過ぎたから
　　新しいのと　取り換えよう　

　　新品のＷｉｎｄｏｗｓ11を買うよ！

　　でも　使えるかな　
　　きっと　理解出来なくて
　　しばらくは無理には使えない
　　器械に弱い　精密機器はなおさら　
　　どうしょう　どうする　どうなる　どうだろう
　　････う～ん　どうしたい
　　　(パソコンの話しで････）
　
　　
　　
　　　

不思議な彼岸花

　　　　　　　　


何処へ行こうと
　何処にでも咲いて
　　いつでも　待っている
　　　野辺に咲いた　彼岸花
　　　　
　繊細で折れそうな　花びら
　　風に吹かれたら　折れそうでも
　　　真直ぐ伸びて　花芯は守られ
　　　　　以外に強くて　咲誇る

　　伝説や迷信　数々あるけど
　　真赤な花びら　
　　線香花火や　鬼火のようでもあり
　　さまざまな表情や姿が　見る人に　
　　どのようにも　映って
　　不思議な花

　　秋空のもと
　　白い雲を追いかけ
　　風や陽を呼びながら
　　仲間と一緒に　誰を待ってか
　　揺れている

　　さあ　何処まで行こう
　　散歩道を歩きながら　語りかけて
　　つい　立ち止まってしまうけど
　　辺りいちめん　広がって
　　楽しませてくれる
　
　　季節に咲いて　季節を彩り　季節を飾る
　　だから　何処でも　彼岸花････
　　
　　　「今年も会いに来たよ～」
　
　　　　
　　　　
　

　　

いつもと違う夏に・・・

　　　　　　
　　　　　　

　
　 眩いほどの陽射しが
　澄み切った蒼空　光の屑を
　散りばめたように輝き
　やっと　季節は元通り
　真っ白な雲が　風を呼んで
　ふんわり　ふわふわ　飛んで行く

　いつ頃だっただろう
　想像を超える　山崩れや河川の氾濫
　長雨や集中豪雨の影響で　列島各地が
　甚大な被害を被った　さらに　
　追い打ちをかける出来事
　コロナ感染の猛威が治まらず
　多くの人々を　恐怖と不安の中で
　苦しめている

　自然との共存と共生のなか
　抵抗できない無力さ　弱さに　
　苛立ちが募り　怒りさえも････
　行き場のない想い　何処へぶつけようか！
　　陽が煌めき　
　　　風がそよぎ　
　　　　草木がいきづく
　いつもなら　自然の優しさに触れ
　いつもなら　穏やかでいられるのに
　いつもと違う夏が過ぎて　これから
　何処へ向かうのだろう～