心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~春の足音が聴こえて~

2019-03-27 | 

      



 風に吹かれて

 菜の花が 優しく揺れる

 黄色の可愛い 花びら

 寄り添うように 集まって

 ゆらゆら ゆらゆら 風のなか

 何かに 騒いでいるけど

 野花に負けないように

 菜の花畑は 花盛りで

 みんなを待って

 揺らいで 魅せて

 呼んでいる


 野辺は 賑やか

 ざわめきながら 咲誇る

 きっと 春風

 春の足音 聴こえてくる~

 
 

    


にほんブログ村 ポエムブログへにほんブログ村



 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~沈めている言葉~

2019-03-21 | 


      


 心を 

 言葉で綴りたい

 そう 思いっきり 

 話して見たいけど

 見つからない 

 見つけられない

 その 言葉 

 
 いま

 何故だろうと 手繰り寄せ

 心に呼びかける

 何を静めているのか

 波間で漂う 微かな

 さざなみのような 小波

 留まれなくなって 

 繰り返す

 

 ほら

 その 片隅

 
 もしかしたら 

 話せる言葉は 何もない
  
 届かないと 

 さ迷っているだけ


 だから

 このまま

 このままで....
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~待っていたから~

2019-03-20 | 
   
      


 窓辺に 
 輝くような 陽射しの光が届いて
 降りしきる春の雨は 止んだら
 何処へ 消えてしまったのか 
 想いを寄せても
 もう どうにも出来ない


 いま 
 雨空を隠した朝露に 煌めいて 
 木々や野花が ひと息ついたのか 
 艶やかで 瑞々しく
 花壇の中で 煩いほど
 ざわめく

 広がる碧空に 薄く千切れ雲
 微かな風は 小枝にそよいで
 木斛の小葉が揺れている
 一枚の葉も残っていない欅
 何故だか 寂しそうに映って

 誰か呼んでいる
 誰かが誘っている

 射し込む光の雫
 目覚めた杜息
 カセットから聴こえる謎歌
 淹れたての甘い香り
 
 待っていたから 
 急いで  外に出てみよう
 その後は 野辺の
 自然のなかで ゆっくり
 誰かと 戯れて~

 だけど 
 その前に
 
 モーニング珈琲タイムから~
 

 

 

  
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~春風に誘われて~

2019-03-16 | 粘土細工

      



 何処からか 風が吹いて

 出窓の硝子を 揺するから

 微かな響きは 誰かが

 呼んでいるようで 思わず

 窓を開けて 大きく深呼吸してみる

 
 何故だか いつもの

 額縁の中から 眺めている 

 画面に映る 小さな世界が

 今日は やけに輝いているようで

 碧空も 千切れ雲も 土手の水仙も 花壇の花も

 通り抜けて行く風に 

 生きいきして ”待っていたよ”と

 言っているみたい


 何かが 始まり

 何かが ざわめき

 何かに 誘われ

 何かを 求めて


 さあ どうしょうか?

 
 きっと 春風

 何処からか 脅かすように吹いて

 ”ここまでお出で”と

 誘っている~ 


 温かさ 穏やかさ 優しさ

 季節を乗せて やって来たから

 もう 出て行くよ! 
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~春はもうすぐ~

2019-03-12 | 

         

 
 いつからか

 嵐のような 風が吹いて

 蒼空から 陽射しが届きそうな

 白い光を遮り ちぎれ雲が

 まるで 追い立てられるように

 流されていく 


 何処へ行く

 何処まで行く

 
 夜明けに 茜色に染めた

 空も 雲も 山も 野も 木々も

 強風にあおられ 次第に

 風のなかで 輝きを失い

 いつの間にか 灰色に

 変えられて

 窓ガラスを 叩くほどの

 勢いに....

 
 だけど 雲間に

     微かに 陽の贈り物

 やがて 柔らかな風に包まれ

     季節が巡る

 
 何処へ行く

 何処まで行く

 
 春はもうすぐ 雲を連れて

 やって来るだろう~
 

 

 

     

  

       

 

 

  

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~流れのままに~

2019-03-10 | 

       

 

 
 このまま 流されても

 このまま ぶつかっても

 このまま 押し流されても

 このまま 弾き出されても 

 流れのまま

 流されてみよう

 
 何処へ行くのか

 何処まで行くのか

 いまは 解からない


 その先の

 その途中の

 その周りの

 その後の

 くり広げられる 彩り

 景色 感情 時季 足音 

 
 何かに しがみつく

 何かに 助けを請う


 いいえ このまま 

 行けるところまで 行って

 その後に何が どうなろうが

 想いのままで わからない 


 何処へ行く

 流れるままに 

 何処へ行こう

 流されて~

 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~春の足音~

2019-03-09 | 
      
 
 
 
 いつもの散歩道
 
 野辺には もう
 菜の花も水仙も
 山茶花や桃の花も
 クローバーやつくしも
 いっぱい いっぱい
 咲いて 
 広がり 埋め尽くすようで
 賑やかになった

 暖かな 陽射しに
 爽やかな風
 蒼空も 白い雲も 樹木も 野花も
 何もかも 誘われるように
 ざわめいて 浮き立つ
 
 幹には小枝に 緑葉もなく
 ススキは枯れてしまって
 寂しそうだけど
 もうすぐ 勢いで 
 活気づく

 新たな 季節の巡りに  
 確かな 息吹が始まり
 野は イキイキとして
 何もかも 受け入れて 

 何処からともなく
 春の足音が 聴こえる 
 いつもの 散歩道を歩きながら
 いつものように 振り返っては
 また歩いて~

 
 

  
 


     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風のなかで~

2019-03-08 | 粘土細工

      

 
 いつからだろう
 
 鮮やかな薄紅色で染めて 
 辺りいちめんを包み込みながら
 野辺に咲いている 山茶花

 寒風が吹いて
 飛ばされそうになっても
 負けないで ただひたすら
 仲間と一緒に 散らばり 広がって
 守り合い 助け合う
 
 何処へ 行きたい
 何処まで 飛びたい

 だけど 
 揺らし 揺らされ 
 舞い落ちた花びら
 飛んで 飛ばされ
 何処まで さ迷う

 碧空を 薄雲を 陽射しを追いかけ
 辿りつきたい 場所があるけど
 飛んでしまえば もう誰にも会えない 
 
 風のなかで
 飛ばされて 
 何処へ行き
 何を求めて 
 旅立つのだろう

 誰にも わからないけど~
     



         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~ココロは気まぐれ~

2019-03-07 | 粘土細工

       

 
 何か 可笑しいけど

 ココロが コロコロ転がって

 何処かへ 辿りつきたいらしい

 
 何処へ行く

 何処に行きたい

 
 あてもないのに

 行く先もわからないのに

 気の向くまま 気まぐれに

 コロコロ コロコロ


 きっと ある

 飛ぶことも

 飛ばすことも

 いまなら 出来るかも知れない

 いまなら どうにでもなる

 
 でも 転がりながら

    転がるだけで

    ホッと しているのは

    何故


 コロコロ コロリ

 ココロに 戻れる場所が

 あるうちは 転がりながら

 元通り~

 
 





https://mypage.blogmura.com/banners/create
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~窓辺で降る雨~

2019-03-04 | 粘土細工

    


 また また

 降り続く雨

 春の雨は寂しそうに

 小枝を濡らす

 しとしと しとしとしん....

 
 窓辺で  

 薄紅色で咲いた山茶花も 

 もう 花びらを散らして

 嘆いているようで

 小さな葉が 小刻みに震え

 雫を優しく受け止める

 まだ 眠っているような欅

 一枚の葉も残っていないけど

 芽吹きの雨に 起こされたのか

 ざわつき 始めて

  

 灰色で どんより雲色の空

 山並みの向こう 

 何処までも 果てしなく続くけど 

 何処かで 呼んでいるようで 

 ふと 

 追いかけてみたくなる

 
 いつまで 降る

 いつまで 濡らす

 
 しばらくは
 
 止みそうにないから 

 硝子窓から映し出される

 景色のなかで  

 このまま 静かに

 心を寄せてみたい~

 

 
 

 

 


 

 



 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~気持ちを入れる箱~

2019-03-03 | パソコン画

      

 
 いま 

 楽しみの箱を捜している

 気持ちを 

 いっぱい詰めて

 辛さも 悔しさも 心細さも 夢も 愛しさも

 想い出の中で 飛ばしたら

 何が残るのか 確かめて

 落としたもの 零したもの 溢れ出たもの

 拾ってみる 拾いたい

 きっと 何かが見つかるから

 詰めてみる 

 
 これからの人生

 楽しみを 見つけながら

 ひとつ ひとつ 増やせるように

 気持ちを 解き放ち

 ゆっくりと

 ゆっくりと

 歩いて....行く


 
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~会いたくなる花~

2019-03-02 | 
       

 
 何処へでも
 何処にでも 
 咲いて
 可愛い仕種で
 待っている 水仙の花

 厳しい寒さにも 
 北風の強さにも 
 負けないで
 木漏れ日が好きで
 流れゆく雲が好きで
 碧空を探して
 雑草と戯れる

 風が吹くと 
 小首を傾げながら
 揺らして魅せる
 ゆらゆら ゆらゆら ゆらり
 
 誰かを待っているのに
 誰かに会いたいのに
 何も言えず 待ちぼうけで
 野辺で咲いたら 飛び交うように
 仲間を増やしながら 広がって
 辺りいちめんを 
 優しい色で染める 

 仄かな香りを漂わせ
 勢いそのまま 咲いているから 
 か細い花芯が愛らしくて 
 ついつい
 会いたくなる....
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~風に乗って~

2019-03-01 | 粘土細工

       

  
  何処かへ 

  行きたいけど

  風が吹かない

  飛びたい

  飛んでみたいのに


  何処かで

  泣きたいけど

  風が吹かない

  話したい

  聴いて欲しいのに


  何処かへ

  さ迷いたいけど

  風が吹かない

  舞いたい

  飛ばされたいのに


  何処かで

  風に乗りたいけど

  風が吹かない

  寄りたい

  羽ばたきたいのに

  
  何故だか 通り過ぎて行くから

  追いかける

  追いかけたい

  風のなか 風と戯れ 風に乗って~
    
  

  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする