心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~何時か、空に~

2018-04-30 | 

      

 何時か 
 追いかけたかった~

 蒼くて 青い
 透通って 爽やか 
 何処までも 広がって
 限りない

 風を呼び
 雲を呼び
 憎たらしほど 気儘な
 それでいて
 誰からも  
 求められ 望まれ 必要とされる

 あの
 空良 蒼空 天 蒼穹 そら... 

 憧れても 届かない
 夢見ても 何もしない
 追いかけても 追いつけない
 どうにも出来なくて どうにもならない

 天空の絵画みたいな 青空に
 出会いたい いいえ
 いつか出会う

 どう塗っても 
 どう描いても
 表現出来ない 大きさ 凄さ 美しさに
 ただ ただ
 憧れて 感動して 仰ぐだけ 

 空はそら 
 そんなもの
 追いかけなくても 追いかけても
 そこにある~



 
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~花びらは何処へ~

2018-04-29 | 
      


 はらはら ひらひら くるくる

 舞い落ちた花びらは 何処へ
 飛ばされたのだろう

 何も 残さず
 何も 語らず
 何処かへ 
 行ってしまった 

 だけど
 幹も 小枝も 葉っぱも
 何も 変わらぬまま 
 去るものを 追いかけもせず
 待っている いいえ
 待っていた

 帰らない
 帰れない 

 風に揺れ
 陽射しに揺れ
 青葉の輝きに揺れ
 待っても 待っても
 帰ることのない 桜の花 

 花びらは 心にだけ
 入り込んで いつか
 忘れられて
 
 舞い落ちる
 舞い落ちた
 舞い落ちた
 舞い落ちて 
 何処へ 行く

 はらはら ひらひら くるくる
 
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~心に~

2018-04-25 | 

      


 心に 何かを

 閉じ込めたから

 どうにかして 開けてみたいけど

 開けられない

 どうしょう

 どうすればいい

 投げかけても

 求めても

 答えがないから 仕方なく

 また 閉じたままで

 今がある


 開けられないのは

 開けたくないから

 何て

 誰かが 呟いている


 だけど どうにも出来ない

 心のなかは

 いつも 知らんぷりで

 秘めている

 ....だけ

 
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~初夏の香りに~

2018-04-22 | 

     


 まるで 

 陽射しを ひとり占めした

 眩しいほどの 煌めきに

 初夏の香りが漂い 庭の

 野花が ざわめいて

 ”ここまでおいで”

 何て 言っている


 いつの間にか 確実に

 動き始めた 季節に

 呼びかける 樹木 草花 虫たちまで 

 息づきながら

 
 確かな 呼び声

 確かな 掛け声

 密やかに 優しく 声かけて


 何処まで ふりそそぎ 

 何処まで 広がるのか

 
 青空に いまは 

 飛び込んで 

 追いかけてみたい

 
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~明日を~

2018-04-21 | 

      

  
  明日を

  探している

  明日を

  待っている

  明日を

  見つけたい
 
  明日は

  何処へ


  こんなにも 暖かな

  陽射しの中で 

  風に吹かれて 雲を呼び

  雲間から 覗く碧空に

  聴いて欲しいことは ないけど

  流れゆく 吐息に

  揺れる 青葉が

  あまりにも 眩しいから

  何処かへ 誘ってよと

  嘆いてみせる


  見つけられない 明日

  こころは とっくに

  向かっているけど~

  
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~風は何処から~

2018-04-20 | 

     


 驚くほどの風は

 何処から吹いて

 何処へ 行くのか

 春野には 今はもう

 誰もいないから

 教えて欲しい


 目覚めたように 動き出した

 ざわめきの中で 忘れたように

 見守るのは 夕暮れに

 騒ぎ出した 風


 何かを伝え

 何かを求め

 いつの間にか やって来た


 あたたかい でも

 冷たくて 

 触れることしか出来ないから  

 そっと 呟きながら

 探している 

 
 待っていたのは 何か?

 季節の行方

 追いかけて
 

 
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~散りゆく花よ!~

2018-04-18 | 

      


 散りゆく 花びら

 舞いながら
 舞わされながら 
 何処へ行く

 薄い ほんの薄くて 
 優しい桃色の 春色で染められた花は
 鮮やかに 満開で咲いて魅せたら 
 散っていく さだめ
 惜しみなく すべてを曝け出し 
 皆をもてなして 散っていく 

 煌びやかで
 華やかで
 優雅だったけど
 散ってしまえば たとえ
 葉だけ残しても
 何もないのと同じ 

 散りながら 飛ばされて
 飛ばされたら 踏まれて
 彷徨いながら 忘れられて

 行先さえも 決められない

 だけど 
 散り際の美しさまで
 語られる花はないから やはり
 忘れられない華になる 
 桜よ!
 
 何よりも 何故だか
 心に残って.... 
 

 
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~突然、降り出した雨~

2018-04-17 | パソコン画
     

 突然 降り出した雨
 出窓の硝子に 涙の滴が
 つたいながら 
 ひとすじ またひとすじ
 流れて行く

 囁くように
 呟くように
 密やかに
 静かに 静かに....

 シトシト しんしん シトシト
 音のないこだまが 吐息で
 落ちて 落とされ 何処へ行く
 
 樹木も 草花も 鉢植えの花も
 潤って 燥いでいるから
 陽射しを閉ざされた 太陽が
 灰色の空から 出て行って
 もう 戻らない

 春の雨は そっと
 何もかも 濡らしても
 いつの間にか 知らぬ間に
 止んでしまう
 いまは 黙って
 見ているだけ

 ただ黙って 待っている~

 
  
 
 
  

 

 

  
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~心、コロコロ~

2018-04-16 | 


        

 コロコロ 廻っている心に

 止められないから 嘆いてみせて

 落ち着いた振りで 知らん顔


 どうにもならないことと

 どうにも出来ないことを

 並べてみても 何も

 変わらないから

 聴かなかった振りで また知らん顔


 それって

 どうにか 出来ないかい?

 誰かが 呟くから

 取り合えず 頷いて 

 どうでもよくなり またまた知らん顔

 こころ コロコロ

 こころ コロコロ

 
 転がって行くのか~
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~明日だけど~

2018-04-15 | 



 
 
 「明日」って

 何がある

 「明日」って

 いつ だろう

 「明日」って

 何かを予感させる 言葉だけど

 何もない 私の

 ささやかな

 未知の世界へ誘う 迷路 狭道 快地

 だろうか 

 
 何をする

 何をしたい

 そう それだけの

 小さな 小さな 

 通り道


 何処へ行く

 何処へ行こう

 何をする

 何をしたい

 どうしょう

 どうなる

 何てこと言いながら


 みんな 

 明日へと 繋がっている
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~散った花びらは何処へ~

2018-04-14 | 
       

 
 
 風に啼き
 風に舞い
 風に囁く
 風に乗る

 春色の花びら

 何処へ 行きたいのか
 何処で さ迷いたいのか
 わからないけど
 いつかは
 何処に 

 華やかで 見事に咲いて
 役目を 終えた花
 いつの間にか 薄緑の葉を残し
 舞い散って
 何処へ

 いつか散り
 いつか舞いながら
 いつか何処かへ
 いつか飛んで行く

 花のさだめと 言わないで
 花の生きざまを魅せて
 ただ ひたすら 
 美しく散る

 その後は
 その次は
 誰もが想像するなか
 桜は蘇える~
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~いつもの戯言~

2018-04-13 | 

      

  いつも

  いつでも

  聴いている

  ”どうしたい” 

  何を 何故 どうして

  
  決まって 答えは返らない
  
  だからって

  どうしょうか

  
  「葛藤」の言い逃れ

  「利己主義」な我が儘

  
  深い森の中で

  街の片隅で

  ひとり居る 寂しんぼで

  いつも 不安に襲われるから

  誰かに 何かを

  聴いている

  



  
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~四月の風~

2018-04-12 | 
     

  
  鮮やかなオレンジ色で輝く
  朝陽を浴びながら 庭のケヤキが
  一斉に 長い眠りから目覚めて
  芽吹き始めた 
  幹も 小枝も 
  薄黄緑の柔らかな小葉で
  あっという間に 
  いっぱいに広がリ 
  自己主張出来る季節に 
  なったようだ

  これから どうなる
  どうしたい

  風に揺れながら 風に乗って
  草花が 樹木が いいえ
  小さな生き物たちも
  何もかもが 動き始めたから
  ケヤキの元で 何か始めようか
  
  
  四月の風は まだ
  吹き始めたばかり~ 

  
  

  

  

  

 

  
 

 
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~春雨の降る野~

2018-04-11 | 

     

 
 先程から 降り出した雨

 ミドリの野を 濡らすから

 草花も 樹木も 小鳥も

 小さな生き物たちも 

 誰も 騒がなくなって

 小枝を揺する風も 何処かへ

 行ってしまった


 町を見下ろす 小高い丘に

 ポッンと 置かれたベンチ

 花見客で 賑わった 

 ひとときが 嘘のようで 

 新たな芽吹きの 勢いに

 押されて 何もかもが

 動き出して


 何処へ行く 

 何処へ帰る

 巡る季節の中で 

 繰り返される ざわめきが 

 春雨に濡れて 消されてしまい

 散ってしまった花びらを 追いかけても

 どうにも出来ない 

 
 しとしと しずしず しんしん・・・・

 
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~何故、何のこと~

2018-04-10 | 粘土細工


   

 いま 停滞中
 いま ひと休み
 いま 届かない
 いま 空白
 いま まっ白 

 何が 何で 何を... 
 何故って 
 どうなっているか
 わからないから 
 投げかけている

 誰か 答えて
 誰か 教えて
 最大のピンチなのに
 無反応の世界に
 ひとりぼっち

 解かっていたけど
 解からない素振りで
 今日まで来た
 開店休業しても 誰も困らない
         誰も気にしていない
 
 ひょっとして
 困るのは わたし
 (そうみたい)

 下らない 泣き節は
 通じないから さあ
 少しずつ 元に戻そうか?

 何のこと~
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