・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
詩などの紹介をしたい
・友達づくり
どこからか
聴こえてくる 蝉の鳴き声
煩いほどに 騒いでいるから
出窓のガラス戸 開けて
風を呼んでみた
何故
鳴いているのか
何を求めて
何をお喋りして
何が欲しい
いま 目覚めた朝
そっとしておいて欲しけど
これでは もう眠れない
欅が不思議そうにして
木斛の小葉が揺れていて
樫は揺るがないで
コスモスと向日葵が 同居している花壇は
まだ 紫陽花も頑張って咲いて
季節感が 混在してみえるけど
草木も野花も 何もかも同じで
いいえ 蝉がやって来て
樹木に群がっている 小さな生き物が
活気づいているようだ
やっと聴こえるように鳴いて
しばらくの間 夏本番を知らせている
さあ 季節の香りがしているよ!
先程から
激しく音をたてて降る雨
何を騒いでいるのか
何を怒っているのか
何が言いたいのか
わからないから そっと
教えて欲しい
どす黒い雨雲 曇天で蔓延り
ひとり占めをして
合い間に見える 蒼空を
追いやってしまい
泣いているのか それとも
降らせた勢いで 笑っているか
どうしたのかい もう少し
おとなしく降ればいいのに
皆が困っているよ
何て言ってみたいけど....
真夏の汗に
草木の潤いに
恋人たちの 語らいに
何よりも
ひとときの 癒しに
とても 大切ではあるけど
今朝の雨は いただけない
どうにかならないものなのか
あまりにも強すぎて
梅雨空に
声かけながら
夏晴れでは 期待をしているのに
勝手で我が儘な気持ちが
潜んでいる
さあ
もう諦めて
何をして過ごそうか
もうすぐ
雨になりそうだから
このままで いたい
今朝の紫陽花
スミレと真珠色が 混ざったような
涼色で飾って 咲いている
雨を待っているようにも みえるけど
まだ 降ってはいない
空は
灰色で染まって 薄曇り
どこまでも続いて
陽を隠してしまい 覆ってしまった
青葉に包まれ
幾つもの小さな花びらが 集まって
鮮やかに咲いて 魅せる花
香りがほのかに漂って 匂うから
少しの間 このままで
もう、
書きたくない 書けない
と言いながら
今朝もパソコンの画面に向かっている
何だ これ どうした
もう止めるんじゃあないのか
わたしが私に叫ぶ 問いかける
そう、確かに止めたいと言った
いつも思っている いまも
昨日も ずっと以前も
だけど
何かを感じたから
気持ちをぶっつけたい
解かってもらえなくても 話したいことがある
どうしてなのか いつも問いながら
答えられないまま 続けてしまう
いま、この瞬間がわからない
理解出来ない 理解不能で
愚痴それとも 優柔不断な自身へのエールか
まあ どちらでもいい
何故か 発信してしまうけど
誰も 待ってくれるわけではない
期待もされていない でも
ブログと言う名の 不思議な雑記帳に
何かしら綴ってしまう 心を綴りたい
これからも
ブログって何んだろう
(先日、同じタイトルで投稿しました。
これは2回目です)
冬野を歩いた
枯れススキが いちめん
雑木林を おおって
風が吹く度に なびき 揺れる
時おり 止まった風に
合わせたように 傾げた穂が
折れてしまいそうで
いつ 朽ち果てるのか
それとも刈られて消え去るのか
どちらにしても いまはただ
行き場を失って しまい
彷徨う姿に 溜息が
雨や雪にさらされて 天を仰ぎながら
幾日を越えてきた ススキ
もうすぐは あまりにも
寂しくて
ひとつの シーズンだけに
見せ場を作り
主役にもなったこともあるけど
あとはお決まりの
生きるものすべての 結末で
終わってしまうのは さだめ
いまはただ 想いを起こしながら
見守るだけ だけど.....
先程まで 陽が射していたのに
風が出てきて 雲を呼んで
気がついたら 雨模様
どうしたの
嫌になる
連日の雨にうんざり
季節は気まぐれ
晴れたり 曇ったり 雨までも
連れてきて かき乱し 去っていく
でも いつもは仕方ないけど
今日は降らないで
内緒のお出掛けには 雨はいらない
いつの間にか
音をたてて 風が吹いて
暖かい外気が漂っていた空に
灰色の塊 雨雲が広がり
雨の粒が 落ちて来た
まだまだよ
どこかで誰かが呟いている
梅の香に誘われても
山茶花が花びらを散らしても
陽だまりに光の渦を集めても
寒風に雪が舞い落ちなくても
冬枯れのすそ野は まだ眠っているようで
何も言わない
何時だったか
梢で小鳥が鳴いて
散らした落葉を拾い集めてみたら
木々や草木たちが勢いづいたのか
新たな息吹きに ざわめいた
もうすぐ
春風が吹いたら
春風を誘って 野山を駆け抜け
野花を探してみる
小川のせせらぎに 声を澄ませて
風音を聴いてみる
だから もう少し待ってみて
まだまだよ
いいえ もうすぐよ
まっ赤に染めた
夕焼雲を追いかけ
沈む夕日を追いかけた あの頃
西空は どこまでも茜色に染まり
島並みを覆い尽くし 遥か彼方
水平線の広がる果てまでも 飲み込んで
あまりにも鮮明に輝き
何かが海に降りて来そうだから
映した海の波打ち際に 佇んで
未知の世界を見ていたような
そしていま
同じように燃え尽きて
沈みゆく夕日を眺めている
住宅街を歩く 散歩道
蘇える 夕焼け空
夕闇が迫った街並みは
慌ただしく人が行き交い
僅かな時間のなかで 想い出が蘇えり
思わず感嘆の声が....
追いかけても
追いかけられない
解かっていたから 今がある
冬の透明な空気の流れに
つい 飲み込んでしまった吐息
以前とは違う何かを 感じてだろうか
さっきまで 見ていた夢
知らぬ間に消えてしまい
覚醒してしまった 頭の中が
空っぽに
もう少し もうちよっとだけ
先を見ていたかった
行方を見届けたかった
だけど
知ってどうなるの
隅っこの方で グチャグチャにされそうな
気持ちが 呟いた
そうだ 知らなくていい
思いっきり 早く
布団から飛び出して
いつの間にか
忘れたふりで....
風花は
何処から 運ばれたのか
風に吹かれて 舞いながら
冷えた心に 散ってくる
吹雪くわけでもなく
さ迷うわけでもなく
ただ チラチラ はらはら
雪を少しだけ ばらまいて
何も言わずに 消えてしまう
はかないのではない
あわれなのでもない
風に飛ばされ
風に遊ばれたから
ほんの少しだけ
驚かせて見たかった だけ
何かを伝えたいときがある
何かに頼りたいときがある
何かを求めているときがある
何かを待っているときがある
ここ迄来て
この時に
何かなんて 言葉に出せない
だから 解かって欲しい
だけど 伝わらなくて
どうしても 言えなくて
閉じた胸の内を
あなたには わかるのかと
聴いてみたい
何かに縋ったら
新たな時を迎えられて
何かが始まるのか
時の流れ 老い 絆 気持ち そして今
一緒になったら 何かしらの
答えが見つかるかも 知れない
答えのない 答えをさがして
疲れても 辿りつけなくても
居場所は 変わらないけど....
青空をキャンバスにして
何を描こうかな
綿菓子のようなふんわり雲に 恋したお日様
海に見立てて ゆったり浮かぶ小舟にと灯台
風に乗って 飛んでいった赤や緑の風船
それとも 大好きな
ソフトクリームや苺のパフェ
いっぱい
いっぱいに広がる 空想の世界
きっと何でも描けて
幼い頃に戻れるから
何でもお好みを言ってみて
願いは叶うかどうか わからない
だけど一瞬だけ 夢は見られるかも
この時の私 夢の中にいる
きっと.......
やっと
北風が吹いて 冬がやって来た
小窓のガラスに響いて
揺する音に 思わず空を見上てしまう
どんよりした 薄い千切れ雲
すじを引くように 流れる雲の合い間
蒼い空が広がって
揺らす風を呼んでいる
叩きつけるほどでもなく
ぶつかりそうでもないけど
ときおり
激しく吹いて
バタバタ どんどん 音がする
北風は どん欲に意気込み
周りを蹴散らして 進もうとして
時には後退りもしながらも 跳ね返す勢いで
花びらを散らしたのは 山茶花
背伸びしても小さな水仙は 揺るがない
根元で固まって 草木たちと
風の通り抜けるのを 待っている
繰り返して 窓を揺すり
いつまで続くのか わからないから
北風に聴いてみたい
空はどこまでも蒼く 風を呼んで....
どこからか
灯りが 漏れて...
先程まで空を 覆っていた
群青色した雲が見えなくなり
うす暗くなった 野道には
誰の声も聴こえて来ない
ひとり
かすかに 揺れる
ほの暗い 薄あかりを
遠くで 見ていた
光を放ち
眩しいほどではなく
ほのかに 灯っている
小窓の灯り
憧れていたもの
探していたもの
いいえ
待っていたものが
ここにあるのに
気がつかず さ迷っていた
随分長い道のり 袋小路
「ただいま」と
声をかけたら
迎えてくれるだうか
ほのかに漂う
時季の風と揺する音
さりげなく 佇むように
いつからか 待っていた
だから....
何処からか 風が吹いて
通り抜けていく 冬野
樹木に混ざって 咲いていたのは桜花
花開いて いまにも散ってしまいそうで
何故咲いたのか わからない
季節を間違えたのか それとも
乾いた寒空が好きなのか
暖かい冬に魅せられて 花開き
人が驚くのを楽しんでいるかのようで
思わず風を止めたくなる
花びらは 薄く桃色に染まり
花芯と緑葉が 幾つかの蕾を
守っているのか
周りの草木を寄せ付けず
花木とも共存はしない 1本の木
だから 寒桜
しばらくの間 咲いていて欲しい
風雨に負けないで 癒して欲しい
まだ春は遠いけど.......