文春文庫
2011年12月 第1刷
198頁
燦シリーズ第2弾
田鶴藩筆頭家老・吉倉伊左衛門の後嗣、吉倉伊月は藩の世継ぎとなった圭寿とともに、江戸藩邸で暮らすことに
一方、異能の一族に生まれ育った燦も亡き祖父の遺言を守り、江戸の棟割長屋に暮らしています
その二人が町で出会った矢先、不吉な報せが届き、さらに藩邸でも圭寿の命を狙う動きが…
かなり不穏な影が彼らに忍び寄る第2弾
しかし、彼らは己の運命を受け容れ真摯に向き合おうとします
伊月と燦の動きから目が離せません
二人に加え圭寿が人として、藩主としてどう成長していくのか
若い彼らの今後が楽しみです
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