読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

田口幹人編著「もういちど、本屋へようこそ」

2020年03月23日 | た行の作家
PHP研究所2018年8月 第1刷第1版発行237頁「あきらめの悪い書店員たち」が語る読書と書店の面白さ第一章 「本屋」って何だろう?第二章 書店だけが「本屋」じゃない。本と読者を繫ぐ人々第三章 あのまち、このまちでも…本屋はワイワイやってます第四章 本屋が考える「読書」と「本との出会い」の楽しみ第五章 「これまでの本屋」と「これからの本屋」第二章、第四章、第五章を興味深く読みました . . . 本文を読む
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高田郁「想い雲 みをつくし料理帖」

2019年12月12日 | た行の作家
ハルキ文庫2010年3月 1刷発行2017年5月 31刷発行275頁みをつくし料理帖シリーズ第三弾豊年星―――「う」尽くし想い雲―――ふっくら鱧の葛叩き花一輪―――ふわり菊花雪初雁―――こんがり焼き柿相も変わらず次から次へと降りかかる苦難災難を、「つる家」周囲の人々の協力を得て乗り越える、澪、芳、種市らを描きます今回、一番印象に残ったのは「初雁」下足番のふきの弟が奉公先から飛び出して行方不明になっ . . . 本文を読む
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遠田潤子「カラヴィンカ」

2019年08月06日 | た行の作家
  2017年10月 初版発行解説・大矢博子415頁    歌詞のない旋律を母音のみで歌うヴォカリーズの歌手として絶大な人気を誇る実菓子彼女の自伝インタビューの相手として指名されたのは、売れないギタリストの青鹿多門彼は、実果子と幼い頃同じ家で育ち、結婚していた相手が亡兄・青鹿不動という因縁のある若者でしたさらにインタビューの場所は、かつて2人が暮らしていた山に囲 . . . 本文を読む
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高田郁「花散らしの雨 みをつくし料理帖」

2019年07月27日 | た行の作家
  ハルキ文庫2009年10月 第1刷発行2017年 2月 第38刷発行288頁  みをつくし料理帖シリーズ第2弾 俎橋から ―― ほろにが蕗ご飯 花散らしの雨 ―― こぼれ梅 一粒符 ―― なめらか葛饅頭 銀菊 ―― 忍び瓜 元は神田御台所町にあったのが付け火で焼失し九段坂下、俎橋近くに移った「つる家」澪と芳は住まいの長屋から歩いて1時間をかけて“通 . . . 本文を読む
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髙村薫「冷血」

2019年07月07日 | た行の作家
新潮文庫2018年 11月 第2刷上巻 475頁下巻 440頁   刑事・合田雄一郎シリーズですが、合田も、もはや白いスニーカーで現場を歩き回る年齢ではなく、署内の捜査本部で捜査員達に指示を与える立場にいます   クリスマスイヴの朝、東京都北区の住宅街で歯科医一家殺害の一報が入ります逮捕されたのは闇の求人サイトで知り合った2人の若者で、あっさりと犯行を認めますが、その供 . . . 本文を読む
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高田郁「八朔の雪 みをつくし料理帖」

2019年05月28日 | た行の作家
  ハルキ文庫2009年5月 第1刷発行2017年6月 第52刷発行265頁   NHK制作のドラマが良かったので読んでみました主人公の澪役は黒木華さんピッタリですね   狐のご祝儀――ぴりから鰹田麩 八朔の雪――ひんやり心太 初星――とろとろ茶碗蒸し 夜半の梅――ほっこり酒粕汁   時は文化9年(1826年)、所は江戸 神田御台所町に . . . 本文を読む
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津村記久子「カソウスキの行方」

2019年03月21日 | た行の作家
  講談社文庫2012年1月 第1刷発行解説・藤野千夜168頁   「カソウスキの行方」いつもの片仮名タイトルカワウソみたいな動物のことかと思いつつ、頁を捲ってようやく意味が分かったのはいつもの如く私の想像力の無さです(涙)カソウスキ=仮想好き不倫バカップルのせいで都内の本社から飛ばされ、郊外の閉鎖対象の倉庫で閑職に甘んじているイリエ・28歳、独身彼氏なしやりきれない毎日 . . . 本文を読む
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平安寿子「しょうがない人」

2019年01月15日 | た行の作家
  中公文庫2015年1月 初版発行解説・小島慶子299頁    「私はいつも誰かに振り回される」と嘆く河埜日向子、43歳、主婦実家の相続や姑との同居、娘の反抗期、理解し合えない夫次から次に降りかかってくる災難を互いに慰め合うためパート仲間と今日もしゃべりまくる何歳になっても女の行く先は険しい…   連作短篇集です登場人物たちは皆、い . . . 本文を読む
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髙田郁「銀二貫」

2018年07月27日 | た行の作家
  幻冬舎時代小説文庫2010年 8月 初版発行2013年 7月 6版発行解説・水野晶子339頁   2014年にNHK木曜時代劇で放送されたものを時代劇専門チャンネルにて視聴どうしても原作を読みたくなり購入しました   1778年睦月、大坂天満の寒天問屋、井川屋の主・和助は、仇討の場面に遭遇そこで父を亡くした10歳の鶴之輔を仇討の相手から銀二貫で買い取りま . . . 本文を読む
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平安寿子「神様のすること」

2018年04月04日 | た行の作家
  幻冬舎文庫2013年 2月 初版発行解説・藤田香織288頁     1999年、46歳にして念願だった作家としての道を歩み出した平さんは、時期を同じくしてうつ状態に陥った実母の介護生活に突入します本書は、その3年後、母親が三日三晩の危篤状態から生還する場面から幕を開け、それから自宅で心臓麻痺を起した父を見送り、母を看取るまでの長い年月が綴られていきます 『超私小説』とのこと本書の語り . . . 本文を読む
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髙森美由紀「みさと町立図書館分館」

2018年04月03日 | た行の作家
  産業編集センター2017年 10月 第1刷発行329頁     主人公は、みさと町立図書館分館に勤める遥・33歳独身契約社員として勤め始めて3年になります2年前に母が亡くなり実家で父と2人暮らし母が亡くなった後、暫くぼんやりしていた父でしたが、今は立ち直り家事一般担当、遥の弁当も作ってくれています同じ分館に勤務するのは、役場職員から異動になって2年ほどの20代後半・岡部さんと、司書資格 . . . 本文を読む
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津村記久子「これからお祈りにいきます」

2018年02月23日 | た行の作家
  角川文庫2017年 1月 初版発行解説・西崎憲225頁     「サイガサマのウィッカーマン」関東にある高校生のシゲルが暮らす雑賀町には自分の身体の取られたくない部分を工作してサイガサマと呼ばれている神様に捧げる奇妙な祭りがあります反抗期真っ只中のシゲルにとって家族はイライラの原因でしかありません父親は不倫中、中学生の弟は不登校、母親とも不仲唯ひとり、メールを待つ相手は中学時代の同級生 . . . 本文を読む
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津村記久子「ポトスライムの舟」

2017年12月06日 | た行の作家
  講談社文庫2011年 4月 第1刷発行2016年 3月 第16刷発行解説・安藤礼二188頁     「ポトスライムの舟」「ポストスライム」って何だろうと思って読み始め途中から「ポトスライム」観葉植物のポトスの葉色が明るめの品種と認識<m(__)m>表紙カバーを見ればわかることですネ   芥川賞受賞作です   29歳、 . . . 本文を読む
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平安寿子「こっちへお入り」

2017年07月16日 | た行の作家
  祥伝社文庫2010年12月 初版第1刷発行2016年  9月 第14刷発行解説・黄金家鉄兵293頁     33歳独身ちょっと荒んだアラサー女の心を癒してくれたのは往年の噺家たちひょんなことから始めた素人落語にどんどんのめり込んでいく主人公忘れかけていた他者への優しさや、何かに夢中になる情熱を徐々に取り戻していくのでした落語は人間の本質を描くゆえ . . . 本文を読む
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高橋克彦「写楽殺人事件」

2017年06月05日 | た行の作家
  講談社文庫1986年 7月 第1刷発行2009年10月 第44刷発行解説・中島河太郎362頁     1983年(昭和58年)江戸川乱歩賞受賞作   江戸時代中期に約10ヶ月に間に多くの役者絵他を版行した後、忽然と姿を消し、謎の絵師として知られる東洲斎写楽彼は一体何者だったのでしょう私立大学助手の津田は、ふとしたことからヒントを得て写楽の実体 . . . 本文を読む
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