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★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『超劇場版ケロロ軍曹4 撃侵 ドラゴンウォリアーズであります!』

2009年03月09日 | 映画鑑賞記
土曜日にケータイからも書きましたが、ケロロ映画、見に行ってきました。
公開初日の、初回の上映で見るって・・・。もう、どんだけ軍曹さんが好きやねん?って感じですよね。
ハイ、大好きですよ♪

という訳で、今日は、ケロロ軍曹の映画の感想を☆

ストーリーはというと。

突如として、世界各地の上空に現れた、謎の超巨大アーチ。
けれども、その数々の謎のアーチも、特に、地球に害をなすでもなく、少々陽当たりが悪くなる程度で。
結局、人々は、そのアーチへの関心を失い、ごく普通に生活をしているのでした・・・。

一方。
地球で侵略活動中(笑)のケロロ小隊は。
地球人が無害だと判断した、巨大アーチも、実は、敵性宇宙人の仕業なのかもしれないと、世界各地に飛び、各自で調査中でした。
ギロロはニューヨークに。
クルルはオーストラリアに。
ドロロはアフリカに。
ケロロは日向家の基地にて、隊員からの連絡待ち。
タママは・・・桃華ちゃんと一緒に、パリにいる桃華ちゃんの友達・シオンちゃんのお屋敷で、豪華贅沢生活を満喫中。
けれども。
桃華ちゃんと一緒に、豪華パリ生活を満喫していたタママの消息が突如として消えるのです。
消えたタママを捜索するために、ケロロは夏美・冬樹と共に、パリへと飛びます。

けれども、そんなケロロの元に、基地でお留守番中のモアちゃんから、ギロロもクルルもドロロも、皆、消息を絶ったという連絡が。ケロン人反応すら無くなった・・・と。
そんな時、ケロロ達が乗っている飛空挺(アッシーマ?)が、謎のドラゴンに襲撃されます。そして、そのドラゴンからはケロン人反応が。このドラゴンはタママなのか? また、ニューヨーク、オーストラリア、アフリカと、ケロロ小隊達が潜伏していた場所にも次々に謎のドラゴンが現れ。あのドラゴンたちは、ギロロ、クルル、ドロロが変身したモノなのか?

色々トラブルを起こしつつも、ケロロ一行は、無事、パリに到着。桃華ちゃんの友人、シオンちゃんのお屋敷に身を寄せます。
けれども、このシオンなる少女。
何かを企んでいる様子。
彼女の家に代々伝わる、ドラゴンの書を読み解き、地球に眠ったままのドラゴンを覚醒させようとしているのです。
そして、そのドラゴン・・・地球竜を目覚めさせるには、ケロロ達、ケロン人を、地球竜を守るドラゴンの騎士「ドラゴンウォリアーズ」に、変えなくてはいけない。
そう、タママ達をドラゴンに変えてしまったのは、シオンの魔術だったのです。
そして、ケロロもまた、シオンに狙われるのですが・・・。


冒頭から面白いというか、ちょっと怖いなぁ~と思ったのが、冬樹のモノローグ。
ごくごく普通の、皆の日常が描かれているのに、その世界にはなぜか、天空に巨大なアーチが数々出現しています。
そして、
「ある日、突然、空に巨大なアーチが現れて、最初は大騒ぎだったけど。それが、特に危ないものでもないと分かってからは、皆、普通の日常生活を送っています」
って感じで。
予告編などで、巨大アーチの話は知っていたのですが、てっきり、突然現れて、皆が大騒ぎするようなシーンがあるのかな~と予想していたわけですよ。でも、そういうシーンは描かれずに、物語が始まったときから、既に、もう、そういう少し変わった世界観が作られていた・・・っていうのは、不気味というか怖かったです。
なんか、ちょっと、エヴァの世界観っぽい感じがしましたね。

そして、桃華とタママが滞在していた、シオンという少女のお屋敷も。
豪華なお屋敷で、夜中に響く歌声。そして、その歌に惹かれ、フラフラと姿を消すタママとか。
ここら辺のシーンは、「ちょっと、怖いよ(*><*)」って思いましたです。

描き方によっては、もっと、怖いというか不気味な話になったのではないかなぁ~と思いますし、そうなったら、もっと面白かったかも・・・とも思いますが、そこは、ケロロ軍曹ですから! 面白くおかしく、楽しく、でも、感動的に物語が作られています。

お約束のパロディシーンも、随所随所に満載!
多分、私が分からなかったところにも、色々と散りばめてあるんだと思います。パロディシーン。
全部分かったら、もっともっと面白いんだろうなぁ~。

そうそう。
私が、超ウケたのは、ケロロ達がパリに到着・・・というか墜落したシーン。
霧が立ちこめる湖に、頭から突っ込み、足だけを湖面に出しているロボット。
・・・これ、どう見ても、「犬神家の一族」のスケキヨ君死体発見シーンじゃん!!!!!爆
もう、このシーン、大ウケでしたがな~。

やっぱり、ミステリアスなのか・・・今回の話は。

シオン邸に到着して、ケロロもまた、狙われるシーンも怖かったですね~。
ドラゴンになってしまったタママ達は、これまでのケロン人としての記憶も失い、ケロロ達とは言葉も通じなくなってしまったり、また、元に戻る方法すら無い・・・とかも、怖いですよん。
そういえば、突然のドラゴン出現のニュースで。
クルルがドラゴンになったオーストラリアからのニュースでは、
「突如として現れたドラゴンが、周囲にイヤラシイ視線を振りまいています・・・」
とか、そんな感じのことをアナウンサーが言ってた・爆
そっか~、ドラゴンになっても、イヤラシイ視線は健在なんだね、クルル・・・。

毎回、ケロロの映画と言えば、ケロロと冬樹&夏美の友情や絆が描かれますが、今回の主役は、桃華ちゃんっぽいかな~と思いました。
桃華と、その友人、シオンの友情。
そして、桃華を信じて力を貸す、冬樹や夏美などの友情。
そしてそして。
ケロロと他の隊員達との絆。
ドラゴンになってしまった、他の隊員達を救うために、自らもドラゴンになろうとする所とか、
「ああ、お馬鹿やってても、やっぱり、ケロロは隊長だな」
とちょっと感心。いや、感動。

バトルシーンが多くて、そこは面白かったですね。
ただ、ちょっと残念なのは。
今回は、物語の冒頭で、ケロロ以外のケロン人達はドラゴンになっちゃうので。
彼らの活躍が、ほとんど無かったということかな。
毎回お馴染みの、ギロロのツンデレや、「夏美~~~~!!(///)」というのが見られなかったのは、寂しいです。

そして。
今回の舞台となるのは、フランスのモン・サン・ミッシェル。
モン・サン・ミッシェルと言えば、2007年の秋に行ってきましたので、周りの景色とか、建築物とか、寺院の尖塔にある天使像(←避雷針なんですって)が映る度に、「おお~、分かる分かる分かる分かるよ~」と思ってしまいましたです(^m^) こういうのは、ちょっと嬉しい☆
どーても良いけど・・・。
軍曹達・・・。
フランスに行ったのって、間違いなく、密航(爆)だよね・・・(><)
だって、ケロロの操縦する怪しげな飛行機というかロボットで行ったんだもんね。
そういえば、去年の映画のマチュピチュも・・・密航か!?笑

今回はフランスが舞台と言うことで、OPソングも面白かったですね。
全部日本語の言葉なんだけど、フランス語の発音っぽく聞こえる言葉ばかりを並べている・・・という。
お陰で、日本語の歌詞は意味不明だけど、フランス語の歌みたいで、爆笑でした。OP画面もオシャレで良かった。

ただ、真面目な物語の中にも、大爆笑なギャグに充ち満ちていた前作に比べて、今回はギャグ度が低かったような。
ケロロと言えば、やっぱり、超爆笑ギャグなので、そういう面では3の方が面白かったかな~と思いますが。

あっ、思い返してみれば。
劇場版1はケロロがメインな話で。
2は夏美メインでしたよね。3は冬樹で、4は桃華。もしかしたら、一人ずつ、メインになるキャラが変わっているのかな~とも勝手に想像。
5も制作決定らしいですが、今度は、サブロー先輩メインを希望vv熱望vv←サブロー先輩大好き

それからそれから。
同時上映だった「ケロゼロ」。
これは、ケロロ達が、地球に旅立つ前のお話。
エピソード0ですね。
これも、すごく面白かったです~。
戦闘シーンが、ガンダムみたいだった・笑
ギロロの兄チャン、ガルルが超格好いい!
惚れそうになったぜ。

という訳で。
もう1回見たい軍曹さんの映画であります!