実家の本棚にあった、森博嗣さん著の『すべてがFになる』を読みました~。
森博嗣さんの本はオットが大好きで実は京都のマンションに全部揃っているのですが、私は読んだことがなかったんです。でも、実家で母も買ってたみたいですし、せっかくの機会なので読んでみることにしました。
文庫版で500ページ近い長編だったのですが、かなりハマってしまい、1日で読み終わってしまいましたです。
この作者さんは、ある有名国立大の助教授さんをやっているときに、『すべてがFになる』でメフィスト賞を受賞されて作家デビューなさったそうです。
確かにメフィスト賞らしい、かなり独特な作風で、ちょっと取っつきにくい印象を与えるものの、トリッキーさなど面白かったです。
作品を読んでると、如何にも、大学のセンセが書かれたなぁと言う雰囲気はあるんですよね。ちょっと衒学主義的な文章ですし。でも、私は衒学主義な作品って、好きな方ですし、また、大学の研究者ならではの、研究に対する独特な価値観、理系的発想など、詳しく描かれていて、わたし的には楽しめました。登場人物も、学者らしい変人ぶり、天才ならではの非常識ぶりなど、個性豊かでしかもリアルな感じで良かったと思います。
有り得ない~っっと思わなくはないですが、こういう形の推理小説があってもいいかなぁと思います。とは言え、あまりにも理系的発想で物語が展開するので、完全文系人間の私にはちょっと付いていくのが大変だったかな。でも、そんな私でも、理解できるような言葉で書いてあったと思います。
ストーリーはと言うと、コンピューターで完全管理された監視ルームの中で起こった密室殺人もの。
その詳しい設定に惹かれました。
孤島にある研究所。
窓もない、俗世と完全にシャットアウトされた環境でただただ研究のみに没頭する、やや常識のない学者たち。
その研究所の一室に14才の頃から15年近く閉じ込もり、コンピューターやモニタ越し以外には殆ど生身の人間に接することのない、天才女性博士。
どんなに大きなケタ数の計算でも瞬時に計算してしまうヒロイン。
俗世に対してかなり冷めていて、あまり感情を露わにしない大学助教授。
大学とか、研究室、はたまた研究所と言う一種独特なクローズドサークルな世界。
もう一作、実家にあるので、そちらも読んでみたいです☆
森博嗣さんの本はオットが大好きで実は京都のマンションに全部揃っているのですが、私は読んだことがなかったんです。でも、実家で母も買ってたみたいですし、せっかくの機会なので読んでみることにしました。
文庫版で500ページ近い長編だったのですが、かなりハマってしまい、1日で読み終わってしまいましたです。
この作者さんは、ある有名国立大の助教授さんをやっているときに、『すべてがFになる』でメフィスト賞を受賞されて作家デビューなさったそうです。
確かにメフィスト賞らしい、かなり独特な作風で、ちょっと取っつきにくい印象を与えるものの、トリッキーさなど面白かったです。
作品を読んでると、如何にも、大学のセンセが書かれたなぁと言う雰囲気はあるんですよね。ちょっと衒学主義的な文章ですし。でも、私は衒学主義な作品って、好きな方ですし、また、大学の研究者ならではの、研究に対する独特な価値観、理系的発想など、詳しく描かれていて、わたし的には楽しめました。登場人物も、学者らしい変人ぶり、天才ならではの非常識ぶりなど、個性豊かでしかもリアルな感じで良かったと思います。
有り得ない~っっと思わなくはないですが、こういう形の推理小説があってもいいかなぁと思います。とは言え、あまりにも理系的発想で物語が展開するので、完全文系人間の私にはちょっと付いていくのが大変だったかな。でも、そんな私でも、理解できるような言葉で書いてあったと思います。
ストーリーはと言うと、コンピューターで完全管理された監視ルームの中で起こった密室殺人もの。
その詳しい設定に惹かれました。
孤島にある研究所。
窓もない、俗世と完全にシャットアウトされた環境でただただ研究のみに没頭する、やや常識のない学者たち。
その研究所の一室に14才の頃から15年近く閉じ込もり、コンピューターやモニタ越し以外には殆ど生身の人間に接することのない、天才女性博士。
どんなに大きなケタ数の計算でも瞬時に計算してしまうヒロイン。
俗世に対してかなり冷めていて、あまり感情を露わにしない大学助教授。
大学とか、研究室、はたまた研究所と言う一種独特なクローズドサークルな世界。
もう一作、実家にあるので、そちらも読んでみたいです☆