夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

自衛隊宿舎への反戦ビラ配布事件

2008年04月12日 15時00分33秒 | 社会
『自衛隊宿舎への反戦ビラ配布事件』の最高裁判決が出た。
配布のためドア前まで立ち入ることは住居侵入罪であり、宿舎の管理権の侵害である、としたのだ。
しかも、
「表現の自由は絶対無制限には保障されない。思想を発表する手段でも、他人の権利を不当に害するものは許されない」
と、いうのだ。
そして、
「住民の不快感を考えれば被害は軽微ではない」
だとさ。
判決では、チラシの内容にはまったく触れていない。

ところで、ウチの郵便受けには風俗店のチラシが時々入る。住民である私は極めて不快な思いをしている。
子どものいる家庭であれば、不快を通り越して怒りを感じることだろう。
こんなものを日常目にする子どもへの影響は軽微ではない、はずだ。
でも、風俗店のチラシを配布して逮捕された、なんて話は聞いたことがない。

なのに、反戦ビラを配布した人は逮捕さた。
明らかな『ネライ撃ち』だろ。
“風俗店のチラシ配布”はノープロブレムで、“反戦ビラ配布”は逮捕有罪。
これで喜ぶのは風俗営業。困るのは平和反戦運動をしている人。
つまり国家権力は風俗と戦争が大好き、ってことね。
イヤー、美しい国ですこと(笑)。

この裁判に有罪判決を出した裁判長の名前は、
今井功
である。
彼は裁判所のウェブページで、
「21世紀にふさわしい司法制度の構築を目指した司法制度の改革が着実に実行されておりますが,司法が国民に身近で,より頼り甲斐のあるものとなるよう自分なりに努めたいと思っています。」
とのたまっている。
きっと、風俗と戦争の21世紀が彼のお好みなんだろう。
彼の名前をよく覚えておこう。
おそらく今年中にある総選挙と同時に行われる最高裁判官の国民審査で
彼の名前には大きく『×』と書こう。
もう一回書く、
今井功
だ。

写真は記事とはまったく無関係。
六角堂の『魚介豚骨+チャーシュー』である。
旨い!!!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やばくても撒くぞ (労働者のありったけ)
2008-04-12 19:17:08
やばくても撒くぞ


おれは、地域密着ビラ新聞(『いるまんず瓦版』)出して、家に来るホームレスにポスティング代払って、糞、てめえ、あほか、もう来るな、死ね、やっているんだぜ。

ビラ撒きで食い延ばしているおれの友達がぶち込まれて、どうするんじゃい!

猿ぐつわかまされて、海に放り込まれた感じだぜ。
ふざけやがって!

これからは地下新聞に変更、ホームレスにべべ代払って黒装束の忍者やらせにゃならんのか?
ビラ撒きまで空き巣狙いの要領でせにゃならんのか?

そんなスキルがありゃ、誰がホームレスやるか!

万国の労働者諸君、何で吠えんのか。
様子見ているんなら、わしらホームレスが吠えるぞ。
ぶち込んでみろ!
ろくでなしどもめ!
埼玉の片田舎、入間市野田じゃわしが許さんぞ。

吠えて、吠えて、吠えまくって、拾ってきた野良犬、くん太もいっしょになって、わんわん吠えて、噛みついてやるぞ。

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コメントありがとうございます。 (管理人)
2008-04-12 19:57:44
今後ともよろしくおねがいします。
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