夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

あ”~ど~や~ば~(怒)

2010年03月21日 22時39分18秒 | 社会
私は以前、当ブログで鳩山政権を『批判的に支えて行きたいと思う。』と書いたことがある。
その後、いろいろ我慢をしてきたのだけれど、それを撤回する。
もう、支える気が無くなった、ということだ。
2つの報道に接して、そう決めた。

以下は、YOMIURI ONLINEより転載。
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普天間移設、2案提示へ…米側過去に却下
基地移設
 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、政府は17日、移設候補地として、同県名護市などにある米軍キャンプ・シュワブ陸上部と、同県うるま市の米軍ホワイトビーチ沖を埋め立てる二つの案を米側に提示し、交渉に臨む方針を固めた。
 複数の政府関係者が明らかにした。早ければ、月末に予定される日米外相会談で伝える見通しだ。
 鳩山政権は昨年、日米が2006年に合意したシュワブ沿岸部(名護市辺野古)への移設を白紙に戻し、「沖縄県民の負担軽減を図る」としたが、結局、沖縄県内での移設案しか見いだせなかった。「県外・国外移設」論が高まる沖縄や社民党の反発は必至だ。米側も現行案が「唯一実現可能」だとの姿勢を崩していない。政府案は両案とも実現が困難視されており、鳩山首相が自ら期限に掲げる5月末に政治責任を問われる可能性もある。
 シュワブ陸上部案は〈1〉500メートル級の短い滑走路かヘリ離着陸帯を建設し、普天間飛行場の機能を徳之島(鹿児島県)や馬毛(まげ)島(同)などに分散移転する〈2〉1500メートル級の滑走路を建設する――計画が軸だ。北沢防衛相らが「現行案に地理的に近く、米側の理解を得やすい」と見ている。
 沖縄本島中部の勝連(かつれん)半島にある米海軍基地ホワイトビーチの沖合を埋め立てる案は〈1〉同基地と近隣の津堅(つけん)島の間の埋め立て〈2〉同半島沖にある宮城島と浮原(うきばる)島・南浮原島の間の埋め立て――の2案が浮上している。この海域は比較的浅いなどの理由から、平野官房長官が関心を寄せている。
 両案ともに、過去の日米協議で検討され、米側はいずれも却下した経緯がある。
 両案について、政府は、交渉に影響があるとして、地元を含め、対外的に直ちには公表しない方針だ。首相は17日夜、首相官邸で記者団に対し、「3月いっぱいに政府案をまとめたい」と強調する一方、「公表した瞬間に交渉に影響する話にもなるから、慎重に扱わなければならない部分もあろうかと思う」と述べた。
 平野長官は同日の記者会見で、「予見を与えるから、外にオープンにするつもりはない」と述べた。

 こうした姿勢は沖縄の反発を一段と強め、地元の理解を得るのに逆効果となりそうだ。
(2010年3月18日03時16分 読売新聞)
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この中で、特に私が問題にしたいのは、この部分。

>両案について、政府は、交渉に影響があるとして、地元を含め、対外的に直ちには公表しない方針だ。首相は17日夜、首相官邸で記者団に対し、「3月いっぱいに政府案をまとめたい」と強調する一方、「公表した瞬間に交渉に影響する話にもなるから、慎重に扱わなければならない部分もあろうかと思う」と述べた。
> 平野長官は同日の記者会見で、「予見を与えるから、外にオープンにするつもりはない」と述べた。

昨年の衆院選では、沖縄に4つある選挙区すべてで、自民党候補は落選している。
沖縄1区…国民新党
沖縄2区…社民党
沖縄3区…民主党
沖縄4区…民主党
の、それぞれの候補者が当選している。
いずれも現与党だ。

すべての議席を与党に充てた沖縄県民に対して、『地元を含め、対外的に直ちには公表しない方針』だし、『予見を与えるから、外にオープンにするつもりはない』って、なんだそれ?
で、国民に隠したままアメリカ政府と交渉?
それじゃ、国民を密約で欺いていた自民党政府と変わらんじゃん!?
政府が耳を傾けるべきは、日本国民であり、沖縄県民であり、アメリカ政府じゃないだろ?
どこの誰による投票で成立した内閣だよ?

次に、さらに脱力してしまった報道。

以下は、しんぶん赤旗より転載。
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イラク派兵 鳩山内閣が正当化

戦争支持の検証棚上げ

赤嶺議員に答弁書 野党時の主張翻す

 政府は19日、2003年に当時の米ブッシュ政権が主導する「有志連合」が開始したイラク戦争を小泉・自公政権が支持し、イラクに自衛隊を派兵したことについて、「違憲となるとは考えていない」などとする答弁書を閣議決定しました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が提出した質問主意書への答弁。20日はイラク戦争開戦から7年になります。
 鳩山由紀夫首相は昨年11月の臨時国会で、「イラク戦争は誤り」と答弁していましたが、今回の答弁書の内容は、この首相答弁や民主党が野党時代に主張してきたことと相反するもので、自公政権時の姿勢と何ら変わらないものです。
 質問主意書は(1)イラクに対する武力行使は国際法に違反するか(2)自衛隊のイラクへの派遣は憲法に違反するか(3)イラクへの武力行使を支持し自衛隊を派遣した当時の政府の判断は誤っていたか(4)イラク戦争を支持し自衛隊派遣にいたった経緯を検証すべきだ―というもの。
 答弁書は、イラクへの武力行使は「国連安全保障理事会の決議により、国際法上正当化されるというのが当時の政府の考え方であった」とし、現政権としての判断を回避。イラク特別措置法に基づく自衛隊のイラク派兵については、活動の実施区域が「非戦闘地域」であるなど同法の規定に従えば「違憲となるとは考えていない」と表明しました。
 イラク戦争を支持し、自衛隊を派遣した当時の政府の判断については「異なる判断もあり得たのではないかとの考え」もあるなどとしながら、検証については「将来の課題である」と答え、鳩山政権として行う考えのないことを表明しました。
 民主党は野党時代、イラク戦争について、国連憲章をはじめとする国際法の原則に違反していると主張。イラクへの自衛隊の派遣は憲法上の疑義があるとして、イラク特措法に反対し、当時の自公政権の対応を批判しました。
 政権発足後も、鳩山首相は、「イラクに対し戦争を始めること自体が誤っていた」(09年11月2日、衆院予算委員会)と発言していました。


前政権と同じ対米追随
 赤嶺議員の話 米英によるイラク攻撃は、国連憲章に基づく世界の平和秩序に重大な汚点を残し、イラクの人々に甚大な犠牲と苦しみを与えてきました。今回、鳩山内閣が、イラク戦争を支持し、自衛隊を派遣してこれに加担してきた当時の政府の対応について、過去の民主党の主張にも反し、何らまともに答弁しなかったことに強い憤りを覚えます。これでは、自公政権時代の対米追随外交と何も変わりません。
 日米両政府は、日米安保条約改定から50年を迎えた今年、日米同盟を深化させるとしていますが、この問題は、今後の日米関係と日本外交のあり方にかかわる重大問題です。鳩山内閣が、イラク戦争と自衛隊派遣に関する検証と総括に正面から取り組むことを強く求めたい。
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日本政府は過去、小泉売国総理の下で、アメリカのイラク戦争を支持したんだよ。
その流れを汲む安倍、福田、麻生に対するアンチとして、今の民主党連立政権があるんだよ。
野党時代には、イラク特措法にも反対したじゃん!
『違憲となるとは考えていない』って、それじゃ小泉とおんなじだよ、、、、。

対米強行路線の小沢は、第七艦隊発言以降、検察とマスコミにズタボロにされてしまったし、、、

もう私は、民主党を応援しない。
(民主党の良心、戸倉多香子さんの言動がチョー気になる。)

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