何故『辞任』か？、202億円

中川昭一辞任のニュースが話題を占めているようだ。
彼のアルコール過多は、以前から知られていたことで、多くの記者の感想は、
「とうとうやっちゃったよ」というもので、予想の範囲内だったらしい。
本人は「風邪薬を飲み過ぎた」と言っているらしいが、記者の間では「彼の言う風邪薬ってのは酒のこと」などと言われているようだ。
彼は以前、国会中にケータイのワンセグ機能でテレビを観ていて問題になったこともある。
そのときの写真がこれ。右側は与謝野馨。

ちなみに、国会では、議場への携帯電話の持ち込みは禁止されている。
こんな連中が「小中学校への携帯電話の持ち込みを禁止しよう」などと議論している。
中川昭一の後任は与謝野馨らしい。
ワンセグ大臣の後任は、やっぱりワンセグということか。

ところで、なんで『辞任』なのだろう？
あんな酔っぱらい会見をした直後に『罷免』すれば、麻生太郎も少しは国民の支持を取り付けられたろうに。
もちろん罷免した後は、即刻解散、総選挙だ。
それが麻生太郎が国民のためにできること、だと思うのだが。
続投支持などするから、任命責任の問題も大きくなる。
（辞任なのだから退職金もらえたんだよね？）

ワンセグ風邪薬大臣の影にかくれて、こんなニュースもある。

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米海空軍施設費も負担、海兵隊グアム移転巡り２０２億円
　米軍再編で日米合意された沖縄の米海兵隊のグアム移転を巡り、０９年度の政府予算案に計上された日本側の経費負担３４６億円のうち２０２億円が、グアム島の米海・空軍の施設の基盤整備にあてられることが分かった。政府は日本側の負担について「海兵隊の移転に伴って必要となる司令部庁舎などの施設整備が対象」と説明していたが、部隊移転とは直接関係ない施設にまで日本側の負担が拡大することになる。
asahi.comより。
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米軍は米軍の都合で出て行くのに、その費用346億円を日本の血税から支払う、というだけでも怒りを感じるのだが、、、
実はそのうち202億円は米軍の移転とは関係ない金額だ、というのである。
要は体よくたかられているのだ。
健康保険が払えず、医療を受けられない人が、日本にはたくさんいる。
なのに世界中で人殺しをしまくっている米軍に払う金はあるのだ。
202億円あったら、どれだけの病院を閉鎖から救えるだろう？
それとも、『日本はアメリカの被占領地域なので、仕方がない』のだろうか？
日本人の払った血税は、日本人の命のために使いたい、と私は思う。