NHK放送センター、現有地での建て替えを発表
NHKは2015年6月2日、渋谷を本拠地とするNHK放送センターを現有地で2025年までに建て替えを行うと発表しました。当初はNHKは同じ渋谷区内の神宮前地区への移転を視野に入れ、土地所有者の東京都と交渉していたが、断念する形となりました。
2020年の東京五輪・パラリンピック終了後に着工し、放送開始100周年となる2025年にニュースセンターとラジオセンター、情報系スタジオなどが入る施設の運用開始を目指します。その後、ドラマスタジオや事務室を順次建て替える予定となっています。
ニュースリリース:朝日新聞デジタル 2015年6月9日
NHK新放送センター、渋谷の現有地で建て替えへ
JR渋谷駅前から宇田川町方向へ伸びている「公園通り」の坂上にある「渋谷区役所前交差点」から撮影した、NHK放送センターの広大な敷地の全景です。
NHK放送センターの敷地東側には「代々木公園」の広大な緑地帯が広がっていて、周辺は緑が多い環境となっています。
放送センターの敷地内を散策していきます。放送センターに併設されている「NHKスタジオパーク」入口へのアクセスのため、普通の一般人も怪しまれずに敷地内に入ることが出来ます。
道なりに沿って進んでいくと、放送センターの建物群が見えてきました。低層階部分の建物は1964年(昭和39年)のオリンピック時に建設されたものです。
敷地内に建っている「NHKホール」を撮影しました。毎年年末に開催されている「NHK紅白歌合戦」の会場に利用されているので有名ですね。
この「NHKホール」も建て替えられるのでしょうか。そうなると、建て替え期間中の紅白歌合戦は別の会場で開催しなければならなくなりますね。
放送センターの敷地内には広大な駐車場やロータリーなどが整備されているので、それらを更地にして新放送センターの建物群を建設し、既存の建物群を壊すやり方が出来そうですね。
本館入り口前から広大なロータリースペースや広場を撮影しました。左端の方にNHKホールの建物が写っています。
NHKホールの建物の全景を撮影しました。このNHKホールも1974年(昭和47年)11月の完成であり、現在は41年の年月が経過していることになりますね。
NHKホールの歴史をウィキペディアで調べてみると。2008年9月に老朽化対策工事が一応は行われているのだそうです。あと20年くらいは持ちますか。
この時の写真を撮影したのが2013年6月なのですが、当時は40周年を祝う垂れ幕が設置されたりしていました。
NHK放送センターの地図です。