鴻之舞鉱山跡(こうのまいこうざんあと)

2012-05-02 13:00:00 | 廃墟・遺構

みなさまこんにちは
今日は先日フラリと立寄ってみた鴻之舞鉱山跡
家からかな~り近くにあるのですが、いつでも行けると思うとなかなか寄らないものですねぇ(-_-;)
今回は久々にじんわり見てみました



まずは、あけぼの町公衆浴場跡
看板が付いているので、ココが昔公衆浴場だったのがわかりますが
看板がなければなにがあったのかはワタシにはわかりません
公衆浴場の跡といえば去年見たココなんか良かったわ~



まるいコンクリートの囲いが浴槽だったのかな?
たしか2つくらいは確認できました



鴻之舞鉱山が閉山したのが1973なのですでに40年が経とうとしていますので
殆どの建造物は自然に帰っています
鴻之舞のアチコチに街があって人々が賑やかに暮らしていたということがなんだか信じられません



公衆浴場の裏側には酪農家の建物がありましたが、それももう跡地となっていて人は住んでいないようでした



男子用のお便器も虚しく転がっています



でも、クロッカスがひっそりと咲いていました
ここに人が住んでいたという証でしょう



道道305頭上を送水管が渡されていますが、元々は鴻紋軌道の鉄橋の跡のようです



お、なんだか立派な看板が付いています
この辺りは末廣町というところだったのですね



鴻之舞のアチコチには昔の街の名の看板が付いています
それを見てももう、草木が生い茂っていて単なる道端にしか見えません
街名看板がポツリと経っていてなんだかさみしいげでした



丁度真ん中辺になるのか整備された広い場所に辿り付きます



慰霊碑がありました



鉱山ではいろいろな事故などがあったようです



鴻紋軌道の記念碑もありました
鴻紋軌道は随分と短い期間しか走っていなかったようです
1940年 着工1943年完成
でも、太平洋戦争真っ只中だったので鉱山自体は休山中だったので鉱山関係の運行はなかったようですが
街の人々の足になっていたようです
で、1947年 鉱山が復興したものの、道路が整備されて自動車での輸送に押されて1948年に
廃止されてしまいました(-_-) 本当に短い期間の運行でしたね



銀色の道 誕生の地
ダークダックスのあの歌ですっ!!
つっても既に解からない人の方が多いよね(-_-;)
あ~ダラダラ長くなりそうなんで後半へつづく 





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4 コメント

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こんばんは (Unknown)
2012-05-02 21:31:20
ご無沙汰してます
言われなと浴場だったとはわからないですね
40年前の歴史が残ってるんですね。
春の訪れが感じます(^。^)
Unknownさま (ミドリ)
2012-05-05 10:33:39
ん~?ご無沙汰ですか?
すんません何方かわかんないです(笑)

40年前の歴史というか、40年前に閉山したということです
明治の頃から砂金を採り初めて大正からは住友金属鉱山が
採掘をしていますので、100年は超える歴史があるのですよ~
始めまして (歴史好き)
2012-06-07 11:09:55

 貴重な歴史がきざまれたところですね!

石炭とか鉱山とか海外品にきりかわって

なくなってしまったですよね。

 また国内に戻って再開したりするかもです

ね?
歴史好きさん (ミドリ)
2012-06-07 12:30:29
はじめまして
ワタシは北海道の歴史に興味があります
あと、こういうところが好きだったりします
鴻之舞は東洋一の金山と言われていたこともあったようで
閉山の理由はやはり企業として採掘するには採算があわなくなった
というもののようですね
あ、石炭は釧路コールマインとかまだ掘っているところもありますね
金山も現役のところがあるようですよ!
金山と温泉は仲良しだったりするみたいです

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