みどり屋のブログ

空の写真と手作り小物

野良ピーナッツのその後

2021-01-26 19:51:43 | 
春先に畑で見つけた落花生の若芽があまりに可愛らしかったのでブログに書きました。
「謎の生き物」

別の写真を探したときに、収穫したピーナッツの写真も見つけたのですが、野良ピーの波乱万丈なその後を書いてなかったことを思いだしました。
今回は改めてその話です。

確かに、中に豆(種)はいってんだから、自然だとそうやって芽吹くわけだよね、と思いつつ、衝撃的な姿。
前から(?)見るとこんな感じ
しかし、豆が2つ入ってたはずなのに、この段階で淘汰されてんだろうか?ましてや三つのときってどうなるんだろうか。

ともかく、まったく予想外に落花生を育てることになったのですが、なにも知らないもんだから、あっという間にやられました。

鳥、か猫かは分かりませんが、ある朝みたら、根本からほっくり返されてたんです!
その頃さすがに双葉(豆部分)はもうなかったので、通りがかりの猫が遊んだ説が有力。畑のだいぶ端の方だったし。

普通はそこでさよならですが、しかし諦めの悪い私たち親子。
完全に土から出された瀕死の野良ピーを保護し、ちょっと場所を変えて、今度は柵と網で囲っておきました。

何度ももうだめかも!と思うくらいヘロヘロな成長具合でずーっと低空飛行だったため、
せっかくここまで育てたのに、収穫できなかったら寂しいからという理由で、母が次々に新しい苗を買ってきては野良ピーの周辺に植えまくる。

そんな野良ピーも、夏を迎える頃にはようやく普通に葉も繁ってきて、ちょっとの暑さや風ではびくともしなくなってきて。なんか行けそうな感じ!

しかし一株でも意外とわさわさ茂る豆科の葉っぱ。野良ピーだけのはずが、結局5株に増えてるんだから、そのもさもさっぷりったらもう。

夏の盛りにはトマトとカボチャの侵略にも耐え。っていうか、境界がまったくわからなくなるほどにわちゃわちゃになった畑に私が耐え。

晩夏には小さな灯火のように明るい色の花が咲き。


落花生の名の通り花が尾を引いて土に潜り。

いよいよじゃん!
と期待がマックス高まったその時、
またしても。今度は確実にカラスにがっつりやられました…(目撃者も居ました)

網をかけてやらなきゃダメだったらしいです。
そりゃあんだけごみ袋つついて荒らせるんだから、畑の土くらいわけなく掘り返せますよねぇ。

たぶん半分くらいは被害にあいましたが、遅ればせながら網をかけ、さらに期を待ちついに収穫!

しかし豆ってのは収穫してからも食べられるまでにはだいぶ待つ。
気が早いと冒頭の写真のような豆が出てくる。これはこれで甘かったですが。

たっぷり待って食べた野良ピーは
とてもとても美味しゅうございました。

今年は野良じゃなくて育てるからね~
(誰にいってるのか)



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