大坊（おおぼう）みかんの収穫の季節がやってきた。
近年、もう最後か？と思うが
みかんは頑張っている。
みどっちは相変わらずのんびりしすぎているのかもしれん。
急斜面だから甘くて美味しい昔ながらの温州みかんが育つ。
同じ田辺のみかんでも味は違う。
今年は他の農家さんのみかんを試食しまくった。
残念ながら昔ながらのほんまもんのみかんの味はどこにもなかった。
やっぱり、まつうえ農園のみかんは皮の汚さも天下一品だが
昔ながらのみかんの味も天下一品！
どこのみかんも美味しいのだが比べると
あ！みかんの味が濃い！って感じてくれると思うなーと思えたので
木は枯れて悲しいが、うれしいなーと思う。
こんなに景色のええところなのに、カミキリムシにやられて木が枯れてしまった。
こっちの山は全滅に近い。
ここに大きな木を育てるには何十年もかかる。
対策を練るが、いい案が思いつかない。
ので！
記念の植樹～！！！
山のてっぺんに枝垂れ梅を植えてみた。
のんびり考えるも良し。
この花を見るために必ず山のてっぺんまで登るようにした。
もっと木を見るだろう・・・。
畑を考えるだろう・・・・。
カミキリムシをもっと防げるかも知れない。
何曜日に見回るか決めても三日坊主になるので
あえて植樹にした。
梅が咲くときには、現状から逃げられないのだ。
こんなきれいな絶景の景色と枝垂れ梅を
情けない想いで見るのは今だけでいい。
5年後はもっとみかんの木が育ってるのか？
自分は何をしてるのか？
楽しみが増えた。