起きてすぐに冷蔵庫前に這い這い・・・・。
ほれッ!楽しみにしていたマンゴーは冷たい。
6年前くらいの皆既日食で奄美大島の笠利町でお世話になった酋長が
毎年届けてくれるのだ。
1個ペロリと食べちゃったー。
甘い甘いマンゴーは奄美の香りを届けてくれたよ。
あの夏が鮮明によみがえる。
みどっちには刺激的でもあり
素で生活できた。本性むき出しで。
無い物を不便に感じず、無いのだからないのである。
有るものは当たり前と違うから、もっと大事にせなあかんねんなぁ・・・・。
・・・と3日も同じ服を着て海で着たまま洗い
髪も水道で流すだけ。
毎日、思い切り笑い、別れは思い切り泣いた。
感情そのままむき出しやったわ。
いろんなことを考えさせられたこの旅の経験がなかったら
みどっちはどこかで凹んでたと思うし
ふさぎこんでいたかもしれんと思うんよ。
でも逆に
都会の旅人には刺激が強すぎたのか
何でも出来る気を持って
都会に帰りすぐ挫折。
ひきこもりになって体を壊した仲間もおる。
同じ体験した兄弟みたいな仲間。
何が違ったんかなーと今も思う。
同じ気持ちを持って帰ったはずで、
みんなこの経験があれば
なんでも乗り越えられると確信したのに。
あの時の何でも出来そうな気持ちって大事やで。
音信不通になった弟のような仲間には伝わらないのが もどかしい・・・。
元気に復活するようになってるはずなんだけど・・・・。
それが奄美の魅力ってもんよ!
酋長に電話した。
「元気?たまには電話してよー!」と言うと
「奄美から電話しないのは
彼と一緒に居たら誰から電話だろう・・・と怪しまれると
いけないと思って気を遣っているんだよぉ!
いい人ができたら奄美に連れて来なさいぃ~!」と
へんてこりんなイントネーションで話すから可笑しくて。
可愛らしい酋長。
マンゴーごちそうさま♪
またすぐ奄美でね♪