みどっちふぁくとりーの素

バイクで一人旅も釣りも 人生 絶好調♪
好奇心よ!!
これからもその調子でいってくれ!
人生最高♪

100万円の あずま袋の作り方

2014年07月13日 | 日常

で~~ん!!!!!

好奇心が多い、思ったら全部やりたい。

変ですね?自分でも思う。

ブログ12年目にして始めての

みみみみ・・・・ミシンの登場です!

 

作りもできないのに、既製品が物足りなく感じたり。

作りもできないのに、作ってあげたいと想う人がいたり・・・・。

 

図書館で本を借りあさり、頭がバーン・・・・。

みどっちは今、

袋縫い・・・捨てミシン?

三つ折ミシンにバイアス?

いったい何ですかッ?の世界にいます。

ミシンを買おうと思い半年もどれにしようか迷いました。

半年たっても好奇心は消えません。

 

アウトドアでいつも家にいないので

ミシンは友達の事務所に送られてくるようにしたの。

 

みんな まるで時限爆弾が届いたみたいに驚いちゃってねー。

みどっち宛?なんでミシン?

何するの?とうとうウェディングドレスでも縫う気ィか?とか

どうなってしまったのか?とお騒がせし

 

「ぞうきん縫うんや(笑)」と言いました。

だってさホンマやもん。

それから「あずま袋」を作るのさ。

 

ぞうきん縫いは暴走し、コースアウト!!

「おおおおお!脱輪!止まれ~!」

「うあああああ。セーフ!!」

「むおおおおおお!!ふ~~~~~!!!」と体もクネクネになりながら

夜な夜な練習した。

ま。こんなもんだ。

 

それでレッスン1が終わり

実家にミシンと帰る。

「おせ~て~!(教えて~)」とオカンに言うと

「今頃?アンタは みんなより遥かに遅れをとってるのよ・・・」と相変わらず厳しいお言葉。

 

「あずま袋を作りたいんや。10分でできるって本に書いてるで。」

「あー、すぐできるわよ。」とオカン。

「エイ!エイ!オ~~~!!!!」と大笑いで始めたが

 

まぁ・・・・うまくいかない・・・・いくはずもない。

何十年と遅れているのだから

裁断で40分・・・・・。

裁断したら今度は

「マチ針の打ち方も違う、アイロンあててから!も~!!これは大変。」とオカンがうるさい。

あずま袋の形が簡単でも難しい。

図形が苦手だから

折り紙で実際に折ってみなきゃ分からない。

ケンカしながら何線か縫ったら

オカンがクルクルっと魔法みたいに裏返した。

 

「うあー、なんかもう形になってる~~~~!!!先に裏返すな~!でも すげ~!!」と喜んだら

「え?あんた、知らなくて縫ってたの?もー、しっかりしてよ!」と涙目。

「んなもん初めから分からん。よし!縫いっぱなしをきれいに見えなく処理するぞ!」

 

ここから地獄。

眠たいわ、三つ折縫いの細かさに腹立つわ。

もっと3センチくらいで三つ折にしたい!と希望すると

「よく考えなさい!そうしたらこーんなブサイクになるのよ!」と仮に折って言う。

なるほどと思うけど

あれほど作りたかった あずま袋に目を三角にし「へ」の字グチだった。

ちょっと客観的に観て笑えたが

一瞬で、現実に返り

「あああああ!もう無理。これ以上したらミシン共々爆発する。寝る」に

「もう少しよ。お母さんも忘れてることが多いわ。よし、あと少しはお母さんに縫わせて!」

 

あと1本の40センチが細かすぎて、眠くて縫えない・・・・。

 

磯で炎天下12時間耐久や、石鯛釣りの磯を歩くほうがよっぽどマシ。

 

「何が10分でできるんじゃ!内側の始末をしたらもう3時間半!本のうそつき!」と

ミシンの向こうに布団敷いて、白目むきながら限界なのに目を開けながら

見ていたが・・・・・

「できたー!」の声で白目を黒目に無理やり戻し

あ・・あずま袋・・・やっとできたん?

手にとって感動。

「これ100万円積まれても絶対売らない!」と言ったら

あきれて何か言いたげだったけどさ

 

「ま、ボチボチ練習しなさい。お母さんも久しぶりに楽しかったわ」と

優しいこと言ったのは

みどっちの好奇心にトドメを刺さないようにしたのだ。

これ潰したらヤバイよ。

この好奇心はめったにないからね。(笑)

 

今もPCの横にデカイアイツがデーン!としてんだよ!

あずま袋、まだ一人では無理。

白目むいて作ったあずま袋見たい?

 

 

好奇心とは恐ろしくもあり、

恐ろしく人生の楽しみに幅を広げる最高の媚薬である。