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「ミッドナイト詩人、クレージーなエッセイをさわやかに綴る」

詩人、俳人、時遊人が、居眠りしながら真剣に書き綴る。
世の中の奇人・変人に警告する「直ちに悔いを改めよ!」

「見積りだけなら無料」?

2010-04-28 02:26:10 | 現場での話

 

前回に引き続き、建設業界の愚痴。

 

仕事をしたらその対価には報酬は支払われて然るべき、と多くの人は思うはず。

誰も好きこのんでタダ働きをしたいとは思っていない、実際のところどうなんだろう。

少なくとも私は「儲からない仕事はしたくない」と思っているし、ましてや仕事が趣味ではない。

仕事の付き合いにおいて無償で労力を提供するなんてまっぴらだ。

 

ところが建設業界においては、役所の担当者はそこそこおいしい関係をしつつも、

業者には無償で労力を提供させようとすることが存在する。

 

道路の拡張などの区画整理計画の際、その実行の妨げとなる建築物の取り壊し・移転の

対象となるものを「見積もり」することがまことに面倒だ。

この対象となった建築物の所有者には、移転や部分撤去の費用を補償するシステムがあり、

計画が実行される前にその補償費用を算出する仕事がある。これを役所側は苦手としている。

そこで設計事務所や建設業者などに依頼する。

 

まったくタダ働きだ、役所側は「誰よりも営業努力で仕事の優位に立てる」また、

入札になっても「設計協力した」ということで談合もしやすいだろうと思っている。

私はそれが嫌で、役所に設計の「入札願い」は提出していない。

だが、「入札で優位に立てる」というのは昔の話だ。

 

現在は電子入札だ、談合くずれで最低価格に落ちる。

昨年も、設計入札の30%で落札した事務所があった。

そんな設計事務所が作成した図面や見積もりで、仕事を請け負った建設業者はたまった

もんではない。地団太をふんでも完成しなければ次回の入札にも参加できない。

 

これらの積算の依頼や、設計協力などには暇誰賃を払うつもりが全くないことだ。

広告で「見積りだけなら無料」というフレーズがあるが、本来見積りの作業にも費用が

かかっているからである。費用がかかっても無料で見積りを行うのは、見積りをすること

によって、それが商売に直結するからである。

見積りをしなければ受注もない、という話であれば、結果的に受注に至らなくとも無料で

見積りを行うのは仕方がないとは思う。

 

過去において断りきれない人物に依頼されたが

それが仕事に直結したことはない、そんな物件は受注ゼロだった。

無論、そういう行為に対して無抵抗な設計事務所や建設業者にも問題がある、とは思う。

 


公共工事減少と建設業者

2010-04-24 04:19:11 | 現場での話

 

建設業に大きく関わりのある仕事をしている。

 

公共工事が激減して、競争が激しくなり、同業者や関連業者が規模の縮小をし、

倒産しているところも少なくない。

 

お役所はこうした状況を考慮して、建設業者の下請けを保護するというタテマエで

いろいろ面倒な手続きを行っている。建設業者に「下請けに分配するように」と

下請け工事発注書を提出させたり、下請け会社に適正な価格で支払いが行われている

かを確認するためである。

 

だけどこれが実際に有効な手段なのか、と問われると、実のところ全く無意味な

対策というか、悪用されているケースが多かったりする。

 

書類上は支払われたかのように見せかけるために、下請け会社に捺印をさせた書類を

提出させるケースがあったり、不当に高額な「安全協力会費」で相殺されたり、

激化した下請業者の競争によって低価格した「実績価格」の参考にさせられたり。

建設業者が不当に安い価格で下請け会社に発注しないように提出させられる見積もりが、

実は役所が工事を安く上げるために利用されているケースがある。

 

その上一番困ったのは、役所の不手際で内訳に見積もり漏れがあった追加工事なんかは、

「予算に計上されていないから」という理由で金を出さないし、「それが無いと困る、

引渡しに応じられない」とかなんとか言いながらムリヤリ只で業者に押し付ける。

役所の建設課の担当者に恥をかかせてはイケナイと、建設業者は下請けの了解もない

まま勝手に役所の無理難題を聞きいれ、しかも自分の腹を痛めずにその負担を全て

下請け会社に求める。

 

表向き下請け業者を守るどーのこーの言って、その対策をしているかのように振舞って

いる役所が、責任逃れの業者いじめのような仕組みを作っている。

 

具体的に書いちゃうといろいろと憎まれそうだが、役所が作成した建設工事の内訳に

「白いダンゴ50個、黒いダンゴ50個」と計上してあったとしても、実際に食べる

ダンゴは「あずき色のダンゴ150個」だったりするのである。たしかに食べる瞬間まで

正確な数量は把握できなくても、ダンゴの色そのものまた一個の価格がが間違っている

場合が多いのである。

 

しかも工事中に50個分不足ですよ、と申し出ても、これを認めてくれることはほとんどない。

内訳書の数量=役所で組んでいる予算であり、内訳が間違っていることが役所の上層部に

バレると、設計した担当者的にいろいろと問題があるのだろう。ダンゴ業者は50個分の

不足分は業者持ちになる。100個受注で5%程度の利益しかないのに、増額無しで50

追加は赤字に直結。役所側は必ずこう言う「今度の仕事で面倒みる」と言う。

しかしこれほど宛てにならないものは無い、次回入札に入れるかどうか、また入ったと

しても業者同士の競争になる。

最後に先方に「なんだ、お宅はまだまだ安く仕事できるんじゃない」と言われる。

 

このダンゴの損失を防ぐには、ダンゴ業者が“談合”をやるしかない、と最近強く思う

ようになったのである。

 


カタログ

2010-01-11 01:09:36 | 現場での話

新年の挨拶から10日経ちました。

 

新年早々我が家では風邪が流行りまして、4日以降は大変でした。

新型インフルエンザかなと思いましたが、流行にはいつも乗り遅れる性格なのか

一般の風邪でした。それでも咳はとまらず、頭痛はするしだるいし何も出来なかった。

ようやく風邪の症状から解放され、元気になりました。

 

お正月もあっという間に過ぎ、秋田県は大荒れの天気でした。

今年一年を占うような天候でしたが、今年はどんな年になるのでしょう。

寅(トラ)のパワーで、不景気風を吹き飛ばし、

今年の年末には、明るく楽しい一年だったと言いたいですね。

 

ただ、週間予報によると「雪ダルマ」マーク並んでいます。寒さはこれからが本番です。

冬将軍の出番はこれからです。寒さに負けないように、熱燗で一杯やってから寝ましょう。

 

我が社では、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の仕事が多かった。

また現場派遣や施工図の依頼などが主な業務となっていた。

木造建築の設計をしばらく離れていました。

確認申請の業務は行っていましたが、本格的に設計するのは20年ぶりだろうか。

 

昨日、ある現場の内覧会に行って来ました。

すっかり建築構造も内装仕上げも変わっていました。

(ずっと前から、ステップ君には遅れていると言われています)

 

高断熱高気密から、オール電化は当たりまえになってきました。

さらに、これからは太陽光発電を考えた住宅に変化していくと思います。

最終的には、燃料電池を設置し、太陽光が無い場合の発電も行うものと考えます。

そこで、今年は我が家の屋根に太陽光発電を導入しようかと思っています。

ここ2,3年秋田雪国でもソーラーパネルが増えています。

東京と秋田を比べても、発電のための日照時間は同じだそうです。

 

と、風邪で休みながら、ソーラーシステムのカタログを見ながら考え中です。

 

ここで一句 「10年でソーラーシステム元を取り」 48/kw

 


「秋田型」を大切に!

2009-03-29 23:59:59 | 現場での話

建設会社を訪問し、各会社の現場監督と会うたびに感じるのは、

「どの会社にもその会社の良さがある」ということだ。

 

日本には四季折々の自然の美しさ、歴史的建造物の荘厳さ、文化や伝統など、

たくさんの「良さ」がある。なかでも日本の伝統文化には、「様式美」がある。

主に東北地方と関東地方でしか、仕事をしたことがないがその地方のよさがある。

 

風雪に耐え、歴史を刻み、その時々に変化をとげながらも本質は変わらない。

「型」は心をどのように見える形にするかという表現様式だと思う。そこに

「様式美」が生まれる。

 

といっても、何でも古いものを大事にすればよいというものでもない。

「型」に潜む、基本的な考え方、本質は守る。しかし、長年のしきたりでも

変えるべきものは変えていかなければならない。この辺の見きわめが難しい。

 

秋田県でも、県北・県央・県南とでは違う。また海沿いと山沿いでも違う。

海沿いでは雪は少ない、山沿いの多雪地帯では構造上大きく違う。

 

今は仕事がない状態です、横手市城下町の古い建物や、増田町の蔵群など、

お隣湯沢市の酒造メーカーの建物など時間を見つけてたずねてみたい。

 

ここで一句 「仕事無 研究意欲 更に無」 無給建築士

 

さて今日までの勝敗結果です。

昨日は同級会の幹事です、  〇勝ちとする。

今日はたいしたことないので、△引き分けとする。

通算成績は、    34勝25敗26引分です。

 


履歴書

2009-03-08 23:20:23 | 現場での話

 

今月は卒業・就職のシーズンです。

同級会の準備のために住所録を整理していた。

そのとき、初めて書いた「履歴書」の下書きが出てきた。

 

懐かしくなり読んでみた。先日書いた記事の会社に就職するためです。

学歴の欄には書くことがなかった、義務教育卒ではカッコ悪いが空欄だった。

特技の欄に「自分の持っている知識・技術を武器に全力で頑張ります」とあった。

 

よくこんなこと書いたと思う、当時出稼ぎしながらの大工だったので、

建築の知識も技術もなかった。あるのは人一倍の酒飲みとはったりだけだった。

それは今でも続いていると思う。自分をよくみせたいという気持ちの表れだろう。

 

その会社はもうなくなっている、また良い思いでもない「履歴書」はゴミ箱に直行した。

当時手書きだった。いまならパソコンで打ち込み名前だけ自筆で書くだろう。

今仕事がなくて、毎日が職探しみたいなものだ。

「履歴書」の書き方でも練習しておこうかと思う今日この頃です。

 

今度特技の欄には、

 

「建築知識、施工技術、管理能力、それにプラス話術は負けません」

 

と書いて提出したい。これなら救ってくれる会社もあるかも知れません。

 

ここで一句 「給付金いただく前に住所無」 元派遣村住民

 

さて今日までの勝敗結果です。

今日、叔父さんの三回忌に出席、 〇勝とする。 

通算成績は、         24勝20敗23引分です。

 


「ぼやき」

2009-02-28 22:26:40 | 現場での話

 

“ぼやき”といえば、野村監督をすぐ思い出すだろうが、

現在の世の中をみれば“ぼやき”たくもなるというものだ。

 

昨日の会議の続きだが、どうにもひたすら長いだけの会議に辟易している。

私に言わせれば時間ばかりかかっているだけで議論しているふうには見えない。

いたって無意味とのこと、まったく不毛だと語気も荒くなってくる。

 

そこで私は、会議の前に必要と思われる事項をすべて資料のなかに含ませておいた。

そうすれば、間違えたとか忘れたとかは言えないのだ。

また自分の立場で、現場の流れを読んで発言をしてもらった。

 

私は常に3週間前を見据えて、そして縦横の関係を明確にし、問題点を考えさせたのだ。

むろん、今回の会議の前に前回の発言のあった問題点も明記しておいた。

 

,3回繰り返したら、会議に遅刻はなくなり3,40分ですべて終了することになった。

ただ上層部はペンを持たないで、また前回の資料もなし手ぶらで出席する人も居た。

これはなんとも出来なかった。責任ある立場の人達がただただ残念だった。


議論下手と言われる日本人。これからの国際社会で生き抜くためには不毛な会議を脱却し、

議論のスキルをつけることも重要だろう。

   「やっぱりカニと言えば毛がにだよ」
   「毛のはえてる果物代表はキウイだろう」
   「ホクロから生えてるのは、なんで長いんだろうね」

不毛を脱却してたどり着いたのがこんなところだ。
見えないところの毛の話で、夢中になった中学時代が懐かしく思い出した。

毛の話はこれでおしまいにしたい。では。

 

ここで一句 「テポドンを盾に会議を引き延ばし」 北の将軍

 

さて今日までの勝敗結果です。  
今日は約束の図面を渡してきた、 ○勝とする。


通算成績は、          23勝16敗20引分です。


「 会 議 」

2009-02-27 23:59:44 | 現場での話

私は会議が苦手である。いや苦手じゃなく嫌いだ。

なぜか? それは最初に勤めた会社に責任がある。

 

私はみなさんご存知の通り大工職人だった。

出稼ぎ13年、独学で一級建築士になって建設会社に就職した。

 

その会社は月一回、第一土曜日午後3時から社内会議があった。

会議といっても社長が「儲からない、このままでは大変だ」と一方的に話すだけだった。

延々と儲からない話を2時間も聞かされると、たいがいの人は嫌になるのではないか。

 

建築部と土木部と各重機オペレーターと合わせて20人位はいたと思う。

ただただ、儲からないといわれても、私は新入社員です聞くだけだった。

 

4回目の会議のとき、さすがに土木部長が言った。

「社長、儲からないといってゲンコツをもらった状態です」つづけて言った。

「こぶが出来た上に、またゲンコツでたたかれているようなものです」

 

私は心の中でクスっと笑った、まったくその通りなのだ。

その会社はワンマン社長で、なかなか意見ができないような会社だった。

 

その一月後に、社長が急死してしまった。

 

中央の建設会社に勤務していた息子が後をついだ。

私はその後8年間勤めて退社した、父親が亡くなったのでこの機会と思った。

 

8年たっても経営状態はよくならなかった。監督連中が劣るわけではない。

その証拠に、当時の監督は他社に勤めてそれなりに頑張っている。

 

つまり、社員は優秀といわれないが、他社と比較しても劣る連中ではなかった。

原因は、現場での重大事故と以前からの資金繰りの悪化だった。

それから4,5年で、会社は消滅した。

 

それが原因で「会議」名のつくものが嫌になったのだ。

だが昨年、10年ぶりに現場で所長を務めた。

週一回、「定例会議」と「工程会議」を必ず開いた。

会議が好きになった訳ではない。

契約工期内に完成させなければ私の真価が問われるのだ。

 

さて今日までの勝敗結果です。  
昨日はたいしたことはなかったので、△引き分けです。
今日は図面が完成したので、    ○勝とする。


通算成績は、          22勝16敗20引分です。


「ラジオ体操第三」

2008-09-30 23:59:59 | 現場での話

 

いや~、あったんですね「ラジオ体操第三」が過去に放送されていた。

 

1939年に制定され12月1日放送開始。1946413日をもって放送中止と、

 

新第三1946414日放送開始。翌年831日に放送中止されたものがある。

 

どちらも現在は利用されていないとありました。

 

 

こんなのはどうでもいいことですが、

休みすぎてブログの更新忘れてしまいました。

 

前に、上棟式の記事を投稿しましたが、その工事が9月いっぱいで完成しました。

 

次回は、オープンセレモニーの記事を投稿します。(ホントかオイ)

 


ラジオ体操第2

2008-08-19 01:22:20 | 現場での話

みなさん、ひさしぶりです。

いや~、忙しかったです。

夏休みはありませんでした。

一日も休まず、現場は稼動しました。

オリンピックを見ながら、現場を見ていました。

オリンピックは予想した通りです。(何が?)

メダルの数は、アテネより少ないと思っていました。

と言う訳で、記事再開します。

休日明けの記事はやはりこれでしょう。

 

「ラジオ体操第二」

 

何を根拠にと思うかたはそのままに進めます。

朝礼など、作業などを行なう現業向けの体操と言われているが、

職場でも時間が取れないことなどから第1のみを行うことが多いそうです。

本当は「第二体操」を知らないからだと思う。(私はできます)

 

 作曲:團伊玖磨  ←私が言うのもなんですが、変人だと思います(申し訳ない)。

最大の特徴は、ボディビルダーを連想させる独特のポージングがあげられる。

体操は以下の13科目からなる。

 

1、全身をゆする運動

2、腕とあしをまげのばす運動

3、腕を前から開き、まわす運動

4、胸をそらす運動

5、からだを横にまげる運動

6、からだを前後にまげる運動

7、からだをねじる運動

8、片あしとびとかけ足あしぶみ運動

9、からだをねじりそらせて斜め下にまげる運動

10、からだを倒す運動

11、両あしでとぶ運動

12、腕を振ってあしをまげのばす運動

13、深呼吸の運動

 

そんな訳で、記事ひとつをごまかしてしまった。(つづく)

 


「ラジオ体操第一」

2008-08-06 20:25:07 | 現場での話

5月から毎朝ラジオ体操をしてから、朝礼を行っている。

ここ最近は体調が良い、このラジオ体操のせいだと思っていた。

あのがんこな肩こりや、首の痛みがないので喜んでいたところだ。

また、子供達も夏休みに入り公園で「ラジオ体操」の掛け声が聞こえる。

子供達は体操より、みんなとふざけるのが好きなだけかもしれない。

そして、カードにハンコで埋め尽くすのが楽しみな子もいるかも知れない。

 

その「ラジオ体操第一」の作曲者が亡くなった。

詳しくはここをご覧ください。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080806-00000099-jij-soci

 

老衰のため東京都渋谷区内の自宅で死去、100歳。

すごい、100歳まで生きることはなかなか出来ることではない。

私の父は72歳だった。いかに「ラジオ体操」が健康によいか証明されたようなものだ。

と言うことでみなさんラジオ体操をしましょう。

 

「ラジオ体操第一」

1、のびの運動

2、腕を振ってあしをまげのばす運動

3、腕をまわす運動

4、胸をそらす運動

5、からだを横にまげる運動

6、からだを前後にまげる運動

7、からだをねじる運動

8、腕を上下にのばす運動

9、からだを斜め下にまげ、胸をそらす運動

10、からだをまわす運動

11、両あしでとぶ運動

12、腕を振ってあしをまげのばす運動

13、深呼吸の運動