
昨年FSM全州で行われたクリーンアップ。
ヤップ州では学校をメインにクリーンアップ活動を行いました。ポスター、リーフレット、ラジオ、学校訪問で参加を呼びかけたところ14の小中学校と、この期間中に企画した「コロニアクリーンアップ」、「ラグーンクリーンアップ」には地元の小学校、ユースクラブ、ヤップJOCVが参加してくれました。
【期間】 2008年9月15日(月)~10月1日(水)
【主催】 ヤップ州環境保護局(EPA)
【協力省庁】 教育局(DOE):各公立学校への参加呼びかけ、生徒の運搬、学校訪問
公共事業局(PW&T):ゴミの回収と運搬
青年市民局
青少年サービス課(YS):ユースクラブへの参加呼びかけ、クリーンアップ活動のサポート
放送課(Media Div,V6A1):ラジオアナウンス、ビデオ撮影、DVD作成
【活動内容】 以下に記載。
《クリーンアップ前》
☆ラジオアナウンス:インタビューに答えるEPAディレクター。(写真右)

☆ごみの分別方法とグローブ、ゴミ袋を各学校に配布。

《クリーンアップ期間中》
☆当日はメディアスタッフとPWのごみ回収トラックとともに学校を訪問。


☆参加校全14校のクリーンアップ活動のサポートと取材。クリーンアップのやり方、場所は学校によってさまざま。
その① 学校内をクリーンアップ

その② ごみ箱の中も分別

その③ 花壇もクリーンアップ

その④ コミニティー(学校周辺)のクリーンアップ

その⑤ 主要道路脇のクリーンアップ

その⑥ 排水溝に落ちたタバコの吸い殻を拾う

☆コロニア近辺の2校合同で行った「コロニアクリーンアップ」


☆地元ユースクラブとJOCVによる「ラグーンクリーンアップ」


☆回収されたごみ

《クリーンアップ終了後》
☆参加校、グループに感謝状とありがとうポスターを進呈。


【経費】 ポスター、リーフレット用紙(300枚)
プリンターインク
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計$227.00 (JICA隊員支援経費より)
ゴミ袋 (1170枚)
Tシャツ(100枚)
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計$871.15 (ヤップ州EPA予算より)
【所感】
準備期間が短かったため、リーフレット、レターによるゴミの分別回収の協力依頼のみで、事前の環境教育ができなかった。また、当日のクリーンアップのやり方などは各学校に任せたが、ゴミの分別についてはレターと口頭で伝えただけだったために、分別が不十分な学校が多く見られた。やはり事前の環境教育が必要である。
またTシャツについても発注の遅れと発注先とのやり取りで時間がかかり当日までに間に合わなかった。
すべて取りかかりが遅れたことによって準備が不十分になってしまったのが反省点である。今後は準備期間を十分に取り、参加者への環境教育も行っていきたい。
今回、多くの協力者によりクリーンアップ活動が出来たことにとても感謝している。
(満江 友紀)