ミケの雑記帳

グ~タラしたい毎日

琵琶湖一周旅行⑤ 近江八幡

2010年09月02日 12時03分19秒 | お出かけ
写真は前回お話した安土城天守閣跡からの眺めです。
分かりづらいですが、陸地のきれた奥側は琵琶湖です。
現在は干拓されて写真のように田畑や住宅がありますが、当時は内湖が安土山を取り囲むようにして存在していました。
西の湖と伊庭内湖がその名残になるんでしょうね。

少しの休憩の後、安土城跡を後にして『安土城考古博物館』と『安土城天主 信長の館』に行きました。
移動の車は登山の影響で膝が笑いながらの運転でした。
マニュアル車はこういう時にツラいわ。

まずは博物館。
常設展としては弥生・古墳時代の近江の人々の生活と安土城を中心とした中世の城郭や織田信長について紹介されていました。
今もまだやっていますが、この時企画展として戦国時代の武士や忍の持ち物なんかの展示もありました。
いや~、銅鐸がずら~っと並んでいる様子は壮観でしたね。
銅鐸の他にも、銅剣・銅矛・銅戈・銅鏡・埴輪・馬具の装飾品・・・。
古代のロマンたっぷりでしたよ。
ここまでの展示は初めてだったので興奮してしまいました。
中世の展示室では安土城全体の模型が展示されていました。
企画展の展示物も見ていて心躍るようなものばかりでした。
一番驚いたのは毛抜きが戦国時代から存在していたことでしたね。
しかも、ほとんど現代の毛抜きと形状が変わっていませんでした。
この毛抜き、月代は江戸時代は剃ってつくっていたみたいなんですが、最初は毛を抜いてつくっていたみたいです。
痛そうだ。

博物館を満足しながら見終えて信長の館へと移動しました。
ここにはセビリア万博で展示されていた安土城天守の最上部5,6階部分が原寸大のものが見学できます。
5階部分は黄金の間と呼ばれ、金箔の壁と釈迦説法図の襖絵に囲まれています。
階段を上れば6階部分も見ることが出来ます。
5階も6階も金ピカでしたよ。
豪華絢爛とはこのことだ。
他には豪華な食事の展示もありました。

博物館も信長の館も朝から家族連れやお年寄りが何組か来てましたね~。
あと、外の売店のおばちゃんがテレビ電話で孫か誰かに電話していたのがおもしろかったです。

このあと、近江八幡市街地へと移動して『たねや』というお店を訪ねました。
インターネットで調べて美味しそうだった『ふくみ天平』というお菓子を買いました。
後日食べてみましたが、このお菓子は最中の皮と餡が別々になっていて食べる時に合わせるというつくりになっています。
美味しかったです。
上品な粒餡に餅も入っていて、皮がサクサクしてて美味しかったです。
買って正解でした。

今回は安土城がメインでしたが、他にも近江八幡城跡や観音寺城跡もあり、また季節によっては水郷めぐりも出来ます。
まだまだ魅力たっぷりの近江八幡を後にして、午後のメインである彦根城へと向かうのでした。


今日の天気 
 たねやはバームクーヘンが有名みたいです