星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

お前が女になるまで、ずいぶん待った…

2006年08月08日 23時51分21秒 | 粕谷紀子


ずいぶん探したよ…
ついに

ついに

ついに

風のゆくえ」SGコミックス版ゲットです
昨年秋に大量購入に成功した古本屋で…
本当に嬉しい
もとの文庫版もセブンティーン版も持ってるけどね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚歌劇団『暁のローマ』感想

2006年08月03日 21時24分31秒 | OSK・宝塚(OG含む)
長い長い、夏期講習の合間を縫って
一日だけ、思う存分遊ぶ日にしました。

(内容)
まず木村作品の全てに言えることだが、言葉が稚拙。
「カエサルはえらい!」リフレイン…
「大きいわぁ、大物よぉ」
「愛している」リフレイン…

これでいかに稚拙かお分かりいただけたかと
曲が良いだけにもったいない…
難しい言い回しを意図的に避けたのか、知らないのか…

追い詰められたブルータスに部下が
「お逃げください」
…「捲土重来をおはかり下さい」の方がいいと思うんだけどな。

ストーリーも深みがない。簡略化すると
カエサルへの敬愛とローマへの愛の狭間で、ブルータスは暗殺を迷うが
ローマを選びカエサル暗殺

アントニウスの演説で、市民を敵にまわす

愛された・満ち足りた、と自己満足のうちに自殺。

…わびしい orz

クレオパトラの場面を削って、政治闘争をもっと出して欲しかった。
ブルータス派は政治家に全く見えない。
暗殺後、妻が狂うのも唐突過ぎてよく分からない。
召使いに「姑にお前が息子をそそのかした、といびられた」
とか説明させればいいのに…

アントニウスの演説(歌)は、市民達の
「ブルータスはえらい」コーラスにまぎれ良く聞こえない。
音響さん気を付けて

(出演者)
良い意味で、越乃リュウ白華れみが目に付く。
れみちゃんは白城あやか(10年前のトップ娘役)のような
清らかな美しい娘役像を作れると期待。
越リュウ様はセクシー&ダンディな貴重な脇役。
越リュウ様なくしてブルータス派はまとまらないだろう。

全体として、娘役は個性的な舞台美人揃いなのに、
男役が軟弱な印象。負けるなよ
かと言って越リュウ様系だらけになっても困るが。
何人か遠目に見た雰囲気が越リュウ似だったが
本家よりもオーラ不足。真似ばかりは止めよう

カエサルの正妻カルプルニアが不吉な夢を見て外出を引き止めようとするが
「あなたの予感は甘えたい気持ちに過ぎない。それは今夜満たそう」
しかしカエサルは暗殺される
…って「天上の虹」の高市&御名部っぽい!
椎名葵さん、大好きでした。退団が本当に残念。

アントニウス役の北翔海莉は、
カエサルの後継者としての決意と、大器の予感を
短い歌で見事に表現。
月組を去るのが、本当に惜しい。早く戻って来てね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする