星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

『謎のプリンス』感想

2006年05月31日 17時07分07秒 | 海外文学
※映画の感想ではなく、原作邦訳の感想です
やっと読みました。
いや、正確には26日に読んだんですけどね。
ネタバレがあるので嫌な人は読まないで下さいね。




はじめの感想
なんか薄い

まず期待のロンハー
喧嘩→ロン倒れる→仲直りしラヴラヴカップル
が薄い。
倒れて最初の寝言が「アーマイニー」…これを彼女がどう感じたか、
そして仲直りする過程をもっと書いて欲しかったなぁ。
まぁこの辺りは好きに妄想想像して良いと言うことなんでしょうか。


それよりもハリー…お前もやはり健全な男子か。
ジニーの夢を良く見ることについて、
夢の内容からして、ロンが「開心術」を使えないのは心底ありがたかった。
…どんな夢だよ、一体…(死)

ジニーがハリーの見舞いに来たことについて、
ハリーの妄想が「無理する」域にまで膨れ上がった。
ヲイ。。

でも、この6巻が「つなぎ」のようであるのは否めない…
やっぱり気の良いトンクスには幸せになって欲しいし、
ビル&フラーは家族に認めてもらえて良かったね。
「わたしだけで十分ふーたりぶん美しいと思いまーす!」
…まぁいいか。

ビルが顔に大怪我をしたとき
「若くて健全な男が、ずっとそのままだとはかぎらんよ」
ってビルだけじゃなくて、セドリックのことも思い出してるよね、
おじさん。

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『プリティ・プリンセス2』米国人のお姫様像…

2006年05月04日 17時57分08秒 | テレビ・映画
プリティ・プリンセンス2 ロイヤル・ウエディング 特別版 [DVD]
『プリティ・プリンセス2 〜ロイヤル・ウエディング〜』
(2004年アメリカ映画)

アメリカ人の王室感ってこんなもんか、って感じ。
アン・ハサウェイは前作より品が無くなっていて、全く王女に見えない。
さらにパーティーの来客者をみても、みなにちっとも品位がない
オーストリアの~伯爵夫人…ってただのネェちゃんじゃん
「おとぎ話」というのを割引いても、出演者の品のなさはもうダメだね。。
というか、出演者がアメリカ人だけなんでしょ。

そんな中、なかなか良くやっているのが、
ライバル・ニコラス役のクリス・パインと、
婚約者・アンドリュー役のカラム・ブルー
特にカラム・ブルーは「英国の公爵家」といっても無理がない。
彼は英国出身。やっぱりアメリカとイギリスは違うね。
でも私はクリス・パインの方が好みw
数代前の王の5世(だっけ)の孫ならこんなものかも?
でもやっぱり平民の方がしっくりくるんじゃないか??

ストーリー面では、
結婚式を当日になってぶち壊すとか、実際にはありえない。
物語としての完成度、王室ものとしては全然だけど、
ニコラス&ミアのラブストーリーとしてみれば結構楽しめる映画。

ところで、原作本があるの知ってましたか
この映画の原語タイトルは「The Princess Diaries」
メグ・キャボット女史の「プリンセスダイアリー」シリーズという本があるんですね。
こっちは日記形式で書かれていて、
現代アメリカの若者文化の描写とかもばっちりあるらしい…
面白そうなので、いつか読んでみたいです。
(2011/4/24追記)
多読ブログに原作洋書情報をまとめてあります→こちら
(追記ここまで)

が、原作本があることをもっとアピールすべき。
原作のアイディア、設定があってこその映画なはずで、
尊重されねばならないと思うのです。

プリンセス・ダイアリー 1 (河出文庫)

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