2007年夏以来、すっかり秋田書店ファンです。
いま秋田書店作品で楽しみなのが、
週刊少年チャンピオンの『バチバチ』
プリンセス GOLDの『新☆再生縁』
です。
『バチバチ』は良い意味で表紙詐欺wで、
これは熱い熱い相撲漫画です。
蘊蓄も豊富で、ためになります。相撲は素晴らしい国技です。
そして、今回のメインテーマ『新☆再生縁』。
姉妹の漫画家:滝口琳々は、中国物の作品を多く描いているそうですが、
私はまだこの作品しか知りません。
原作は弾詞小説『再生縁』、越劇『孟麗君』として広まっているようですが、
"新☆"と付いている通り、原作の『再生縁』とは時代もストーリーも異なるようです。
現在プリンセス GOLD誌に隔月連載なのですが、
ここまで予想通りの展開が続いており(笑)
大変気分よく読める作品です。
ヒロイン:孟麗君は、宮中の陰謀に巻き込まれて所在不明の父を探すため
男装して科挙を受験。首席合格し酈君玉として、
次席の劉奎璧とともに皇太子:朱祐樘に仕える…
というのがストーリーの基盤。
(※以下ネタバレと予測を含みます)
まず、第一話の内容と予告?カットから、
奎璧がかなり大きな扱い…と言うか君玉とくっつくなと。
で、君玉(麗君)の婚約者:皇甫少華は
悪いイメージが強調されていたので、
イケメンになって再登場するなと。
まあ、どちらもほぼ現実のものになったわけで、ニヤリ。
その他、「男装の麗人」「悪いお妃」
「母の身分は高くないが優れた皇子」とか
古今東西の創作作品のネタにあるような、
お決まりのパターン。
ここまでくると、何度も読み返して細部まで理解する必要も無く
大変わかりやすい素直な展開で、気持ちがよいです。
(もちろん、読み返すごとに味の出る作品も、
読者を裏切る意外性のある展開も、面白いですが
そればっかりだと疲れるんですよね…)
-----
歴史物の醍醐味としては、史実をどうアレンジするか、という点。
朱祐樘こと、弘治帝(孝宗)は、『新☆再生縁』初登場時17歳であり
史実で1470年生、1487年即位ですから
まもなく即位するはずです。
また、史実で1487年には(即位以前に)正妃を迎えることになっていますが、
これはどうするでしょうか?
息子の正徳帝の誕生が1491年なので、ズラせますけど。
即位前後の大きな出来事としては、李孜省や梁芳も……
あと忘れてはならないのが、弘治帝の妹:仁和公主。
彼女は1489年に齊世美に降嫁することになっています。
これらの出来事が、時期はずれても必ず発生するので、
先を予測しつつ、楽しみたいと思います。
予測が当たっても良し、当たらなくても良し。
いま秋田書店作品で楽しみなのが、
週刊少年チャンピオンの『バチバチ』
プリンセス GOLDの『新☆再生縁』
です。
『バチバチ』は良い意味で表紙詐欺wで、
これは熱い熱い相撲漫画です。
蘊蓄も豊富で、ためになります。相撲は素晴らしい国技です。
そして、今回のメインテーマ『新☆再生縁』。
姉妹の漫画家:滝口琳々は、中国物の作品を多く描いているそうですが、
私はまだこの作品しか知りません。
原作は弾詞小説『再生縁』、越劇『孟麗君』として広まっているようですが、
"新☆"と付いている通り、原作の『再生縁』とは時代もストーリーも異なるようです。
現在プリンセス GOLD誌に隔月連載なのですが、
ここまで予想通りの展開が続いており(笑)
大変気分よく読める作品です。
ヒロイン:孟麗君は、宮中の陰謀に巻き込まれて所在不明の父を探すため
男装して科挙を受験。首席合格し酈君玉として、
次席の劉奎璧とともに皇太子:朱祐樘に仕える…
というのがストーリーの基盤。
(※以下ネタバレと予測を含みます)
まず、第一話の内容と予告?カットから、
奎璧がかなり大きな扱い…と言うか君玉とくっつくなと。
で、君玉(麗君)の婚約者:皇甫少華は
悪いイメージが強調されていたので、
イケメンになって再登場するなと。
まあ、どちらもほぼ現実のものになったわけで、ニヤリ。
その他、「男装の麗人」「悪いお妃」
「母の身分は高くないが優れた皇子」とか
古今東西の創作作品のネタにあるような、
お決まりのパターン。
ここまでくると、何度も読み返して細部まで理解する必要も無く
大変わかりやすい素直な展開で、気持ちがよいです。
(もちろん、読み返すごとに味の出る作品も、
読者を裏切る意外性のある展開も、面白いですが
そればっかりだと疲れるんですよね…)
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歴史物の醍醐味としては、史実をどうアレンジするか、という点。
朱祐樘こと、弘治帝(孝宗)は、『新☆再生縁』初登場時17歳であり
史実で1470年生、1487年即位ですから
まもなく即位するはずです。
また、史実で1487年には(即位以前に)正妃を迎えることになっていますが、
これはどうするでしょうか?
息子の正徳帝の誕生が1491年なので、ズラせますけど。
即位前後の大きな出来事としては、李孜省や梁芳も……
あと忘れてはならないのが、弘治帝の妹:仁和公主。
彼女は1489年に齊世美に降嫁することになっています。
これらの出来事が、時期はずれても必ず発生するので、
先を予測しつつ、楽しみたいと思います。
予測が当たっても良し、当たらなくても良し。