星くず雑記

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映画「帝一の國」感想

2017年05月13日 11時17分04秒 | テレビ・映画
真面目におバカをやっていて、
非常に面白かった!

<あらすじ>
海軍兵訓練学校に起源をもつ「海帝高校」は、
独自の生徒会組織を持ち、生徒会長OBは政界にも強いコネを有していた。
赤場帝一は、内閣総理大臣を目指し、
まずは海帝高校生徒会長を目指すのだが、
大人顔負けの派閥抗争が繰り広げられるのだった…


映画を見た後、漫画も読みました。

まず、設定が面白い。
海帝のモデルは、最難関校=開成、海軍ゆかり=海城・攻玉社
といったところでしょうか。
実際にありそうであり得ない、ライン。

主人公の帝一は野心ギラギラ、頭も良いけどどこか抜けていて、
全てに完璧なライバル大鷹弾よりも愛嬌がある。
その他、個性豊かなキャラクター達。

一方で、漫画後半(7巻以降)は、この漫画の肝であった
生徒会選挙制度が大きく変わってしまい、
一気に、グダグダな展開になって、面白くない。

なので、7巻までの内容をメインに上手くまとめた
この映画版は、独自のアレンジを交えながらも、テンポもよく、
漫画の面白い部分だけを楽しめる内容になっています。

帝一役の菅田将暉の顔芸の素晴らしさを筆頭に、
若手俳優陣がたっぷり楽しめるのも美味しいところ。

しかし私が一番気になったのは
竹内涼真・・・・・・もなんですが、
現生徒会長:堂山役の木村了

舞台版で帝一役だったんですね。
初登場のシーンから威厳あふれる生徒会長オーラ、
(物語のクライマックスに現れる)筋の通った人柄が出まくりでした。

メインキャスト6人が注目されがち
(売り出されがち)ですが、木村了にも注目していきたいと思いました。

コメント
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