星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

Mac OS10.3でも使える、美麗ビジュアライザ

2011年03月24日 10時59分40秒 | Macintosh・パソコン
いまのところ、MacBookはOS 10.4、
iMacはOS10.3を使っています。

1990年代の古いソフトを多数所有しているため、
クラシック環境の使える10.3を捨てる意志はありません。
もっぱら、音楽・DVD再生に使用しています。

となると、美麗なビジュアライザが欲しい所。
しかし、時代は10.5や10.6。
10.3でも使えるものは、なかなか貴重ではないでしょうか。

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DiscoBrick
DiscoBrick公式
Apple公式

10.4以上とか、10.5以上とか、
iTunes10以上とか、いろいろ書いてありますが、

1.6をインストールした所
OS10.3、iTunes7でも使えています。


公式サイトを見ていただくと分かる通り
キラキラのビジュアライザで、バリエーションも豊富。
一曲ごとにランダムに切り替わります。

デモ版なので、1分に1回くらいの頻度で
DEMOというデカデカとした文字が表示されますが、
ビジュアライザがキラキラなので、さほど不快に感じません。


将来的にOS 10.6以降を購入したら
それにあわせて是非、正規版を購入したいビジュアライザです。



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ランニング始めますお

2011年03月21日 20時43分56秒 | 日常生活
「趣味:水泳」にするために
という記事を書いて、1.5ヶ月あまり…
本当に、週2程度のペースでプールに行きました。

ところが、3・11の東日本大震災で、
停電&節電のため市営のスポーツセンターが
閉館になってしまい、長期間運動できなくなり、
非常にマズい状態です。

せっかく定期券を買ったその日に、震災が起きたのです。

……なんとかして運動しないと、
ということで、急遽ランニングすることにしました。
靴は、室内履きだったランニングシューズを
外履きに下ろします。

で、JogNoteに登録しました
(名前などは内緒!)

せっかくなので、体重・体脂肪も記録付けていこうかと思います。

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あと、BGMが欲しいので、Mac用のBPM計測ソフトをダウンロードしました
iTunes-BPM Inspector for Mac 1.02
※本家サイトが落ちているため、インターネットアーカイブから

マウスでカチカチ、数字が青くなったらsetを押すだけの
シンプルなカウンターです。

iTunesには、各曲ごとにBPMが登録できるんですね。
iPodを購入してから4年弱、今まで気づきませんでした。

いまのところ、たぶん時速8キロぐらいが、
精一杯だと思うんですよね…
EXERMUSIC>BPMと速度の対照表


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東宝映画『連合艦隊』と『零戦燃ゆ』

2011年03月20日 17時12分48秒 | テレビ・映画
零戦燃ゆ [DVD]
(1984年公開、東宝、舛田利雄監督)

『連合艦隊』は隠れた名画であると思うので、
同シリーズとして製作された『零戦燃ゆ』を観た。

特撮は見事でしたが、映画の内容は、
『連合艦隊』の足下にも及んでいないと思います。

<あらすじ>
昭和16年12月、開戦とともに高雄基地から飛び立つ
零戦の大編隊。その中には、若きパイロット浜田がいた。
驚異的な航続距離で太平洋の王者となった零戦は、
一方で徹底的な軽量化のため、防弾装備は極めて脆弱であった。
…昭和14年、厳しい訓練から脱走しようとした浜田と水島は、
下川大尉に完成したばかりの零戦を見せられ、
気持ちを新たに軍へ戻った。
そして2年後、浜田はパイロット、水島は整備員として
ついに零戦を手にするのだった。
昭和17年、山本五十六の護衛に失敗した、浜田達は
海軍の「出処進退」の伝統から、過酷な出撃命令を受ける。
浜田は、死に場所を求めるかのように、
重傷を負ってもなお、零戦での出撃に執着する。
見かねた水島は、彼が愛する静子を、浜田と結婚させようとするが…

<感想>
最初の出撃のBGMが明るすぎて、こりゃダメだな
と思ったら、そのまま最後までダメだった。

内容が極端に悪い訳ではないが、
『連合艦隊』に比して、歴史ドラマとしては内容不足だし、
印象的な場面が全くなく、メッセージ性も弱い。
また、水島・静子・浜田の揺れ動く感情も
描写不足で物足りないのだ。

『連合艦隊』では、本郷英一の妻:陽子は
新婚旅行先で置き去りにされる。
そのまま英一は戦死するが、弟の真二が持ち帰った遺書により
陽子は"美しいまま"真二に託されたことが、明らかになる。
真二はただちに陽子に求婚し返事を待つが、その間に
戦艦大和乗船の命令が下ったため、結局、忘れてほしいと告げる。
そこで陽子は初めて感情を露にし、真二に抱きつく……

置き去りにされてから、ここまで陽子は台詞を発しない。
だからこそ、真二にすがりつく陽子の痛々しいまでの感情が
強調されているのだ。陽子役の古手川祐子が実に「美しい」

『零戦燃ゆ』では、水島と静子は惹かれ合いながらも、
水島は静子に浜田との結婚を勧める。
しかし、浜田は水島がウソを付いていることを見抜いていた。
また、静子は浜田に手製の枕を送り、
彼の役に立ちたいと(=妻になるため)九州へ向かおうとしていた。
その矢先、静子は米軍の空襲で殺される。
まず、ここまでの静子の心の動きが分かる場面が無い。

その後、浜田は、米軍の大編隊に単身突入し戦死する。
浜田の母は、「好きな女性から贈られた枕」を、墜落現場に手向けるのだった。
ここではじめて、浜田もまた静子を愛していたことが分かる。

静子が手料理を浜田に食べさせる場面があるのだが、
この時点では、互いに水島に対する遠慮やとまどいだけで、
静子が浜田の妻になろうと決心するには弱すぎる。

この三人を演じた役者が若いということを引いても、
(浜田=堤大二郎、水島=橋爪淳、静子=早見優)
場面が無いのでは、演技がどうのというレベルではない。
また、早見優は「可愛い」が、それは物語において
青年達が命をかけて愛するにふさわしい「美しさ」ではなかった。

"零戦のドラマ"にするなら、歴史的・軍事的な面を重視すべきだったし、
"零戦に関わる人々の人間ドラマ"なら、ドラマパートを優先すべきだった。
中途半端に終わった青春ストーリーに加え、
無理に山本五十六をストーリーに絡める等
どっちもやろうとして失敗した印象である。

BGMも、不自然に明るいものが耳に残り、あまり良くない。

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藤子不二雄『定年退食』

2011年03月17日 18時55分02秒 | 藤子不二雄
東日本大震災で、極めて甚大な被害が生じております。

私が、考えているのは、最終的に
一体どれほどの人が生き残り、地域を再建していくのかということです。
とにかく、今は死者・行方不明者数が増えないことを願うばかりです。


さて、今回ご紹介する『定年退食』は、
地球環境悪化に伴い、食糧問題が深刻化した未来の話です。

(あらすじ)
主人公(74歳)は、食事や健康に気をつかっていた。
「二次定年」特別延長の抽選に申し込むが
外れてしまい、役所へ赴く。
役所は抗議や質問のために訪れた老人で、ごった返していた。
すると、そこに奈良山首相の緊急演説のニュースが始まった…

(以下、ネタばれを含みます)



「健康にして文化的な生活、これは憲法に定められましたる大前提であります。
われわれはこれを「定員法」制定により現実のものとし、今日に至りました。

一次定年を56歳とします。それ以上の生産人口をわが国は必要としません。
二次定年を72歳とします。それ以上の扶養能力をわが国は持ちません。

73歳以上のかたがたは、本日をもって定員カードの効力を失うものとします。
年金、食糧、医療、その他一切の国家による保障を打ち切ります。

情において忍び難きこと多言を要しません。
しかし、現在、人類がさらされております未曾有の危機に思いをいたせば
氷の如く冷徹なる理性的行動!
今や、それだけが人類を救う唯一の道なのであります。」


主人公は散歩中に体調を崩すが、もはや一切のサービスは受けられない。

友人とともに公園のベンチに座っていると、
若者(孫)が、席を変われと言う。
友人の抗議の声をよそに、主人公は席を譲る。
「わしらの席は、もうどこにもないのさ」


なんとも表現に困るラストです。
やむを得ないとは思うけれど、積極的に肯定はできないなあ。

ある意味、究極の「トリアージ」

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宝塚歌劇団『記者と皇帝』感想

2011年03月08日 18時19分50秒 | OSK・宝塚
・北翔海莉が主演
・結構面白いが、チケットが売れていない
・96期が出演しない

という3要素のせいで、観に行っちゃったよw
多分、2009年11月以来の宝塚観劇。

昨年はOSKしか観た記憶が無いので、
比較した感想も、別にまとめたいと思っています。

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3/8 14時の回、2階席はガラガラで、
サイドと、後ろ2列は完全に空席でした。
私は知らないで行きました(※当日券)が、
少しでも観客を呼び込もうとしているのか、
ミニトークショー&抽選会が行われてました。

近年、このパターンが多いと感じていますが
根本的に、客が入らないなら
チケットを値下げすれば良いじゃないの。
ただし、近鉄時代のOSKのように、下げすぎてはダメ。
平日料金、学生料金、子供料金、ペア割引……

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<あらすじ>
金持ちの跡取り息子:アーサーは、
ヨーロッパ遊学から帰国し、結婚から逃れるため
親友の紹介で新聞記者になろうとする。
スクープをモノにしたはずが、踊り子のロッタに出し抜かれる。
二人は「皇帝」ノートンを追うと、いつしか陰謀に巻き込まれ……

<感想>
(内容)
かなりの佳作。
シリアス過ぎない陰謀に、誰も不幸にならない大団円…
映画だったらかなりぬるくて不満だが、
「宝塚歌劇」ならこの位がちょうど良い。
鍵になるモールス信号が分かりにくいのが難点か。

パンフによれば、ひとりひとりのキャラクター毎に
詳細な設定がなされており、また作品の台詞からも
時代背景をきちんと考えているのが分かり、素晴らしいと思う。
若手では、今回の大野拓史と藤井大介に期待している。

特に大野センセは、機関誌『歌劇』2009年1月号にて、
次のように発言している
(Q. 100周年に向けて宝塚はどうあるべきか)
「清く正しく美しく。およそ浮世離れした、
時に小馬鹿にした扱いを受けることも多い言葉ですが、
この言葉が空疎なスローガンと化した時、
100周年を待たず宝塚の連続性は終わることでしょう。
守るべきものを失った時に。正直、その岐路にいる気がします。」


大野センセは、内部批判ができる人。
少女歌劇ファンにして宝塚ヲッチャー(アンチ寄り)としては、
期待の星であります。

(出演者)
やっぱり
北翔が好きだ!
やっぱりこの人はすごい。
やっぱりこの人は上手い。
やっぱり…(以下略)

磯野・鈴奈・風莉のベテラン陣が、舞台を引き締めていた。
しかし、前々から感じている通り、ジェンヌ、
特に男役に個性を感じない。
悪役グループの皆さんなんて、誰が誰だか、ちっとも分からん。
唯一、蓮水ゆうやが印象に残った。
十輝 いりすは、良い意味でも悪い意味でも
随分と落ちついてしまっていた。

娘役は、愛花ちさきが、
主人公の婚約者で勘違い女を好演。
しかも、"それなりに"可愛い。
↑主人公にフラれる役所に適任。ヒロインより可愛くてはいけない。
でも、歌は、喚き立てているだけで歌唱になっておらずひどかった。

でも、ヒロインのすみれ乃麗の歌唱力は
私の聞いた限り最低水準。
特に1幕は、マイクトラブルかと思うほど、
全く声が出ていなかった。こんな下手な人はじめて(笑)。
ついでに、フィナーレのデュエットダンスの裾さばきも、
あまり美しいとは言えなかった。

どうしてこんな人がヒロインなんでしょうね。
双子の蘭乃はなが、花組娘役トップなので
そのへんも「何か」関係あるのかも?
……いや、「何か」は昔から存在した。
でも、それを舞台の上で感じさせるようなジェンヌが
表に出て来てはいけない。
まして、夢華某とか凪七某とか、不自然ヒロインは不快そのもの。

ただし、すみれ乃麗には、妙な愛嬌があるのも事実。
ポスターと同じ、ピンクドレスはよく似合っていた。

新聞記者(女、ロングドレス)と言えば、
『銀の狼』のジャンヌを思い出す。初演は、あの紫とも。
やはり落ちついた雰囲気の娘役にこそ、似合う役所のような気がする。

これは、予想外だったのだが、
ヒロインの親友役の桜音れいが、明るく可憐で良かった。
OSKの柑奈めいさんに雰囲気は似ています。
蓮水とのカップルも、初々しくて萌えるw
今回、一番の収穫でした。

主人公の妹役:伶美うららも、
美人で演技も丁寧で良かったが、
声がやや耳障りなのが気にかかる。

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それにしても、青年館大ホールは、大きかった。

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