星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

令和6年10月ヒューリックホール東京『姿月あさとソロコンサート』

2024年10月06日 20時51分57秒 | OSK・宝塚(OG含む)


「姿月あさとソロコンサート」に行きました。

会場は有楽町駅前の、Men's阪急や、コニカミノルタプラネタリウムのビルの11階にある「ヒューリックホール東京」でした。映画館を改装したとのことで、座席も広々観やすく、ドリンク置きや傘立てが座席に完備されてるのは良いです。ただ、緞帳はないのかも知れません

で…

(以降、ちょい辛口です)


まず、チケット代と別にドリンク代600円が必要なのですが、これが市販のペットボトル(ノンアルコール)やスミノフ・生ビールそのままなんです。ビール以外はカップに注ぐわけでもなくこれは、あまりにも残念です。当たり前だけど、上演中は飲食禁止ですしね。

姿月あさとを生で観るのは、初です。
宝塚退団から24年経ち、ファンもやや年齢層高めな感じ。客席は満員では無いものの後方まで、まあまあの入り具合。

ミュージカルよりはコンサート等の音楽活動多めな印象だったので、歌への期待が高すぎたかも知れません。
男役スター時代の声の明るさや伸びやかさはなく、時間を重ねたのだな、と思いました。

1幕はパリ五輪に因んでシャンソン中心に。
・おおシャンゼリゼ
・パリ野郎
・パリの空の下
・ろくでなし(with上原)
・上原:She
・インシャラー
・ミマンケライ
・愛の賛歌

(帰宅後調べたところ)インシャラーは元々、第三次中東戦争直前に平和を願って発表(その後中立的な歌詞に変更)された曲だそうです。

2幕目はミュージカルを含む様々なジャンルから。
・鑑の中のつばめ
・yo soy maria
・(ミュージカル「シカゴ」の曲)
・(ミュージカル「レベッカ」の曲)
・上原:ラマンチャの男
・愛と死の輪舞曲
・闇が広がる(with上原)
・夜明け ※姿月オリジナル曲
・berangkat-ブランカ-

最後のブランカは、姿月も赤いストールを纏い、ファンクラブの方?も「ブランカ!」の歌詞のたびに赤いスカーフか何かを振っていました。

約50分×2幕で、コンサートとしてはかなりボリュームがあり、飽きさせない構成でした。

髪をとても綺麗にセットしていたのですが、どうやらウィッグで、全体を通じて、美しい衣装と共に約4つのスタイルでした。
(※スタッフのXより、衣装は「HIROKO KOSHINO 2024-2025 AW COLLECTION」とのことです。)

ご本人も言っていた「大阪のおばちゃん」的な天然ぶりと、ゲストの上原理生の掛け合いは面白かったです。

上原理生は、生で観るどころかお名前もはじめて知りました。東京藝大卒で声楽にこだわりもおありらしく、そのとおり見事な迫力あるバリトンで、素晴らしい歌声でした。

客席にマテ・カマラスが来ている中での、上原トート&姿月ルドルフの「闇が広がる」は素晴らしい趣向でした。姿月全盛期に、男性の低音との掛け合いを聞いてみたかったなあ、と思いました。

この他、紹介されていましたが高嶋弘之氏もお見えになっていました。

-----
観劇を全てブログ等に書いている訳ではありませんが、OG公演で印象深いのは安奈淳さん。
ご年齢もあり曲数こそ多くありませんが、情感のこもった艶のある歌声が今も魅力的です。

こうした大御所が声を維持していることを思うと、姿月さんへの期待度も必然的に高くなってしまいます(^-^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする