インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

75年食べずに生きる聖人

2010-05-19 01:39:35 | ヨガ・スピリチュアル
同じく英字新聞に掲載されていた仰天トピックスから。
75年飲まず食わずで生命を維持しているヨガ聖人、プララド・ジャニ(83歳)
さんの話だ。8歳の時、目の前に現れたヒンドゥ教の女神様に舌を触られて以来、
食欲を失い、食物をとらないでも生きていられるようになったという。

まずは邦訳された次の記事をお読みいただきたい。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2722468/5685631#blogbtn

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2724999/5722969

瞑想によってエネルギーを得ているとの主張だが、これで思い出すのは、
あるヨギの自叙伝」(パラマハンサ・ヨガナンダ)。
ここにも、眠らない聖者、太陽光あるいは瞑想からくる光エネルギーで食べなく
ても平気な聖者、果ては究極の死なない聖者まで登場してくる。
邦訳されているので、興味のある方はぜひご一読を。
スピリチュアルな人には息もつかせぬ面白さだ。

                         

私は旅行中駅のキオスクで買って車内で夢中で耽溺した。

ヒマラヤの奥地には空中浮遊する聖人、よわいン百歳の聖人がうようよしている
といわれる。

グンブーメラーといわれるサドゥ行者のお祭りでは、一本足で何十年も立ち続け
ている聖者や、地中に生き埋めされても平気な聖者のパーフォーマンスも繰り広
げられる。

       

摩訶不思議インドならでは。

神秘の国にふさわしい聖人天国。

これくらいの芸当は朝飯前かも。

                    


*教訓
食べなければ疲れず、病気せず、若返る!
不食は到底無理でも、粗食が健康にいいことは
万人に知れわたるところ。

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ゴアのかえる料理

2010-05-19 01:24:59 | 食・健康
英字新聞に掲載されていたトピックスから。

西インドの有名リゾート地ゴアではなんと卒倒するなかれ、かえるの肉料理が人
気とか。
インド人がかえるの肉を食べるというのは初めて聞いたぞ。

                              

狗肉を食べる中国・朝鮮人と違って、ゲテモノ食いではなかったはずだが。

このかえるは絶滅の危機に瀕する野生動物の一種とかで、肝心のお肉の味はチキ
ンよりも上等の白身で美味とか。

で、需要急増に応じて密猟が絶えないのだそうだ。
政府はそのための規制に乗り出したらしい。

ゴアはキリスト教徒系の住民が多いことで知られるが、かえるの肉に抵抗を示さ
ないのも、それゆえかも。ヒンドゥ、イスラムには食の禁忌があるし、ご存知の
ように、前者は牛、後者は豚がタブー。
かえる肉などもってのほかだろう。

新聞に載ったかえる料理の写真は、もろかえるのもも肉でグロテスク。
見ただけで食欲減退しそうだが、そんなにおいしいのかな。

ゴアのレストランで給仕しているそうなので、そちら方面を旅される方で好奇心
旺盛な人は試してみてもいいだろう。

                   
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物騒な浜辺

2010-05-19 00:45:38 | 私・家族・我が安宿
本日午後七時、いつものように、五つ星ホテル、ホリデーリゾートの脇の道を通っ
て浜に出ようとしたら、途中で警棒を持った砂色の制服の男性に止められた。
警備か警官かよくわからないけど、危ないから、これより先は行くなと言うので
ある。
いつもは煌々と浜辺灯がともってるのに、真っ暗である。

                             

おかしいなあ、昨夜は七時半に出ても大丈夫だったのにと思いながら、もしかし
て毛沢東派(マオイスト)の過激ゲリラが海から上陸したとかで警備が厳重になっ
ているのかもしれないと、尋ねてみると、違うという。オリッサの奥地はこのナク
サライトといわれる極左過激派が猛威を振るっているのだ。

浜でリフレッシュしたい私はさらに食い下がる。
あっちの方だったら大丈夫?、頑として退ける男、ひょっとしてテロリストなの
かなあ。480キロもの海岸線が伸びる東海岸側、海の警備が甘いことでは常々問
題になっている。昨年11.26のムンバイテロも海側から上陸されたことだし、ね、
そうなの?と私。
いいやと否定する男、ああと思い当たって、もしかして物盗りと聞いたら、やっ
とイエスと返ってきて、スナッチング(ひったくり)と、身振り混じりに言われた。

このブログでも以前通報したが、若いインド人夫婦の夫が襲撃されて、頭から血
を流し奥さんが泣き喚いていたあの事件である。
それを思い出したのだった。
ちょうどこのホリデーリゾート側のビーチだった。
しょうがないので逆戻り。

              

夫に聞いてみると、昨夜三人の外国人旅行者が物盗り目当てに襲撃されたんだと。
金目のものは持ってなかったにもかかわらず、襲われたらしい。

                                    

で、夫の友人である警察幹部がじきじきにお出まし、警告していったらしい。旅
行者にもその旨ちゃんと知らせるようにと。それを早く言ってくれよな。このの
んきな亭主は、妻が襲われたらどうするつもりだったんだろう。日本人フェース
の私はねらい目だぜ。しかし、前に夜の浜は危ないからと何度も警告されたにも
かかわらず、平然と日が落ちてから出続けていた私の方も、無用心といえば無用
心だった。
外国人が襲われたと聞いては、さすがの私もこれまでのような襲い時間帯に出れそ
うもない。

おおこわ、ファイブスター近辺の浜が狙い目らしい。
リッチなツーリスト目当てだろう。
明日から、日のあるうちに散歩タイムを繰り上げないと。

ほんと田舎町のプリーも近頃物騒になったもんだ。

                          

前の道は車も増えて騒音・排気ガス公害、移住したころの静けさは望むべくもない。
静かなところが好きな私としては、嘆かわしい変わりようだ。
観光地の宿命とあきらめるしかないか。
これ以上俗化して欲しくないが。
治安も悪くなる一方だし。

排水垂れ流しでベンガル海の汚染もはなはだしい。
天候異変による砂浜の侵食もある。
ああ、昔ののどかなプリーよいずこ、である。

そろそろ河岸を変えるべきときに来ているのかもしれない。
真剣に首都圏(千葉あたり)にベースを作ることを考えている昨今である。

                                      
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