6/2 中村浩子 And then 第18話
第3の部屋は鍵がかけられた。
雄二はさらに部屋を改造するつもりだった。
一人でいるとき、雄二は思った。
自分はどうしたんだろう?
浩子を本当に愛しているんだろうか?
浩子には衝撃の一日だった。
雄二があんな風に激変するなんて、しかも
自分は反撃する気力を失ってしまった。
心の底に、脳裡のどこかに何かあったけど
まだ具体的になっていなかった。
日常生活に大きな変化はなかった。
雄二はこれまで通り家事を手伝ってくれたし
浩子が面倒がる洗濯とか掃除は手豆にしてくれた。
食事は一緒に作ることが多かった。
2人は大きなベッドに一緒に寝たけど2人が愛し合う、
日常の夜の営みはあまり、いや、ほとんどなかった。
でも日中、週末でも平日でも雄二はやりたいと思うと
浩子に襲いかかった。
浩子を捕まえて、時に胴体を抱えて、時に、引きずって
3つ目の部屋に連れて行った。
浩子を片腕で捕まえて、もう片方の手がカギを開けた。
中に入ると、ドアを閉め、浩子を手早く縛り上げそれからドアに鍵をかけに行った。
二重ドアの両方に鍵をかけた。
浩子あ小柄だった。
年を取り、若かったころのきゃさな体はもうない。
雄二は浩子と電車で会ったころ老けてはなかったけど
大柄でなんとなくおじさん風だった。
浩子の側に戻るとたいてい下から脱がせ始めた。
まだ衣類をまとっている上半身は綱で結わかれている。
そういう浩子を腕に抱いて、下半身剥き出しの浩子を見るのは
興奮させた。
浩子の白いお腹をなでながら、浩子の背中を自分の胸に寄りかからせ
足で浩子の足をその時の気分で広げさせた。
ねえ、浩ちゃん、もっと怖がるか、なんか抵抗してよと雄二が言った。
え、抵抗していいの? と浩子が聞いた。
浩子は暴れだした。
ワワと雄二は慌てた。
どうしてこうなるんだ?
雄二は少しふくれた。
それから腹も立ってきて、手を伸ばすと雄二の鞭をとった。
そして浩子のももの内側に一発鞭を下ろした。
いたーい、本気でやらないでよ。
お仕置きしてやる と言うや、浩子をひっくり返した。
そして浩子の尻を平手で叩いた。
浩子は足をバタバタさせて逃げようとした。
雄二はちょっともて余した。
鞭を持ち直すと、その鞭で尻を叩いた。
やめてーと浩子が泣き出した。
でも雄二は止めなかった。
浩子が子供みたいに泣き出した。
それから雄二は鞭を置くと浩子を腕に抱えた。
泣いている浩子にキスをして、結わえたまま衣類をはぎ取った。
それから片方のひざを紐で結わえると、体の下に紐を通しもう片方のひざを
結わえた。
雄二は少し引いて浩子を眺めた。
浩子の頬は涙でぐしょぐしょだった。
雄二はスマホ出すと浩子を撮った。
浩子は泣きながら止めて、写真は嫌よと雄二に言った。
止めない。 俺の好きにするんだ。
雄二は浩子の横に座ると、浩子の恥部を接近して撮った。
指で唇を開き、内部をアップにして撮った。
それから撮った写真を浩子に見せた。
こんなの嫌よと浩子が言うと
2人だけのアルバムを作ろうと雄二が言った。
ねえ、モデルみたいにポーズしてよ。