2025 6/x19 12話 僕があなたをほしいとしたら体だけ
夜中に目が覚めた。
小さい灯りがついていたけど、孝太郎もジョージもいなかった。
何時と見ると2時になろうとしていた。
私は起き上がり、廊下に出る引き戸を引いた。
しかし、鍵がかかっていた。
私は寝室についている浴室のドアを開けた。
使った様子はなかった。
私は寝室の冷蔵庫から水のボトルを出した。
水を飲んでいると、孝太郎の声がした。
おとなしく寝ていて、美咲。
私は声を探した。
どうもベッドの上から聞えてくるようだった。
当時私にはまだ孝一しか子供はいなかった。
お返事はと孝太郎が言った。
はいと私は返事をした。
翌朝7時ごろ、ドアが開いて孝太郎が入ってきた。
朝食ができているよ。
私は洗面を済ませてから台所に行った。
ジョージはいなかった。
私はジョージは? と思った。
ジョージは仕事だ。
孝太郎が答えた。
孝一はと声に出してきいた。
孝一は元気だよ、孝一には会えない。
美咲は孝一に子宮を貸しただけだ。
孝一の母親としては認めない。
私はまだ搾乳されていた。
孝太郎にもう会えないと言われ、涙が出て来た。
孝一は同じ家の中にいるはずなのに
私は声すら聞けなかった。
孝一の1歳の誕生日が過ぎた夜、
私は孝太郎とジョージに挟まれベッドにいた。
孝太郎が入ってきた。
ジョージが私が動かないように押さえていた。
孝太郎は深く深く入り込み、膣の奥で射精しているのを感じた。
翌夜も、翌夜もしっかり孝太郎に抱かれた。
こうやって私は第二子を妊娠した。
彼らは私の排卵日をしっかり把握していた。
私は彼らの予定通りに妊娠し、出産した。
孝二を出産し、事は同じように展開した。
退院後は私は搾乳され、子供に会うことは許されなかった。
ある夜、どうしてと孝太郎に聞きかけていたとき
ジョージが入ってきた。
それはね、美咲、ジョージが答えだした。
あなたは母親として不完全だから。
不安全? と私は思った。
子宮はいい、骨盤も尻も十分大きいし安定している。
でも、母親になる知能が足りない。
大事な子供たちをあなたに任せることはできない。
それから、ジョージの手が伸びて私はひざに乗せられた。
足がこじ開けられ、私が尻を出すのが待たれた。
私が尻を差し出すと、ムチが落ちてきた。
何回ムチが落ちてきただろう?
孝太郎の声が聞こえて、ムチが止まった。
私は孝太郎のひざの上で泣きじゃくった。
そういう馬鹿な質問は二度とするな、孝太郎が厳しい声で言った。
私はごめんなさいをした。
2人はまだ涙のおさまらない私をひっくり返し、
またの間を見た。
陰唇もムチ打たれ、つままれたとき悲鳴が出た。
お前はメスなんだよ、
男を楽しませ、言われたように子供を産む
それだけなんだ。
2人の声は似ていてどちらが言ったのかわからなかった。