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北陸新幹線:長野-黒部宇奈月温泉 E2系で走行試験

2013-12-06 22:00:48 | 鉄道:全般
 2015年春の開業に向けて準備が進む北陸新幹線(長野-金沢間)のうち、長野-黒部宇奈月温泉(富山県)の136キロで6日、一般の旅客用車両「E2系」を使った走行試験が始まった。建設主体の鉄道・運輸機構(本社・横浜市)と、JR東・西によるもので、自動列車制御装置(ATC)が正常に機能するかどうかや、高速走行時の安定性や安全性について確かめる。

 試験で走らせるE2系は東北新幹線の「やまびこ」に使われている車両。この日は、10両編成で午前1時42分に長野駅を出た後、沿線各駅に停車しながら、最高時速110キロ、平均時速60~70キロで走行した。

 新潟県内は、同3時10分に上越妙高駅(上越市)に着き、同4時半に出発した。報道陣に公開された次の糸魚川駅には同5時8分に姿を現し、同5時20分に駅舎を後にした。

 試験区間終点の黒部宇奈月温泉駅には同5時53分に到着した。

 北陸新幹線の施設整備も大詰めを迎えており、車両による走行試験は今月2日に始まったばかり。まずJR東の検査用車両「イースト・アイ」を低速で走らせ、線路や電線に異常がないか確かめた。

 同機構北陸新幹線第二建設局(富山市)によると、E2系では、先行列車との間隔を保ち、事故が起きないように列車のスピードを自動的にコントロールするATCの機能が正常に働くかどうかを見る。年明けからは、徐々に走るスピードを上げ、高速走行時での列車の安定性や安全性に問題がないかを調べる。3月初旬には時速260キロで走らせる。

 3月初旬からは再び、イースト・アイを走らせ、同28日で今年度の走行試験は終了。黒部宇奈月温泉-金沢間の92キロは、来年4月以降に実施する。


毎日新聞より引用)







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